田んぼはタシギだらけ
ハリオシギから始まったジシギの渡りも終盤になってくるとタシギが大勢を占めるようになりました。それでも越冬モードのハリオシギやチュウジシギもいますので、換羽の推移を見守るのが楽しみですね。
タシギ幼鳥。目の前に出てきました。
上の個体と同じ田んぼにいたタシギ。
タシギ2羽とチュウジシギ(右)。
タシギ幼鳥。警戒させちゃいました。
ハリオシギから始まったジシギの渡りも終盤になってくるとタシギが大勢を占めるようになりました。それでも越冬モードのハリオシギやチュウジシギもいますので、換羽の推移を見守るのが楽しみですね。
タシギ幼鳥。目の前に出てきました。
上の個体と同じ田んぼにいたタシギ。
タシギ2羽とチュウジシギ(右)。
タシギ幼鳥。警戒させちゃいました。
相変わらず、秋の渡りで野鳥たちの入れ替わりが激しい石垣島です。今季3羽目となるソリハシセイタカシギのほか、アカアシシギやセイタカシギ、アオアシシギ、ヒバリシギ、タカブシギなど田んぼに赴けば必ずシギたちが出迎えてくれます。ハマシギは8羽の群れが入っていました。
ムラサキサギは幼鳥、成鳥と出会う機会は増えています。リュウキュウヨシゴイも子育てが終わり、田んぼや水路をのぞけば大抵、見つかります。
アマサギやチュウダイサギは渡りが最盛期を迎えており、数百羽の群れが現れたりします。こちらも入れ替わりが激しいです。
先週まで大量にいたツバメチドリは数を減らしましたが、クロハラアジサシは相変わらず島内のあちこちで逗留しています。
ソリハシセイタカシギの第1回冬羽。
リュウキュウヨシゴイのメス。
ムラサキサギ成鳥。雌雄は…分かりませんねぇ…。^^;
アカアシシギ成鳥。夏羽から冬羽へ。
アオアシシギ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
タカブシギ成鳥。
ヒキガエルを捕らえたアマサギ。チュウダイサギがフグを食ってるのを見たこともあるけど、毒は大丈夫なのか?
ハマシギ。全て幼鳥。
アオアシシギ冬羽。
セイタカシギ成鳥オス。オーストラリアじゃありません!!
セイタカシギ幼羽から第1回冬羽へ。
クロハラアジサシ幼鳥(手前から2羽目)と成鳥冬羽。
シマアカモズのメス。
マミジロツメナガセキレイの第1回冬羽。
マミジロツメナラセキレイは島のあちこちにいます。
キンパラ成鳥。
キンパラとシマキンパラ。石垣島ではシマキンパラの方が多いです。
ツバメ。この時季、リュウキュウツバメよりツバメの方が多いです。
草の合間を飛び回って獲物を捕らえていました。
毎年、アカハラダカとともにやってくるハイイロオウチュウが今年も石垣島に現れました。今季は2カ所で合わせて3羽が確認されています。 2017年のハイイロオウチュウは越冬 して近くで観察することができました。ことしも越冬に期待です。
秋の渡りはこれから佳境を迎えます。ぜひ私の友人が催行する スポッター石垣島ネイチャーガイドサービス を利用して、いい鳥を見てくださいね。^^ ガイドの腕は私が保証します。
電線で朝日を浴びるハイイロオウチュウ。警戒心はさほどありません。
近くを昆虫が飛ぶたびにキョロキョロしていましたが、狩りのシーンを見ることはできませんでした。
遠くの木に止まったハイイロオウチュウ。かなり遠い上に手持ちで1200mmなので画質が厳しいですね。^^;
ことしも沖縄本島離島や与那国島でも例年通りハイイロオウチュウとブッポウソウとアカハラダカはセットで入っているようです。
日本鳥類目録改訂第7版を基にした亜種も含めて790種の鳥の名前を収録したユーザー辞書と世界の鳥1万116種を収録したユーザー辞書を作成しました。
macOS Catalina(10.15.7)で動作確認しておりますが、なにが起きても無保証です。
ご要望やご意見は メールフォーム からお願いします。
日本鳥類目録バージョンに収集した世界中の鳥の名前を合わせて辞書にしました。収録数は1万116件となっており膨大です。コンピュータの性能によっては登録後、しばらく動作が遅くなるなどの影響があると思いますので注意してください。CPUが3.2 GHz クアッドコアIntel Core i5、メモリが16GBのiMacでは、通常通りに動作するまで数十分かかりました。その間、カーソルがぐるぐるしたり日本語入力が反応しなくなったりします。
ダウンロードしたファイルを解凍します。できた辞書ファイルを赤枠の中にドラッグアンドドロップすると登録できます。
アメリカウズラシギの田んぼに到着するや土砂降りに見舞われました…。
見える範囲の田んぼにはツバメチドリやアカアシシギ、ヒバリシギといった沖縄らしいシギ、チドリがいるほか、セイタカシギやコアオアシシギ、タカブシギ、ハマシギ、タシギなどが休憩中。
クロハラアジサシは石垣島のあちこちの田んぼや牧草地でヒワヒワと飛んでいる姿を目にします。
