ハリオシギはすっかり減ってしまいタシギだらけになっています。チュウジシギは少し残っています。 秋の渡りのハリオシギの終認は、昨年は10月18日 でした。今季はいつまで見られるでしょうか。2024年は越冬ではないと思われますが、 2月にハリオシギ、チュウジシギを確認 しています。鬼に笑われますが、2026年は越冬個体を見たいですね。
昨日に続き見に行ったサシバは低調でした。前日に渡り切ってしまった感じです…。^^; この時季は日課のジシギ観察があるので、アカハラダカ、サシバともになかなか渡りを見に行けません…。
ハリオシギ幼鳥。これが今季最後のハリオシギになるかもしれませんね。
今季も石垣島ジシギ合宿を開催しました。おかげさまで、5シーズン連続の実施となりました。今回は1人の参加。朝9時に集合して、午後4時ごろまでジシギを見まくりました。
例年より1カ月ほど遅い開催となったのでハリオシギの個体数が少なく、数十羽見た中で2個体のみでした。一番多いのがチュウジシギでピークを迎えているので幼鳥ばかり。タシギは成鳥に続き、幼鳥が入りだし、これからピークを迎えます。
過去の石垣島ジシギ合宿 の模様もご覧ください。次回は来年の春に開催予定です。ハリオシギ、チュウジシギの識別力を高めるため、ふるってご参加ください。^^
今季初のキアシシギ幼鳥やオバシギ、オジロトウネン幼鳥が見られました。アオアシシギは幼鳥が増えだしています。ジシギを見ていると久しぶりにヒクイナも現れました。
数十羽のジシギを見続けて、やっと絞り出したハリオシギ。
チュウジシギ10羽程度の群れを見ていると草むらの中にジシギが登場。典型的なハリオシギの幼鳥でしたので尾羽をゲットすべく双眼鏡で追っていると意外と早く水浴びをしてくれました。^^
9月上旬に現れたハジロコチドリ がまだいました。滞在3週間です。田んぼや海岸など島内を広範囲に移動しているようです。ジャワアカガシラサギも長逗留しています。
今季初となるムナグロの幼鳥も到着。これが現れるとシギ、チドリの渡りは大詰めですね。
ハリオシギ、チュウジシギは滞在組と入れ替わり組で日々増減しています。
まだいたハジロコチドリ。
キタヤナギムシクイを見ることができた先週 に続いての与那国島出張。今回も仕事の合間に鳥見は忘れません。^^
前回のような特筆する種類は見られませんでしたが、サンコウチョウの小さな群れがあちこちにいるのが印象的でした。もちろんカワリサンコウチョウにも期待しましたが、残念ながらそれらしいのには巡り会えず…。
公園の駐車場脇にサンコウチョウの群れを発見。
ジャワアカガシラサギの初認 から遅れること1カ月。やっとアカガシラサギが到着しました。近年は、ジャワアカガシラサギの飛来後にアカガシラサギがやってくるパターンが続いています。個体数もジャワアカガシラサギの方が多い年が増えてきました。
先月、初確認したツメナガセキレイ は数がどんどん増えています。マミジロツメナガセキレイが多いようです。どこの群れも幼鳥、成鳥ともに混在しています。
今季初のアカガシラサギ。オタマジャクシを食っていた。
7月に飛来したジャワアカガシラサギ は長期滞在で個体数も増やしています。
同じ田んぼではタマシギやバンが抱卵中。年に複数回、繁殖するようです。シロハラクイナは孵化してまもないヒナや大きく育ったヒナなどさまざまな子育てのステージが混在しています。こちらも年に何度か子育てするのかもしれません。
ジャワアカガシラサギは3個体が同じ田んぼに滞在中。ほかのエリアでも確認されていて、島内にはそれなりの個体数がいるようです。沖縄本島にも北部、中部、南部で飛来が確認されています。近年、分布が東へどんどん広がっているようです。