日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2015年9月7日

あすは白露です。きょうの夕方、浦田原を通るとバンナ岳の頂上付近から何やら大きめの鳥の群れがこちらへ向かってきます。双眼鏡で覗いてみるとアマサギ数百羽の大きな群れでした。コサギやチュウダイサギなども少し交ざっているようでした。

8月下旬から増えつつあるサギの仲間ですが、ここへきてどっと数を増やしたようです。

田んぼに降りて休憩していると散歩をする人に驚いて飛び出しました。

2015年9月5日

今季2羽目となるカンムリワシ幼鳥が川平にいました。キシノウエトカゲを2匹捕まえて満足げでした。^^

昨年は、ここのカンムリワシは 3羽目の確認 でした。毎年、同じような順番でどの幼鳥も同じような場所に出てきます。

大きなキシノウエトカゲを2回捕まえていましたが、近すぎて障害物が避けられず撮影できずでした。写真は、3回目を失敗して、不思議そうに辺りを見回しているところです。

2015年9月5日

台風後も秋の渡りは順調に続いており、大浜海岸にはチュウシャクシギが30羽以上の群れでいました。1羽はフラッグをつけていました。ニュージーランド北島で装着されたと思われる個体です。その他、ソリハシシギやムナグロ、メダイチドリなどシギチがたくさんいました。

8月13日に今季初だったツメナガセキレイもかなり増え、そこらじゅうの芝生や田んぼにいます。シマアカモズも一気に増えました。その代わり、アカショウビンは渡りが進んでいるようで今日は1羽の姿もみませんでした。

マミジロツメナガセキレイの幼鳥。

2015年8月31日

ホウロクシギ3羽とチュウシャクシギ2羽が名蔵湾に飛来していました。師匠によるとダイシャクシギもいたそうですが、私は見つけられず…。^^; ホウロクシギの1羽は左足を傷めていて、 先日、田んぼで見つけた個体 と同じと思われます。

田んぼで休んでいたシギチは潮が引く頃になると申し合わせたように海岸に移動しました。

満潮時、田んぼで休むホウロクシギ3羽がいました。

2015年8月30日

10日ぐらい前から見かけるようになってきたシマアカモズ。きょうは、警戒心の薄い個体が近くで撮らせてくれました。

サトウキビ畑でバッタなどを捕まえていました。

昨年、一番に巣立ちが確認されたカンムリワシのペアの子 が、ことしも一番に登場しましたが、対向車に驚いて飛んでしまいました。^^;

シマアカモズの幼鳥です。撮影は今季初。

2015年8月29日

きょうは、与那国島に行く予定でしたが、天気が悪そうだったので石垣島を回りました。水田にはセイタカシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、アオアシシギ、コチドリなど多くのシギチが渡ってきていましたが、そのなかで4羽の見慣れないシギが。双眼鏡で覗いてみるとオグロシギの幼鳥でした。かなり忙しく田んぼをつついて餌探ししていました。

山間の田んぼにはカワセミがいました。 先日のカワセミ は台風の影響なのか換羽なのかぼろぼろでしたが、この個体は比較的きれいでした。

かわいらしいオグロシギの幼鳥。

2015年8月28日

アカショウビンを嵩田林道で満喫して帰り道、田んぼを走っているとなにやらでかい鳥影が。双眼鏡で覗いてみるとホウロクシギの幼鳥でした。^^ 観察していると、左足を怪我しているようでした。これも台風15号の影響でしょうか。

左足が悪いようで歩くときも引きずっていました。

2015年8月28日

8月末でこれだけアカショウビンが見られるのもなかなかないです。特にことしは、嵩田林道が絶好調で、あそこにいけばアカショウビン、キンバト、カンムリワシ、リュウキュウキビタキなどが見られます。きょう撮影したアカショウビンは全て嵩田林道です。

勝手な推測ですが、石垣市がことしから於茂登岳近辺で昆虫採集などを禁止して人通りが激減したのが原因かもしれませんね。ホタルツアーが減ればもっと見やすくなり十数年前の環境になるかも。こんなこと書くと怒られそうですが、私は昆虫採集反対ではありません。むしろ石垣市の一方的なやり方には疑問を覚えております。念のため。^^;

カタツムリを捕まえました。このカタツムリはフタがあるように見えるのですがなんの種類でしょうか。翼にはシラミバエが食い込んでいます。

2015年8月27日

宮古島のすぐ隣の池間島にもアカエリヒレアシシギが入ったので、きょうは朝から島内の田んぼを探し回りました。

アカエリヒレアシシギは毎年9月ごろに飛来します。昨年は10月、その前は9月に入りました。

アカエリヒレアシシギはどの個体も人間を恐れません。日ごろ、外洋で暮らしていて人間との接触がないからでしょうか?

