台風4号でエリグロアジサシ被害
これまで全く台風がなかった石垣島についに台風がやってきてしまいました。順調にいっていたエリグロアジサシの子育てもコロニーの一部で被害が出たようです。
今日は吹き返しの風が強烈だったので、また後日、しっかりと確認したいと思いますが気が重いですね。
抱卵中だったペアですが、卵が海に落ちてしまった模様です。
これまで全く台風がなかった石垣島についに台風がやってきてしまいました。順調にいっていたエリグロアジサシの子育てもコロニーの一部で被害が出たようです。
今日は吹き返しの風が強烈だったので、また後日、しっかりと確認したいと思いますが気が重いですね。
抱卵中だったペアですが、卵が海に落ちてしまった模様です。
サルハマシギ6羽が田んぼにいると連絡をもらい休憩時間にサクッと見てきました。現地に到着し、水の張られた田んぼにはたくさんのシギが集まっていました。
双眼鏡を持っていくのを忘れたのですが、サルハマシギは肉眼でもすぐに分かりました。全て成鳥で夏羽から冬羽へ換羽中でした。一度にいろいろな状態の羽衣が見られて得した気分です。^^
サルハマシギ夏羽から冬羽へ換羽中。
こちらも冬羽に移行中。
上と同個体。風切羽はまだ変わっていません。
メスと思われる個体。
これはオスかな。
換羽が一番進んでいる個体。
田んぼの一番奥にいた2羽。遠い…。^^;
タカブシギ成鳥。ほぼ夏羽でスレっスレのボロッボロです。
ヒバリシギ夏羽後期。
石垣島では、7月の終わりごろになるとクロハラアジサシの秋の渡りが始まることによって、夏の間、八重山で繁殖しているオオアジサシ、ベニアジサシ、エリグロアジサシ、コアジサシと合わせて5種類のアジサシたちが観察できます。
もう少し経つとハシブトアジサシもやってきます。石垣島のオニアジサシはもう少し遅れて11月初旬にやってきます。
エリグロアジサシを見ていたら大きなアジサシが着地。オオアジサシでした。
ベニアジサシはエリグロアジサシと同じ場所で繁殖していましたが、巣立ちはエリグロアジサシより少し早いようです。
巣立ったヒナに餌を運ぶエリグロアジサシ。
この日、沿岸にやってくるのはエリグロアジサシばかりでした。
コアジサシはほぼ子育てを終えて、幼鳥たちも自立しています。
クロハラアジサシは単独でいました。夏羽後期です。
オオアジサシは大きくて迫力があります。繁殖を終え、換羽が始まりボロボロです。
冬羽に変わりつつあるコアジサシ。
クロサギの幼鳥。2羽で親鳥を追っていました。
海岸と田んぼを見回り、12種類のシギとチドリを観察。今季初となる幼鳥も確認できました。
田んぼでは、アカアシシギとタカブシギの幼鳥を発見。両種とも今季初の幼鳥です。ほかにはセイタカシギやヒバリシギ、イソシギがいました。海岸には、今季初のムナグロやトウネン、アオアシシギ、ミユビシギ、シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ。
今季初となるアカアシシギの幼鳥。
こちらは今季初のタカブシギの幼鳥。
タカブシギ冬羽へ。
飛翔するアカアシシギ幼鳥。
アカアシシギ成鳥冬羽。
トウネンは同じ群れの中でも換羽の進行状況がさまざま。
今季初確認のムナグロ。十数羽の群れでした。
ミユビシギ夏羽後期。少し冬羽も出ていまし。
砂浜で休むオオメダイチドリとメダイチドリ。
シロチドリは、砂浜を走りながら小さな昆虫を捕らえていた。
田んぼに現れたイソシギ成鳥。
セイタカシギも少しずつ増えてきました。なぜかほとんどオス。
冬羽へ向かいつつあるヒバリシギ成鳥。
アオアシシギ冬羽。
石垣島など八重山で繁殖するアジサシ4種類(エリグロアジサシ、ベニアジサシ、オオアジサシ、コアジサシ)の巣立ちビナを確認することができました。
オオアジサシの幼鳥(手前)を連れた親鳥。
エリグロアジサシの幼鳥と親鳥。