アカハラダカの渡りが終わり、サシバの姿が見え出した石垣島は、秋の渡りも終わりに近づき鳥の入れ替わりが激しいです。田んぼで観察しているだけで色々な野鳥がやってきたり飛び去ったりしているのが確認できます。
ツバメチドリの南下もピークを過ぎてあまり見なくなったツバメチドリ。土砂降りの中、1羽だけ田んぼに降りていました。
セイタカシギ幼羽から第1回冬羽へ。秋の渡り終盤の石垣島では幼鳥が増えています。
アカアシシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中。
ヒバリシギ成鳥冬羽。
ヒバリシギ成鳥夏羽後期と思ったけどすれた幼羽のようです。ヒバリシギは成鳥の冬羽や夏羽、幼鳥が入り乱れて滞在中。
タカブシギ。第1回冬羽へ移行中。
タシギ幼鳥。ハリオシギとチュウジシギは数を減らし、ほとんどがタシギとなっています。
ハマシギ幼羽から第1回冬羽へ。石垣島では幼鳥ばかり飛来します。今季、成鳥は見ていません。
アカアシシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中。
コアオアシシギ幼羽から第1回冬羽へ。だよね? 雨に濡れて分かりにくい。^^;
クロハラアジサシ成鳥。夏羽から冬羽へ。ツバメチドリは集中して渡っていきますが、クロハラアジサシはだらだらと渡りが続きます。
昨年は11月に撮影できたオオヨシキリ 。本土ではアシ原でにぎやかにさえずっている姿を目にしますが、沖縄本島や八重山の越冬や渡りの個体は静かに草むらの中を移動するのでなかなか目にする機会がありません。
きょうはスコールの後、羽を乾かすためなのか、サトウキビ畑の端へ出てきた2羽を撮影することができました。
オオヨシキリは夏季、大陸でも繁殖していますが、石垣島へ渡ってくるのはどこからなのでしょう。
石垣島では貴重なオオヨシキリ。幼鳥。80メートルほど離れているのでこれが限界でした。
写真右上と左下にオオヨシキリ。たまに追いかけっこしていました。
オオヨシキリはたまに例の大声で鳴いたりしていました。
虫か何かをとっているようでした。
動き回るのでなかなか撮りにくいオオヨシキリ軍団でした。
イワミセキレイ、ムネアカタヒバリ、(キマユ)ツメナガセキレイの3種を今季初確認しました。
石垣島のイワミセキレイは例年、アカハラダカの渡ってくる9月中旬ごろの飛来が多いのですが、今年は少し遅めの登場です。久しぶりのイワミセキレイですが、ちょっと小ぶりで色合いが渋く、なぜか尾羽を左右にゆっくり振るところなどちょっと変わり者ないい鳥です。^^ キセキレイと行動を共にしていましたが、全長20センチのキセキレイと比べると全長15センチのイワミセキレイはやり小さいです。
ムネアカタヒバリはこれから冬にかけて数をどんどん増やしていき、まもなくタヒバリやマミジロタヒバリなども加わり石垣島の田んぼの小鳥が楽しくなります。
(キマユ)ツメナガセキレイは例年だとマミジロツメナガセキレイとほとんど変わらない時季にやってくるはずなのですが、ことしは待てど暮らせど見当たらず。10月に入ってやっと(キマユ)ツメナガセキレイの群れに出会えました。
キセキレイは林道から芝生、田んぼまでいろいろな環境にいますが、1羽から数羽の群れでいます。
イワミセキレイの伸び。これが撮りたかった!! 次列風切の2枚に羽虫がついていますね。
尾羽も換羽が進んでいるようです。
反対側の翼もストレッチ。
アリを捕食するイワミセキレイ。そんな小さな獲物で腹の足しになるのだろうか。
正体不明の虫を捕まえた。
暗い環境が好きなイワミセキレイ。撮影疲れました…。
獲物の気配を感じ取って地面を見つめるイワミセキレイ。
やっと現れた(キマユ)ツメナガセキレイ。成鳥オスはまだまだ夏羽。
背面はオリーブがかっています。
(キマユ)ツメナガセキレイの幼鳥。
今季初のムネアカタヒバリ。草の種子を食っていました。
渡ってきたばかりなので警戒心が強く、遠くの個体しか撮影できませんでした。
田んぼのツメナガセキレイの群れから少し離れてキセキレイ。いつもそんな位置取りですね。^^;
ハシブトアジサシが飛来していました。 先日の幼鳥 に続き今季2羽目です。
海岸のチドリたちも数を減らしていますが、オオメダイチドリやメダイチドリ、ムナグロ、シロチドリなどがいます。シギはキョウジョシギとキアシシギ、チュウシャクシギなどが少々。数は少ないながらも楽しめます。
一見、成鳥に見えますが、第1回冬羽のハシブトアジサシです。
オオメダイチドリ第1回冬羽。
メダイチドリがバトルを繰り広げていた。両者冬羽ですが、手前の個体は額の線がなく奥の個体は額の線があるタイプです。
シロチドリ第1回冬羽。小さくてかわいいですね。^^
キアシシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。
