年末、血を吐きながら年内の原稿を出稿し終えたので、短時間ですが2022年、最後の鳥見をしてきました。
12月に入り、ツグミやアカハラ、シロハラが一気に増えていました。ツグミはほとんどがハチジョウツグミで羽衣の色合いがバリエーションに富んでいて比較するだけで楽しいです。アカハラ、シロハラも渡り直後より警戒心が緩み、観察しやすくなっています。
ちょっとした草むらからはチョウセンウグイスやムジセッカの鳴き声が聞こえてきますが、昨年よりは若干少ないようです。
ジョウビタキ、ノビタキ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなども越冬中。
以前から滞在中のアカツクシガモ3羽に加えてツクシガモ4羽も飛来しました。コハクチョウやクロヅル、ヘラサギなども引き続き滞在しています。
カモの仲間はハシビロガモが最も多く、次いでヒドリガモやコガモ、キンクロハジロなど。今季はメジロガモがまだ確認できていません。
多くのタシギが越冬中で、複数箇所の田んぼで合計200羽ほど見た中に、1羽だけチュウジシギがいました。
カンムリワシは幼鳥、成鳥とも見やすくなってきました。これから輪禍も増えるので石垣島や西表島でハンドルを握る時は注意が必要です。
この日、一番鮮やかだったハチジョウツグミ。成鳥。
気温が下がり、カモたちが増えてきました。今季初のハシビロガモとヒドリガモを確認。 ハシビロガモは7月にも飛来 しましたが、渡りとしては今回が初でしょう。
シギ類の渡りのピークはすぎましたが、それでも田んぼにはオジロトウネンやトウネン、ヒバリシギ、チュウジシギ、タシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが滞在中です。
今季初のハシビロガモ。オス幼鳥。
ジシギが増えてきたのでハリオシギ、チュウジシギ識別業務の開始。
一つの田んぼに8羽滞在で、ハリオシギは幼鳥1、成鳥3でチュウジシギは幼鳥3、成鳥1でした。
例年通りなら今後はチュウジシギが増えていき、9月に入るとふたたびハリオシギが増え、9月中旬まで楽しめます。
ハリオシギ幼鳥。この美しさは 昨年の個体 を彷彿とさせました。
8月10日に初認 したジシギがどんどん増えています。この日はハリオシギとチュウジシギが成鳥、幼鳥合わせて7羽ほどが一つのエリアで確認できました。タシギの初陣はまもなく到着です。
ハリオシギ成鳥夏羽後期。
今季は全国的にコシャクシギが多く確認されていますが、石垣島でも4羽のコシャクシギが確認されました。 先日、愛知県で見て来たコシャクシギ は水の張られた田んぼにいましたが、石垣島や沖縄ではサトウキビ畑か牧草地に入るケースがほとんどです。ところ変わればいろいろな環境を利用するのですね。
シーズン中、石垣島を留守にしていたのでハリオシギは難しいかと思っていましたが、1羽だけ確認できました。チュウジシギはまだまだ残っていましたが、タシギはゼロでした。例年のパターンです。
ソリハシセイタカシギは昨年秋から散発的にやって来ます。今季は、ほかの淡水シギは少ないようです。
サトウキビ畑にコシャクシギが4羽。最初は遠かったけど、車内から静かにみているとだんだん近くに来ました。