ベニアジサシの巣立ちビナ(奥)。親鳥がどこかへ飛んでいき、心配そう。
巣立ちビナに小魚を持ってきたが、満腹のようでそっぽを向いている。親鳥は餌でつって飛ぶ練習をさせたい模様。
オオアジサシの幼鳥。八重山では尖閣諸島以外では繁殖していないそうです。はるばる尖閣諸島北小島からやってきました。
オオアジサシ。親鳥(右)と並ぶと大きさの違いが顕著です。
エリグロアジサシのヒナ。兄弟と思われます。
餌をくわえた親鳥を見つけて大騒ぎのエリグロアジサシの幼鳥。
ベニアジサシ、エリグロアジサシ、コアジサシの飛翔。ミサゴに驚いて飛び立った。
エリグロアジサシの家族が思い思いに過ごしていた。奥にいる幼鳥はベニアジサシ。
エリグロアジサシの幼鳥。餌はまだ取れないようで親鳥から給餌を受けていました。
α9II と FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS の組み合わせによるカンムリワシの飛翔でオートフォーカステスト。飛び出してからこちらに向かってくる間、一枚もフォーカスを外さずに追ってくれました。しかも1秒間に20枚も撮れます。^^
カンムリワシの飛翔。しっかり目にピントが来ています。
獲物に飛びかかるカンムリワシ。獲物は何か不明。2倍のテレコンバーターをかませていますがしっかりフォーカスしてくれます。
上の獲物とは別。カニを捕まえたようです。
とにかくファインダーに入れさえすれば、α9II の高性能なオートフォーカスが被写体を追い続けてくれます。
台風などの試練をくぐり抜けてリュウキュウサンコウチョウのヒナが1羽巣立ちました。台風4号の強風では枝が折れてしまい、3羽いたヒナも1羽になってしまいましたが、なんとか巣立っていきました。
近くの林道では今季初確認となるキセキレイが1羽。林道を行ったり来たりしながら餌をついばんでいました。
ガをもってきたサンコウチョウのメス。巣の左側の枝が折れている。1羽だけ生き残ったヒナは一生懸命、餌をねだっていました。この翌朝に無事に巣立っていきました。
給餌した後、ヒナが排泄するのを待つ親鳥。この後、フンをつまんで飛んでいった。
今期初確認のキセキレイ。8月10日に発見されており、 昨年と全く同じ日付の初認 となりました。
久しぶりの夜探でリュウキュウコノハズク7、リュウキュウアカショウビン2、ズグロミゾゴイ2、リュウキュウアオバズク3など。全て幼鳥でした。写真は撮りやすい個体のみです。^^;
コノハズク幼鳥。見た目は、すっかり第1回冬羽に変わっていますが鳴き声は幼鳥のままでした。
上の個体の兄弟。こちらも見た目は成鳥と変わりません。
アカショウビン幼鳥。ほとんど巣立ちましたが、まだ1カ所ではスタートが遅かったようで、巣の中のヒナに餌を運んでいる。
ズグロミゾゴイ幼鳥。次列風切あたりは換羽が始まっているのかな? ズグロミゾゴイの換羽ってどうやって進むのかよく分かりません…。^^;
リュウキュウアカショウビンはほとんどが繁殖を終え、まだ子育てしているのは残り1ペアとなりました。石垣島内のアカショウビンのポイントを回っていても今年巣立った幼鳥との出会いが多く、今日は成鳥2羽に幼鳥3羽でした。
先月巣立ったと思われるズグロミゾゴイ に再会することができました。やぶを歩きながら自ら餌を探していました。
林道でアカショウビンの成鳥メス。この個体は長いこと放卵していましたが、無精卵だったようで結局、ヒナは生まれませんでした。
アカショウビン成鳥メス。幼鳥は3個体に出会いましたが、どれも警戒心が強くてまともな写真は撮れず…。^^;
巣立って1カ月ほどたちますが、頭頂部にはまだ綿毛が残っていました。
田んぼと海岸を回ってシギ14種とチドリ6種を確認しました。今季初のチュウシャクシギは残念なことに写真に収められませんでした。ムナグロとコチドリはたくさんいましたが撮り忘れ…。^^;