2015年8月27日

セッカも風速71メートルの台風に耐えました。サトウキビ畑を車で走っていると「チチン、チチン」と元気に飛び回るセッカがたくさん見られました。^^

小さな小さなセッカです。車を止めていると目の前の草むらに止まりました。正面顏かわいいですね。

2015年8月27日

アカショウビンもカワセミも換羽中でぼろぼろでした。石垣島のカワセミは非常に警戒心が強くなかなか見られません。

大浜海岸にカワセミがいました。海にいるからウミセミですね。^^;

2015年8月27日

風速71メートルが吹き、石垣島に大きな被害を与えた台風15号の後、各地を回ると野鳥たちは夜間眠れなかったようで、一様に疲れた様子をみせていました。

沿岸のシギやチドリは砂浜に座り込んで寝ている個体も多くいました。

田んぼで疲れたハマシギが休んでいました。

2015年8月21日

まだ渡らないアカショウビンはあちこちで見られますが、換羽が始まりみんなぼろぼろ。^^; きょうは林道で3羽ほど確認できました。キンバトは久しぶりにメスを見つけたのですが、ガードレール止まり…。^^;

羽の抜けかわりで、ぼろぼろのアカショウビン。

2015年8月21日

平田原はリュウキュウヨシゴイの密度が濃いです。最近、とくによく目にします。他の田んぼで見るリュウキュウヨシゴイよりも警戒心がないので観察、撮影はしやすいです。

白水には今季初のカイツブリが渡ってきていました。

このリュウキュウヨシゴイは、こんな乾燥しているところでなにをしているんだろう?

2015年8月21日

大きな台風15号が石垣島を23日ごろ直撃する予報です。しかし、予報通り90度曲がって八重山に来るとは思えないので、それほど心配はしていません。

きょうは台風の影響もあり風が朝から強く吹いていました。正午の用事を済ませてから大浜海岸から宮良牧中、白水、平田原と回ってきました。ムナグロがここ数日でかなり増え、数羽の群れから二十数羽の群れまで田んぼや海岸で見られました。他は、チュウシャクシギやコアオアシシギ、ハマシギ、キアシシギ、ソリハシシギなどが見られました。

アジサシ類ではコアジサシとベニアジサシも見られました。

チュウシャクシギ。奥の個体が群れの中で目立って大きかったです。

2015年8月20日

仕事の合間に時間が空いたので鳥見です。^^

大浜海岸には、シギチが増えてきました。きょうは、チュウシャクシギ、ムナグロ、ダイゼン、ソリハシシギ、ハマシギ、オオメダイチドリ、シロチドリなどが観察できました。^^

潮が引いていて遠かったので、ロクヨンに2倍のエクステンダをかまして1200mmです。^^;

6羽のチュウシャクシギの群れの中に、右足に白のフラッグ、左足に金属の脚環をつけた個体がいました。ニュージーランド北島で装着されたものです。

2015年8月17日

名蔵ダムから自宅に帰るまでにコノハズクの巣立ちビナを十数羽見ました。そのなかで一番観察しやすく愛想のよいヒナを撮影してきました。動画もあります。

石垣島と西表島は日本でダントツのコノハズクの生息密度だと思います。^^

しきりに鳴き声をあげて親鳥に餌を催促していました。もう1羽は少し離れたところに止まっていました。

2015年8月17日

大浜海岸や白水の水田地帯を回ってバードウオッチングしてきました。カンムリワシやコチドリ、タカブシギ、クサシギ、イソシギ、セイタカシギなどが多く見られました。サギの群れはいなくなっていました。

海岸では、アオアシシギ、キアシシギ、キョウジョシギが多くいました。アジサシの仲間はいませんでした。

田んぼの獲物を狙うカンムリワシ。

2015年8月13日

オオアジサシ8羽がエビ養殖場でエビをとっていました。1羽が捕ると他のオオアジサシが大騒ぎで追いかけまわします。

着いた時間が逆光で少し撮りにくかったです。^^;

オオアジサシも冬羽になり、頭の前の方が白いです。