日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年7月28日(旧暦では2018年6月16日)

普通なら秋は9月以降にやってくるハシブトアジサシが7月なのにもうやってきました。2カ月近く早めの飛来です。

干潟では、カニを捕まえていました。マングローブのかげから近い距離で観察していると小石を結構呑み込んでいることが分かりました。ハトやニワトリと同様、砂嚢に小石を貯めてカニを消化しているのだろうか?

ハシブトアジサシ

大きなカニを捕まえてきたハシブトアジサシ。

ハシブトアジサシ

足もハサミもついたまま呑み込みました。

ハシブトアジサシ

食後は近くの小石をついばんでいた。アジサシの仲間が小石を呑み込むのは初めて見ました。

ハシブトアジサシ

砂浜で休んでいるところにカニが通りかかったら、走って襲いかかって捕まえた。こんな狩りもするんですね。

ハシブトアジサシ

成鳥冬羽。初列風切が9枚しか見えないと言うことはP10が抜けているんでしょう。

ハシブトアジサシ

裏面から主翼を見てみるとP10が数センチ伸びてきているのが分かります。これが伸び切ったら換羽は終わったも同然です。^^

ハシブトアジサシ

この角度だと右の翼の延伸中のP10が見えます。左は見えません。

ハシブトアジサシ

ハシブトアジサシ正面顔。アジサシの仲間で、体に対して翼は長めの方ですね。

ミサゴ

遠くのヤエヤマヒルギでミサゴが休んでいた。

Category: 野鳥
2018年7月28日(旧暦では2018年6月16日)

まだ7月ですが、秋の渡りがすでに始まったようです。海岸には、エリマキシギやオオメダイチドリ、アオアシシギ、トウネン、ハマシギ、キアシシギなどが飛来しました。

エリマキシギとハマシギは少し早めの出現でした。

エリマキシギ

エリマキシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ幼鳥。

アオアシシギ

アオアシシギは数羽が飛来していた。夏羽後期。

ハマシギ

ハマシギ夏羽後期。

トウネン

数羽のトウネン。夏羽後期。

キアシシギ

キアシシギは、干潟でシオマネキなどのカニを捕まえていた。夏羽から冬羽へ移行中。

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