今季初のクサシギは3カ所で合わせて4羽確認。幼鳥も増えてきて、今季初のヒバリシギ、セイタカシギ、メダイチドリそれぞれの幼鳥のほかにアカアシシギ、タカブシギで幼鳥を確認しました。
田んぼでは、今季初確認のチュウサギが1羽いました。
ヒバリシギの幼鳥。
セイタカシギ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
メダイチドリ幼鳥。
タカブシギ幼羽。
アカアシシギ幼羽から第1回冬羽へ。
コアオアシシギほぼ冬羽。
クサシギ夏羽から冬羽へ。
アオアシシギ夏羽から冬羽へ。
セイタカシギ成鳥オス。
イソシギ夏羽後期。
事故に遭ったのか、右足が途中からありません。タカブシギ夏羽後期。
ミユビシギ夏羽から冬羽へ。石垣島では越冬してくれないので、あの美しい冬羽が見られないのが残念。
キョウジョシギ成鳥オス。夏羽後期。
キョウジョシギのメス。夏羽から冬羽へ。
トウネン夏羽から冬羽へ。
キアシシギ、水浴び後の羽づくろい。夏羽から冬羽へ。
ソリハシシギ両方とも夏羽後期。
トウネン、ソリハシシギ、メダイチドリ、シロチドリの昼寝。
オオメダイチドリ冬羽。
コサギの群れにチュウサギが1羽。
アカショウビンは成鳥はそろそろ渡り始める個体が増えてきて見かける頻度が少なくなってきました。
カンムリワシは子育ても佳境に入り、今月末ぐらいからぼちぼちあの真っ白で美しい幼鳥が見られるようになると思います。
ムラサキサギも子育てが終わったペアが多いようで、幼鳥を見るようになりました。
アカショウビン成鳥。9月末ぐらいまでは見られますが、数はどんどん減っていきます。
カンムリワシのメス。雨上がりに羽を乾かしていました。
ムラサキサギ成鳥。巣立った幼鳥も複数観察できました。
海のアジサシたちは子育ても終わり、そろそろ南下していく時期ですが、入れ替わるようにいわゆる沼アジサシのクロハラアジサシを見る機会が増えました。
田んぼで小さな獲物を捕まえたクロハラアジサシ。
ボデーはほとんど夏羽に見えますが、腹に冬羽も少しのぞき始めています。風切羽は初列風切の最外部1枚を残して生え変わっています。
田んぼの上を飛び回って疲れたのか休憩。
今季初確認のチュウジシギを田んぼのあぜで発見。やっと見つけたって感じです。ほかのシギはいつもと同じ顔ぶれでしたので写真は省略。
エリマキシギとジャワアカガシラサギは情報をもらって見にいきましたが、見つからず。代わりにベニバトのメスを見つけましたが、写真は撮れずでした…。
チュウジシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。肩羽あたりは冬羽に変わっています。
ムナグロ成鳥。夏羽から冬羽へ変わりつつあります。
トウネン夏羽から冬羽へ換羽中。
今季初のエリマキシギを確認。幼鳥のメスでした。
チュウジシギは一昨日、今季初を確認 しましたが、今日は4個体ほど確認することができました。同じ田んぼにツバメチドリ4羽もいたのですが、とりあえずチュウジシギの写真をおさえているとカラスに驚いてはるかかなたに飛び去ってしまい再発見できませんでした。
ほかにもアカアシシギやアオアシシギ、セイタカシギ、クサシギ、ヒバリシギ、タマシギ、ムナグロ、コチドリなどを確認。賑やかな田んぼとなっていました。
2日前のベニバトとジャワアカガシラサギは再発見できませんでしたが、短時間でシギがこれだけ見られれば満足ですね。^^
チュウジシギ成鳥。冬羽へ換羽中です。
こちらもチュウジシギ成鳥。水浴び後の羽繕い中。
念のため、脇羽を確認。
尾羽も確認。
こちらもチュウジシギ成鳥。早く幼鳥も見たいですね。近すぎたのでフリーズしちゃいました。^^;
土手をつつくチュウジシギ。ずいぶんと尾羽が短く見える個体です。なんらかのアクシデントに遭ったのか?
