日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2025年9月23日

今季初のアオアシシギとエリマキシギの幼鳥が到着しました。そのほか、ハリオシギやチュウジシギ、タシギ、セイタカシギ、ヒバリシギ、トウネン、コアオアシシギなど滞在中です。

今季初のアオアシシギ。

2025年9月20日

キタヤナギムシクイを見ることができた先週 に続いての与那国島出張。今回も仕事の合間に鳥見は忘れません。^^

前回のような特筆する種類は見られませんでしたが、サンコウチョウの小さな群れがあちこちにいるのが印象的でした。もちろんカワリサンコウチョウにも期待しましたが、残念ながらそれらしいのには巡り会えず…。

公園の駐車場脇にサンコウチョウの群れを発見。

2025年9月17日

前日のいつもの田んぼの見回りでは、1羽のみの確認だったハリオシギが増えていました。第2波ではなさそうなので、たまたま草むらなんかに隠れていて見つからなかっただけなのか?

目の前にチュウジシギ。近すぎてフリーズ。

2025年9月16日

9月中旬ともなるとハリオシギの個体数が減って、チュウジシギばかりになってきます。この後、ふたたびハリオシギの第2波があると思われます。

トウネンは幼鳥が到着し始めました。ヒバリシギやアオアシシギ、ハマシギ、コトドリなども滞在中です。

この日、唯一のハリオシギは田んぼの一番奥で遠かった…。

2025年9月13日

与那国島出張の隙間時間で鳥見。秋の渡りが本格化しつつある雰囲気を感じながら林道を流していると、鳥が集まるアコウを発見。メジロの群れなどを観察していると黄色いムシクイが視界に飛び込んできました。双眼鏡に入れるとキタヤナギムシクイでした!! 枝から枝へと移動しながら、小さな昆虫などを捕食しているようでした。

ほかにもアカハラダカやブッポウソウ、サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキタシギ、シマアジ、タシギ、カラムクドリなどを初認しました。さすがは与那国島ですね。^^

キタヤナギムシクイ登場。ほかの日本産ムシクイとは明らかに違うので目立ちますね。

2025年9月11日

親離れも近くなり、カンムリワシの幼鳥がだんだん観察しやすくなってきました。石垣島内でも複数の幼鳥が確認されています。今季は台風もなく、繁殖成績が良さそうなので、何個体がカウントされるのか楽しみです。

先日のタマシギは1羽のヒナが巣内で死んでしまいましたが、生き残ったヒナは親鳥と元気に過ごしています。ネコ、カラス、カタグロトビと天敵は多いですが無事に育つといいですね。

カンムリワシの幼鳥。側溝に何か見つけると飛びかかり、自分で狩りの練習もしていました。

2025年9月3日

暇さえあればジシギ観察。ハリオシギは減ってチュウジシギが大勢を占めます。

ハリオシギ幼鳥。

2025年9月2日

石垣島のジシギの渡りがピークを迎えています。田んぼにはハリオシギとチュウジシギが滞在中ですが、エリアによって偏りがあるようです。

チュウジシギ幼鳥。

2025年9月5日

ジャワアカガシラサギの初認 から遅れること1カ月。やっとアカガシラサギが到着しました。近年は、ジャワアカガシラサギの飛来後にアカガシラサギがやってくるパターンが続いています。個体数もジャワアカガシラサギの方が多い年が増えてきました。

先月、初確認したツメナガセキレイ は数がどんどん増えています。マミジロツメナガセキレイが多いようです。どこの群れも幼鳥、成鳥ともに混在しています。

今季初のアカガシラサギ。オタマジャクシを食っていた。

2025年9月3日

7月に飛来したジャワアカガシラサギ は長期滞在で個体数も増やしています。

同じ田んぼではタマシギやバンが抱卵中。年に複数回、繁殖するようです。シロハラクイナは孵化してまもないヒナや大きく育ったヒナなどさまざまな子育てのステージが混在しています。こちらも年に何度か子育てするのかもしれません。