キョウジョシギ成鳥。冬羽へ換羽中。
ムナグロ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。
この時季、石垣島にはいろいろなサギがやってきます。同じ田んぼには、ジャワアカガシラサギとアカガシラサギが同居していました。アカガシラサギのほうが強いようでジャワアカガシラサギが近づくと追い払っていました。ジャワアカガシラサギは今季4羽目となります。アカガシラサギは2羽目。アカガシラサギはこれから増えてきます。
ムラサキサギは、幼鳥、成鳥とも秋は見る機会が多いです。
ゴイサギも増えてきました。夜の田んぼに行くと多く出会いますが、この日は牧場の芝を歩いていました。
ジャワアカガシラサギ冬羽。珍しくトラクターの後を追っていました。
アカガシラサギ冬羽。上のジャワアカガシラサギと同じ田んぼにいました。こちらもトラクターについて回っていました。
ムラサキサギ成鳥。
牧場のゴイサギ成鳥。
久しぶりにカタグロトビの餌場に行ってみました。夕方になると餌のネズミを求めてやってきます。何度か狩りをしていましたが、獲物を捕まえる姿は見ることができませんでした。
サシバの渡りは少し前から始まっており、この日は30羽程度が飛びました。ピークはこれからです。天気に恵まれることを期待しています。
サシバの渡りを見ているとチゴハヤブサが現れました。例年、数羽がサシバと共にやってきて南へ渡っていきます。
夕方現れたカタグロトビ。手持ちの1200ミリなのでブレブレ。
ホバリングするカタグロトビ。ネズミをメインに捕まえます。
サシバの幼鳥。
サシバの成鳥。
一瞬だけ、チゴハヤブサが現れました。
田んぼに今季初となるマガンがいました。警戒心がない個体でしたが、右目を負傷しているようです。
コガモは水の張られた田んぼに浮いていました。近くにはカイツブリも。カイツブリは石垣島内で繁殖もしているのですが冬場は個体数が増えるのでどこからか渡ってきているのでしょう。
ジシギはほとんどが、タシギになっていました。越冬する個体も出ると思われます。
畔にはツメナガセキレイやムネアカタヒバリが多くなっています。
今季初マガンは幼鳥単独でした。右目を少し、負傷していきます。ふつうは家族で渡りをしますが、このケガが原因で家族と離れてしまったのでしょうか?
コガモの成鳥オス。ほぼエクリプスですが、多少は繁殖羽が生え変わり始めていました。
カイツブリ冬羽がコガモと同じ田んぼにいた。
田んぼにはタシギ幼鳥。
こちらもタシギ幼鳥。
石垣島のベニバトシーズンが到来です。田んぼに4羽のベニバトを確認しました。今後、どんどん増えてきて稲刈りが始まれば撮影もしやすくなります。
ツメナガホオジロも出たのですが、仕事中、 第一発見者の「石垣島BIRD観察」さん から連絡をもらい、仕事を終えて駆けつけるも姿を一瞬見ただけでした。今夜は天気が悪いので滞在することを期待します。
今年は沖縄本島、粟国島、与那国島、石垣島でツメナガホオジロが確認されており、沖縄はツメナガホオジロの当たり年かもしれません。
ベニバトのオス成鳥。冬羽が出てきています。
ベニバトのメス成鳥。まだ夏羽です。
放棄された水稲の米を食うベニバト。
電線にベニバト4羽。オスとメス2羽ずつです。
昨日のベニバト4羽 は今朝も健在。アカガシラサギも引き続き滞在中です。
ベニバトを見ているとオオヨシキリ1羽が現れました。ある程度、飛来しているようですが、姿を見る機会がなかなかないので嬉しいですね。
ベニバトのオス成鳥。夏羽から冬羽に変わりつつあります。と言ってもシギやチドリのように色が大きく違うわけでもないので分かりにくいですが、複数枚冬羽が出ているのが見えますね。
アカガシラサギ冬羽。今季3羽目です。
ベニバトを見ていると同じ木に止まったオオヨシキリ。
この付近には最近、ツミの幼鳥がうろついているので警戒しています。
世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)なので息子を連れてバンナ公園の渡り鳥観察所にサシバの渡りを見に行ってきました。暴れん坊の3歳児が騒ぐのは自明の理なので終わりがけの午後5時ごろ到着。昨日、宮古島でたくさん飛んでいるとあり、多くのギャラリーが詰めかけていました。多いといっても私たちを入れて9人ですが…。
サシバは、すでに700は飛んだとのこと。しばらく空を見上げて待っていると30羽ほどのタカ柱が東側の尾根にできました。
息子はというと案の定、展望台を大騒ぎで走り回っていました…。ここは沖縄は石垣島なのでだれも文句を言う人はいません。^^
日曜日は雨模様なので観察は難しそうですが、今月中はサシバの渡りが楽しめます。いよいよ秋の渡りの集大成となるサシバの渡り。今秋も石垣島の渡りはこれをもって終了です。最後まで気を抜かずにしっかり観察していきたいと思います!!