今季初のエリマキシギ。幼鳥メスでした。場所的に2日前に教えてもらって見られなかった個体かもしれません。
ヒバリシギ。赤味がないタイプの幼鳥。
こちらも幼鳥。最近、幼鳥が増えてきました。
こちらはヒバリシギ成鳥。夏羽後期ですが、数枚の冬羽も見えています。
タマシギのオス。
アオアシシギ成鳥。夏羽から冬羽へ変わりつつあります。
クサシギ夏羽後期。1週間ほど前から増え出しました。
セイタカシギ。まだまだ幼羽をたくさんまとっています。
アカアシシギ幼鳥。
ムナグロ夏羽から冬羽へ。10羽ほどの群れの中でこの個体の換羽が一番進んでいました。
コチドリ。冬羽へ移行中。
8月中旬ごろになると毎年のように石垣島にやってくるジャワアカガシラサギ。 昨年は8月14日にジャワアカガシラサギ 見ており、場所を変えながら10月ぐらいまで滞在していました。この個体も確認してからすでに数日が経っており、このまま滞在する可能性が高いです。
ベニバトは春と秋の渡りとほかに、稲刈りに合わせているかのように6月ぐらいにも現れます。8月にやって来るのは秋の渡りで、刈り残された米などについて長期滞在するパターンが多いです。このベニバトも数日前にシギを見ているときに偶然発見した個体です。
すでに数日滞在しているジャワアカガシラサギ冬羽。
ジャワアカガシラサギ(左)とチュウサギ。二羽で並ぶとジャワアカガシラサギの小ささがよく分かります。雨が降り出してきました。
降り出した雨が強くなり、風も私が乗っている車を大きく揺らすほど吹き出したのでたまらず飛び出したジャワアカガシラサギ。
ベニバトのメス成鳥夏羽後期。
先日見つけた時は、放棄され、倒れた稲の中にいたので写真はほとんど撮れませんでしたが、今日はなぜか農道を歩いていました。
アカアシシギ。左の個体はほぼ第1回冬羽、右はほぼ幼羽。
アオアシシギ4羽。全て成鳥で夏羽から冬羽に変わりつつあります。
トウネン成鳥。冬羽が少しだけ見えています。
4月27日に営巣してるのかどうか微妙な行動を見せていたカンムリワシ は、6月8日に営巣が同所で確認され、ヒナも順調に育って間も無く巣立ちというところで石垣島を襲った台風4号の直後、ヒナが落鳥しました。親と同じぐらいの大きさまで育っており、カラスなどの被害は考えられませんので、餌不足が原因かもしれません。
ふ化後、20日程度と思われるカンムリワシのヒナ。
肩のあたりに綿毛の下から幼羽がのぞき出しています。
台風通過後で田んぼにはいつもの数倍の鳥たちが集まっていました。
田んぼを午後6時から1時間ほど回った結果、特に増えたのがセイタカシギで170、その次はタカブシギで150、アカアシシギ50、アオアシシギ40、トウネン20ほどです。ヒバリシギも多いのですが、なにせ小さいので50まで数えたところでギブアップしました…。^^; さんざん載せているので写真は省略で…。
そんな中、1羽だけいたのが今季初のオグロシギ。春と秋には定期的に石垣島を中継していきますが、数は多くないです。コアオアシシギも1羽だけ。こちらはまもなく、幼鳥も含めて増えて来ると思われます。
台風が来てこれだけ一気に増えるということは、天気がいいと石垣島に寄らずに通過していくシギやチドリの群も多いのでしょうね。
今季初のオグロシギ成鳥冬羽。 春には同じ田んぼにオス がやってきました。
コアオアシシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。
アオアシシギ数羽の群れの中でどきっとした個体。おそらくここだけ水深が深いと思われます。
アマサギも増えてきました。