ジャワアカガシラサギは3個体が同じ田んぼに滞在中。ほかのエリアでも確認されていて、島内にはそれなりの個体数がいるようです。沖縄本島にも北部、中部、南部で飛来が確認されています。近年、分布が東へどんどん広がっているようです。

2025年9月4日

石垣島ではまれなハジロコチドリが登場しました。島で見るのは2回目です。コチドリの群れと一緒に行動していました。今季初となるサルハマシギの幼鳥も到着。数日前に確認していましたが、この日は写真に収めることができました。

田んぼは渡りのシーズンらしく、入れ替わりしながらアオアシシギやコアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、セイタカシギ、トウネンなどが滞在中です。

ハジロコチドリは夏羽から冬羽へ移行中でした。

2025年9月2日

石垣島のリュウキュウアカショウビンは鳴き声を聞く機会もほとんどなくなりました。冬羽への換羽が進行中でどの個体もみすぼらしい状態です。9月中にほとんどの個体が南へ渡り、アカショウビンを見つけるのが難しくなっていきます。

キンバトは落果しオオバギやヤンバルアカメガシワの種子を食べるために道路沿いで見る機会が増えています。

近所のアカショウビン。換羽が進みぼろぼろです。9月に入り渡去もまもなく。いなくなる前に元気な姿を写真に収めてきました。

2025年8月23日

ハリオシギの幼鳥もやっと到着しました。チュウジシギも成鳥、幼鳥とも数を増やしています。今季はなぜか中部地方でもハリオシギが多く確認されているようです。ほとんどが幼鳥のようですね。

ハリオシギ幼鳥。

2025年8月23日

今季初のツメナガセキレイを確認しました。幼鳥ですが、マミジロツメナガセキレイと思われます。警戒心ゼロのジャワアカガシラサギは長逗留中です。

タマシギは2回目の繁殖なのか、オスが枯葉を集めて巣を作っていました。ジシギが近づくと威嚇していました。

今季初確認となったマミジロツメナガセキレイ幼鳥。

2025年8月18日

ジシギを見ていたらタマシギのメスが登場。翼をパタパタしだしたと思ったらオスが茂みから現れました。その後は行動をともにして水浴びしたりして過ごしていました。2回目の繁殖でしょうか。ジャワアカガシラサギは引き続き長期滞在中です。

ペアで行動をともにするタマシギ。

2025年8月16日

ハリオシギ、チュウジシギは入れ替わりありませんが、今季2羽目のサルハマシギが飛来していました。ほかのシギはいつものメンバーが増減しながら滞在中。

ハリオシギ成鳥。

2025年8月15日

ハリオシギ、チュウジシギも少しずつ増えてきました。今年は両ジシギとも同じタイミングでの飛来となりました。個体数は今のところチュウジシギの方が多い状況です。

ハリオシギ成鳥。

2025年8月14日

ウズラシギを今季初認しました。3羽ほどで飛来。シギたちの秋の渡りの序盤が本格化し、田んぼにはタカブシギやアカアシシギ、ヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、アオアシシギ、コチドリなどが日替わりで通過していきます。

シギたちを観察していると緊張感が田んぼに走りました。上空を見てみるとカタグロトビの幼鳥が採餌に現れました。草むらに突っ込んだと思ったら、シロハラクイナのヒナをつかんで飛び出てきました。獲物が重いようで運ぶのに苦労しているようでした。

今季初確認となったウズラシギは成鳥でした。

2025年8月11日

ジャワアカガシラサギは数を増やして3カ所で4羽を確認。沖縄本島にもぞくぞくと入っているようで、すっかりこの時期の定番になりました。セイタカシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、コアオアシシギはそれぞれ幼鳥を今季初認しました。幼鳥は種類、数ともに日を追うごとに増えています。

ジャワアカガシラサギ2羽。警戒心が弱く、観察しやすい個体です。