日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2025年4月30日

リュウキュウサンコウチョウが増えてきました。アカショウビンは巣作りに精を出すペアによく出会います。リュウキュウアオバズクも繁殖序盤でペアリングがすんでいる個体も見られました。カラノスリと見られる個体も発見。

ペアで行動をともにしていたサンコウチョウ。この付近で巣を作るのでしょう。

2025年4月29日

今季2個体目となるカラシラサギが河口に飛来。近くにはクロツラヘラサギ3羽も滞在しています。繁殖シーズン序盤で活発なリュウキュウヨシゴイは5羽確認しました。田んぼには北帰行に置いてきぼりのコガモとハシビロガモがいました。

今季2個体目のカラシラサギ。波打ち際で魚を追いかけるお馴染みの行動を見せていました。

2025年4月29日

シギが増えてきているので、この日は一日中、シギ・チドリ探しに当てました。その結果、シベリアオオハシシギをはじめアメリカウズラシギ、ヨーロッパトウネン、キリアイ、サルハマシギ、ハリオシギ、オオメダイチドリなどシギ・チドリだけで合計21種類を確認できました。一日でこれだけの種類が見られるのはこの時期の醍醐味ですね。^^

シギ探しの終盤に突如としてセイタカシギ、オグロシギとともに降ってきたシベリアオオハシシギ。夏羽でかっこいいですねぇ。

2025年4月24日

自宅近くにやってくるアカショウビンのペアが今年も繁殖のために渡ってきました。巣穴掘りも始まっていますので、今季も順調な子育てに期待したいです。昨年は3羽のヒナが無事に巣立っていきました。

リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴掘り作業でくちばしに木くずが付いています。

2025年4月21日

4月下旬になっても北へ帰らない冬鳥や渡りの途中で立ち寄った旅鳥、繁殖シーズンを迎えて活発な留鳥などが混在してにぎやかになっている石垣島です。

最近、特に目につくのが繁殖期を迎えたリュウキュウヨシゴイであちこちの田んぼで出会うことができます。北に帰るはずが、まだ残っているのはキンクロハジロやオオバン。ほとんどが北帰したのですが、数羽が残っているようです。渡り途中のジシギも確認しています。

リュウキュウヨシゴイのオス。活発に飛び回る姿をよく見ます。

2025年4月15日

第4回石垣島ジシギ合宿を今年も開催しました。今回は北海道から2人が参加。といっても前日の下見からジシギが少なく嫌な予感がしていました。蓋を開けると…やはり不調。ハリオシギ1個体、チュウジシギ数羽、タシギ数羽という過去最悪の結果に終わりました。

おまけでナンヨウショウビンやリュウキュウアカショウビン、カンムリワシそのほか留鳥や渡り鳥など50種類ほど見ることができ喜んでもらえましたのでよしとしましょう。こんな年もあります。

この日唯一のハリオシギ。双眼鏡に入った瞬間に分かる美しい個体でした。

2025年4月14日

今年もコシャクシギが飛来しました。3羽の小さな群れでした。コシャクシギを観察しているとツバメチドリ13羽も到着しました。

サトウキビを車で流していたら鳴き声で気づいたコシャクシギ。毎年、コシャクシギが入る場所です。

2025年4月12日

石垣島の光の三原色。リュウキュウアカショウビン(Red)、キンバト(Green)、ナンヨウショウビン(Blue)です。今なら RGB 全て見られてお得です。^^

近所のアカショウビン。昨年と同じ個体のようです。

2025年4月11日

今季初のハリオシギを確認しました。タシギ、チュウジシギが少なく、ジシギの出だしが悪い予感です。

双眼鏡で畔をサーチしているとハリオシギ発見!!

2025年4月10日

移動中に海岸をのぞいてシギやチドリの確認。潮が悪くて遠かったー。^^;

オバシギは数羽の群れで飛来。

2025年4月9日

与那国島での出張の空いた時間でバードウオッチングをしてきました。

タイミングが良かったようでオオチドリやクロジョウビタキ、キガシラセキレイ、ヤツガシラ、ハリオシギ、チュウジシギなど短時間で見ることができました。島に滞在している大先輩たちのおかげでした!!