台風後、期待して田んぼを探してみるといました。キリアイの成鳥!! 秋の渡りではキリアイは幼鳥が多いので嬉しい出会いでした。^^ 厳密には翼を広げないと第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中なのか完全な成鳥羽なのかは分かりませんが…。
しかし、遠かった。70メートル先の17センチ前後の小さな鳥なので全て超トリミング。次は近くで撮りたいですね。
今季初のウズラシギを確認と昨日のオグロシギが2羽に増えていました。台風の影響で昨日、大量に田んぼに入ったシギ、チドリはずいぶん数が減っていました。そんなに焦ることはないとにと思ってしまいますが、さっさと島を後にして行ったようです。
キリアイ成鳥。夏羽後期で冬羽も見え始めています。
キリアイは、小さな虫や巻貝を食べているようでした。
キリアイの大きさ比べ。奥はウズラシギで右はヒバリシギです。
田んぼの一番奥にいたのでキリアイまでの距離は約70メートル。超トリミングしています。
本土でも多くのキリアイ幼鳥が確認されているようなので、そちらにも期待です。
オグロシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。
昨日の個体 。こちらは冬羽に変わっています。
今季初のウズラシギ。夏羽後期。
いつもは砂浜や干潟にいるソリハシシギが田んぼにいました。違和感あるなー。
コアオアシシギ冬羽。今日は4羽ほどいました。
アオアシシギおおむね冬羽。
ジャワアカガシラサギは今日も元気に田んぼで餌探し。同じエリアからほとんど動きはありません。
ジャワアカガシラサギを観察しているとツメナガセキレイの鳴き声が聞こえてきました。2羽が田んぼの中に降りたので双眼鏡で探してみると今季初のマミジロツメナガセキレイでした。
ジシギ探しのついでにタマシギもよく見るのですが、いつも距離が遠いですね。^^;
先日から滞在中のジャワアカガシラサギは今日も健在。
コサギにしかられて茂みに逃げ込むジャワアカガシラサギ。
ジャワアカガシラサギを見ていたら今季初のマミジロツメナガセキレイ2羽が現れました。
タマシギのメス。田んぼの端にいたので70メートル以上離れている…。
今季初チョウゲンボウを確認しました。なぜか幼鳥でした。例年、成鳥で初記録するのですがなぜだろう?
昨日、今季初確認したマミジロツメナガセキレイ は今日になって一気に増え、田んぼや畑で大きな群れが見られました。成鳥、幼鳥が入り混じっていました。
数日前に今季初確認していて写真を撮り忘れていたチュウダイサギも引き続き、同じ場所で逗留中です。
今季初のチョウゲンボウ。幼鳥でした。海岸でシギやチドリを見ていたら現れました。
マミジロツメナガセキレイ成鳥メス。冬羽へ換羽中。
マミジロツメナガセキレイの群れの中にいたのですが、(キマユ)ツメナガセキレイの幼鳥っぽくも見える個体ですが、とりあえずはマミジロツメナガセキレイとしておきます。^^; 幼羽から第1回冬羽へ換羽中です。
コサギやアマサギに混じってチュウダイサギが1羽。
長年使ってきたCanonからSONYに乗り換えた理由の一つがオートフォーカスの素晴らしさなのですが、これまでカンムリワシとアジサシぐらいでしか試していませんでしたので、すばしっこいツバメでもテストしました。結論としてはズームができるレンズの200-600mmと相まって楽勝で撮れます。^^
この時期、秋の渡りで南下していくツバメが農耕地に成鳥、幼鳥の大群が現れます。リュウキュウツバメやアカハラツバメ、コシアカツバメなどが混じることもあります。
ツバメ幼羽から第1回冬羽へ。α9IIは多少の障害物があってもしっかりツバメを追いかけてくれます。
