工事スタートでコアジサシ、シロチドリ受難 2024年6月8日(旧暦では2024年5月3日) ついに工事が始まってしまいました。絶滅危惧種のコアジサシが抱卵していようが、お構いなし。今頃になって鳥よけのテープや凧が設置されました。優しさがかけらも感じられませんね。環境省の示す「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」の内容にも沿っていないやり方です。 コアジサシ 抱卵するメス(右)に餌を運んできたオス。鳥よけのために設置された猛禽類を模した凧に怯えながらなんとか給餌していました。 コアジサシ メスの腹の下には卵が二つ見えます。ほかにもいくつか抱卵中の巣があったのですが、見ている限りは鳥よけを恐れて巣に戻れないようでした。 コアジサシ 鳥よけが怖くて降りれず、警戒の鳴き声を上げながら上空を舞うコアジサシ。 シロチドリ シロチドリも怯えながらなんとか抱卵。かなりのストレスがかかっていると思われます。 コアジサシとシロチドリが繁殖する現場。すでに繁殖中にもかかわらず、猛禽型の凧や蛍光色のテープが設置されました。 Category:野鳥Tag:FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS / SEL14TC / コアジサシ / シロチドリ