与那国島のオオチドリ鉄板ポイントに7羽が早朝に到着。仕事中に連絡をもらったのでそわそわ。

2025年4月7日

繁殖シーズン序盤のカンムリワシは活発です。天気がいい日は、上空でディスプレイ飛行したり、鳴き交わす声が聞こえてきます。幼鳥たちは気の立った成鳥にやられないように、目立たない行動を心がけないといけません。

越冬のチュウヒとサシバはまだ残っていますが、まもなく北上していくと思われます。

昨年生まれのカンムリワシの幼鳥。年末ごろからこの辺りを縄張りにしている。たまに成鳥に追われているけど、しばらくすると戻ってくる強気な個体。^^

2025年4月4日

2日続いた悪天候の影響で渡り途中と思われるシギ、チドリが局所的ですが、大量に到着しました。一番多かったのはセイタカシギ400オーバーの群れで、次にタカブシギ200+。多すぎて途中でカウントを中止しました…。^^;

ほかにもソリハシセイタカシギやオグロシギ、コアオアシシギ、サルハマシギ、ウズラシギ、シマアジなどが飛来して田んぼは非常ににぎやかになりましたが、2日後にはもとの状態に戻りました…。^^;

海岸にはオオメダイチドリが増え、ダイゼンも少数が飛来していました。

サルハマシギは2羽確認。

2025年4月2日

昨日から荒れ模様の石垣島。荒天となるとやはりヤツガシラが空から降ってくるのが石垣島です。3カ所で4個体が現れました。クロウタドリも到着したのですが、私はタイミングが悪くて見られずでした。

今季は、2月下旬に単独でやって来たのを皮切りに、3月中旬に十数羽、4月に入ってすぐ5羽を確認。春の渡りにつきものですが、滞在はいずれも数日から長くて1週間と短めです。

疲れた様子で枝に止まっていましたが、しばらくすると地面に降りて餌探し。ゴキブリを捕まえました。

2025年4月1日

2月中旬ごろから姿を見せなくなっていたナンヨウショウビンが再び石垣島に戻って来ました。行動パターンやくちばしや羽毛など外見の特徴から以前からの個体と同じだと思われます。

田んぼではソリハシセイタカシギやキリアイ、サルハマシギ、ウズラシギと豪華メンバーが群れを形成しており、島外からのバードウオッチャーを喜ばせています。^^

1カ月以上もの間、姿を見せなかったナンヨウショウビンが石垣島に戻って来ました。

2025年3月31日

自宅から近い林内で数年前から継続して繁殖しているカタグロトビが今年最初の繁殖に入る模様。石垣島のカタグロトビは年に2回ほど子育てし、時期もあまり定まっていないようですが暖かい時期の方が成功率は高いでしょう。カタグロトビは、今や石垣島の南部の町の近くから北部の平久保までどこでも見られるようになりました。

田んぼには、アマツバメが到着しました。5羽程度がツバメとともに乱舞していました。今季初のウズラシギや越冬組と区別しにくいですが、移動組と思われるアカアシシギも確認。セイタカシギも少しずつどうか中です。

目立つ枯れ枝に止まるカタグロトビ。時折、近くに止まる個体と鳴き交わしていました。

2025年3月26日

3月も終盤となり、カップルのカンムリワシを見る機会が増えて来ました。活発に動き回る季節で、カンムリワシの交通事故も多くなります。ムラサキサギも婚姻色が出だしている個体が増えてきました。

春の渡りも徐々に進んでいます。シギが少しずつ増え、移動中と思われるツメナガセキレイの大群にも遭遇しました。

カンムリワシのペア。左がオス個体。このペアの住むエリアは圃場に囲まれているので、交通事故の心配はなさそうです。

2025年3月22日

今季の石垣島はヤツガシラの当たり年のようです。あちこちから発見の情報が寄せられます。この日だけで十数個体が確認されました。私自身も仕事の移動中に2羽を撮影。

ジシギの移動がやっと始まったようです。越冬組とは明らかに雰囲気が違うので春の渡りを感じます。^^

作業員の乗った芝刈機が、エンジン音を響かせながら走り回るのを、気にする様子も見せずに採餌するのがヤツガシラですね。

2025年3月21日

クロウタドリとならび、石垣島に春を告げるヤツガシラが4カ所に5羽。島の西部の一部地域だけでこの数なので、全体ではかなりの数が飛来していると思われます。前日の強い北風で降りる個体が多かったのでしょうか。

警戒心の全くないヤツガシラ。来島者を喜ばせています。

2025年3月15日

越冬ウグイスはチョウセンウグイスは確認できなくなり、ウグイスはさえずりの練習を始める個体が増えて来ました。

昨年秋からいるアカガシラサギは相変わらず冬の装いのまま、同じ田んぼには春の渡りでオジロトウネンが数羽飛来しました。タシギは越冬組が田植えなどの作業の影響でばらけていました。

地鳴きとさえずりの練習を見せていたウグイス。