ツバメ幼鳥。こんなに幼い感じですが、すでに大飛行をする力を持っています。
こちらも今年生まれのツバメ。
この群れもしばらくすると南の方角へ飛び去っていきました。
満潮を少し過ぎたころの海岸を訪れてみるとオオアジサシやエリグロアジサシ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、キアシシギ、キョウジョシギ、シロチドリ、アオアシシギなどがいました。
オオアジサシは 先日、幼鳥を連れてやってきていた同じ個体 と思われます。エリグロアジサシもそうですが、すでに巣立ちビナは独り立ちしたのかいませんでした。
オオメダイチドリは幼鳥が増えてきています。小さな干潟ですが、少なくとも5羽の幼鳥がいました。
1週間ほど前に今季初確認はしていましたが、写真が撮れていなかったチュウシャクシギ は2羽でいました。
オオアジサシのエリグロアジサシ3羽。
オオメダイチドリ幼鳥。チョウゲンボウが現れて逃げの体勢に入っています。
オオメダイチドリ。こちらは幼羽から第1回冬羽へ換羽中です。三列風切の白く見えるところは部分白化でしょうか。
オオメダイチドリ幼羽から第1回冬羽へ。3列風切と思われる羽が抜けそうに垂れ下がっています。
こちらはバサバサになっていますが、第1回冬羽へ換羽中です。
ほぼ幼羽のオオメダイチドリ。
メダイチドリほぼ冬羽。
今季初撮影のチュウシャクシギ成鳥。
キアシシギ夏羽後期。
昨年は8月31日が石垣島での初確認だったハリオシギ は今年は8月25日でした。今年のハリオシギはなんと一日で6羽確認することができました。前日までチュウジシギ しかいなかったので、一夜にしてどかっと入ったようです。最高に楽しい一日でした。^^
乾いたあぜ道でハリオシギを発見。近すぎて思いっきり警戒して尾羽どころではありませんが、ハリオシギだと分かりやすい個体で成鳥です。
双眼鏡でさらに探すと2羽のハリオシギ。両方とも幼鳥かな?
水浴びを始めたジシギ。これも分かりやすいハリオシギ成鳥です。
上の個体の尾羽。水浴び後は確実に尾羽写真が抑えられます。
遠くにハリオシギらしい個体を発見。運よくすぐに尾羽を見せてくれました。しっかり針のような尾羽が見えていますね。^^
こちらは尾羽は見えませんでしたが、ハリオシギ幼鳥。
チュウジシギかなと思っていたのですが、尾羽の写真を見ると下の写真の通り針のようなものが見えます。なのでハリオシギかとも思ったのですが、やはりチュウジシギです。
上の個体の尾羽。針のように見えるのですが、横から見えているため細く見えるようです。
3羽目のジャワアカガシラサギが現れました。石垣島では8月の風物詩と化しています。シギを探していたら、目の前に舞い降りました。^^;
近くでは、今季初となるカラアカモズを確認。石垣島ではシマアカモズは多いですが、カラアカモズは少なめです。
草むらの中には今年生まれたリュウキュウヨシゴイがいました。双眼鏡でジシギを探していたら偶然見つけました。
飛ぶジャワアカガシラサギ。
ジャワアカガシラサギのブルブル。
この個体は警戒心が強いのか弱いのかよく分からない個体でした。
ハウスの骨組みに止まっていたカラアカモズのメス。
リュウキュウヨシゴイ幼鳥。
チュウジシギは今月20日ごろ、ハリオシギは同25日ごろから増えだしています。タシギは来月になってから入ると思います。チュウジシギとハリオシギは、石垣島で越冬する個体は少ないので今のうちにより多くの写真を記録しておきたいと思います。
ハリオシギともに幼鳥。
こちらはハリオシギ幼鳥。
これはハリオシギ幼鳥かなー?
