日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

アカショウビン、キンバト、リュウキュウキビタキ、リュウキュウコノハズク、リュウキュウツミ(動画あり)

2021年6月2日(旧暦では2021年4月22日)

短時間バードウオッチングでしたが、石垣島の留鳥が勢揃いしました。^^

公園や林道などでリュウキュウアカショウビン数羽。巣穴堀りをしている個体やすでに抱卵に入っているペアなど出会えました。

キンバトの出会いは5月中旬ごろから非常に多くなり、ご多分に漏れず落下して裂開したオオバギの種子をついばんでいます。

リュウキュウキビタキは今年生まれの個体がすでにさえずりながら縄張りを主張。警戒心は弱めで縄張りの見回りなどしっかり観察できました。

リュウキュウコノハズクも数ペアが抱卵中です。

自宅近くのカタグロトビ の子育てを観察していたら、リュウキュウツミの巣を見つけました。カタグロトビの巣からほんの20〜30メートルしか離れておらず驚きました。ツミはほかのツミが近くを通ると追いかけて縄張りから排除していましたが、カタグロトビに対しては知らんぷり。カタグロトビもカラスにはアタックするのですが、ツミのことは気にかけていないようでした。不思議です。

リュウキュウアカショウビン

リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴を掘っていました。

リュウキュウアカショウビン

上の個体が掘っていた巣穴。同じ木にいくつも穴を開けていてどれを使うかはまだ分かりません。

リュウキュウアカショウビン

林道のアカショウビン。こちらもオスと思われます。

リュウキュウアカショウビン

公園のアカショウビン。セミの幼虫を捕まえました。毎年、恒例の風景です。

リュウキュウアカショウビン

上と同個体。メスが見当たらないので抱卵に入ったのかもしれません。

キンバト

キンバトのオス。オオバギの種を拾っていました。

キンバト

歩道で見つけましたが、自動車が通ってもあまり気にしていないようでした。

キンバト

消化に必要な小石を飲み込んでいます。

キンバト

近くで撮影できる愛想のいい個体でした。

リュウキュウコノハズク

新規ポイントのコノハズク。リュウキュウキビタキを撮影していたら、メジロたちが居場所を教えてくれました。

リュウキュウキビタキ

リュウキュウキビタキのオス。第1回夏羽。よくさえずっていました。動画も久しぶりに撮りました。

リュウキュウキビタキ

上と同個体。旧羽はかなりすれています。

リュウキュウキビタキ

上と同個体。距離を10メートルほどとっていれば警戒しない個体だったので、縄張りを一周するところをついて行ってみました。^^ フライングキャッチでエサをとったり、枝先でさえずったりしながらの移動でした。笹藪にも入ったのは意外でした。

リュウキュウツミ

カタグロトビの巣の近くで見つけたツミの巣。写真中央にメスが座っているのが見えます。