上と同じ個体。
2羽ともハリオシギ幼鳥。
チュウジシギ成鳥。冬羽へ換羽中。と思われますが、ハリオ的要素もあります。
上と同じ個体。
チュウジシギ 。上と同じ個体かも。
見にくい…。チュウジシギかなー。
チュウジシギかハリオシギか分かりませんが幼鳥です。
今季も微妙なツメナガセキレイがやってきました。双眼鏡で見つけた時はシベリアツメナガセキレイと疑わなかったのですが、写真に撮ってモニタで拡大してみると、目の前方まで白い眉斑がつながっています。しかし、マミジロツメナガセキレイにしては細いという個体でした。両者は繁殖ちが隣り合っていてハイブリッドがあるようで、右の顔はシベリアツメナガセキレイで左の顔はマミジロツメナガセキレイみたいな個体もいます。面白いですねー。^^
田植えが終わった田んぼにはトウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、タカブシギ、イソシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、ジシギなどが元気に過ごしています。
眉斑の薄いマミジロツメナガセキレイの成鳥。
ほぼ冬羽に変わっているコアオアシシギ。
ヒバリシギ幼鳥(手前)とトウネン成鳥。
トウネン成鳥。夏羽から冬羽へ。
いつもは海にいるチュウシャクシギが田んぼにやってきました。満潮で行き場を失ったのでしょう。
上とは別個体のチュウシャクシギ。こちらも成鳥。
昨日まで全く見つからなかったアカモズ亜種は今日になって11個体を観察しました。ほとんどが石垣島で越冬するシマアカモズだったのですが、その中で4羽ほど気になる個体がいたので、写真で検討したいと思います。
第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中と思われるカラアカモズのオス。
こちらもカラアカモズの第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中の個体と思われます。
こちらもカラアカモズ。齢は上の個体と同じ。
こちらは後頸が灰色がかっていたのでシマアカモズの第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中と思われます。
シマアカモズの成鳥メス。
上と同個体。交尾中のオンブバッタを捕まえました。オスはどう思っているんでしょう…。
8月も終盤になってジシギが増えています。 数日前まではハリオシギが多かった のですが、この日は、チュウジシギが増えていました。ハリオシギ、チュウジシギ合わせて15個体ほど確認したうち10個体の写真が撮れました。
今季のジシギはここの田んぼに集中していて、さらにハリオシギは群れで入ったようで結構な確率で見つかります。
こういった典型的なハリオシギは分かりやすくていいですね。^^ 幼鳥です。
ハリオシギ幼鳥。幼羽が美しいですね。
飛び上がる0.5秒前のチュウジシギ幼鳥。
こちらもチュウジシギ幼鳥。
チュウジシギ 成鳥。
ハリオシギ幼鳥。
ハリオシギ幼鳥。
水浴びするチュウジシギ 。
チュウジシギ幼鳥。
こちらもチュウジシギ幼鳥。
先日同様、亜種カラアカモズ らしいアカモズが多く観察されています。亜種シマアカモズより多いぐらいです。
カンムリワシは目の黒い個体に出会いました。たまにこんなのが生まれるようですね。
キセキレイは8月も終わりに近づくと一気に数を増やしました。今日は8羽の群れ。
今年はこのようなカラアカモズと思われる個体が多いです。オス成鳥。
シマアカモズのオス。頬の下あたりや脇にわずかながら鱗模様が見えるので第1回夏羽でしょうか。
目の黒いカンムリワシ。体色も普通のカンムリワシより黒っぽいような気がします。気のせいかもしれません…。^^;
左右とも真っ黒な目。
増えてきたキセキレイ。
キセキレイ第1回冬羽。
こちらも若い個体だろうか。
ツバメチドリの群れが到着しました。全部で二十数羽いるのですが、広範囲に散らばっている印象でした。
田んぼのシギ、チドリのメンバーはいつもとほとんど同じでした。数は台風4号直後をピークに少し減りつつありますが、次の台風9号の通過後に再び増えることでしょう。
ツバメチドリほぼ冬羽。
ツバメチドリ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
こちらもほぼ冬羽へ換羽したツバメチドリ。
ムナグロの小群。夏羽から冬羽へ換羽中の成鳥個体ばかりでした。
セイタカシギのオス。今日もオスの方が多かった。