幼鳥時代から2年連続で石垣島で越冬している 暗色型サシバ はまだ見えません。ことしもやってくるのを期待しています。
ぶつかるっ!! サシバの成鳥メス(右)と幼鳥。
すわっ!! 合体?!
もちろんそんなわけはありません。偶然撮れたシーンでした。
渦を巻くような壮大なタカ柱は見られませんでしたが小規模なのがぽつぽつと立ち上がりました。
シギチの秋の渡りもほとんど終わり、にぎやかだった田んぼも少し寂しくなりましたが、タカブシギやキアシシギ、アカアシシギ、セイタカシギ、タシギ、コチドリなどがまばらに滞在中です。
クロハラアジサシも数を減らし、数羽の群れが数カ所にいる程度です。
タカブシギ第1回冬羽(手前)。
キアシシギ幼羽(奥)。
タシギ幼鳥。
こちらもタシギ幼鳥。
クロハラアジサシ幼羽から第1回冬羽へ。
クロハラアジサシ冬羽へ換羽中。
水浴び後、空中でブルっと体を震わせるクロハラアジサシ幼鳥。
今季、サシバの秋の渡りはRadio Taiwan Internationalの記事によると台湾南部の墾丁国家公園のカウントで過去最高の数を記録したそうですが、石垣島では年々、数が減っているような気がします。
日本で繁殖するサシバは、繁殖地である里山の開発や耕作放棄地の増加が原因のひとつとなって個体数が減っているなんて話もありますがその影響なのでしょうか。
サシバの成鳥メス。
サシバの幼鳥。
サシバの成鳥メス。左足を痛めているようでした。
サシバの幼鳥。
午後4時前にできたサシバのタカ柱。
上と同じ群れ。北東から現れて頭上を通って南下していきました。
今季初となるオニアジサシが飛来しました。石垣島ではこの時季、少数が通過していきます。 沖縄本島では毎年、11月の第1週にオニアジサシが具志干潟に飛来 していました。数は石垣島より沖縄本島の方がでますね。
海岸には、オオメダイチドリやメダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、キョウジョシギなどが群れていました。
石垣島のカワセミは警戒心が強いのですが、きょう、海岸で出会った個体は比較的近くで見ることができました。
田んぼは越冬組のタシギが多く、ヒバリシギやセイタカシギ、アカアシシギなどが滞在中です。
オニアジサシ成鳥冬羽。魚を捕まえた直後なのか、くちばしにウロコがたくさん付着していました。
多少こちらも気にするような仕草をしていました。渡ってきたばかりのようです。
オオメダイチドリ第1回冬羽(手前)とシロチドリ。
メダイチドリ第1回冬羽。
オオメダイチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ。
オオメダイチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、シロチドリの群れですが、右下の方に1羽だけトウネン。
海岸に住むカワセミ成鳥メス。
冬はアオサギがやってきます。写真を撮る機会はあまりないですが、変なアオサギがいないかチェックはかかせません。^^ オオアオサギ来ないかな。
田んぼのタシギ幼鳥。車や散歩の人が通っても全く動じない個体でした。
雨の中、河口ではオニアジサシやチュウダイサギ、クロサギ、コサギ、アオサギが小魚をとっていました。その小魚を目当てにやってきた大きなダツをミサゴが目の前でさらっていきました。
天気が悪く、散歩や釣りの人が来ない海岸は鳥たちの楽園になっています。^^
昨日から滞在のオニアジサシ は目の前を行ったり来たりして魚を狙っていました。
砂浜で休むオニアジサシ。成鳥冬羽です。
小魚を追って浅瀬にやってきたダツをミサゴがゲット!!
大きなダツをかかえて近くの岩場へ運んで行きました。
ミサゴの成鳥メス。
オニアジサシの着陸。赤いくちばしのかわいらしい水かきが特徴。
チュウダイサギが小魚を捕まえた。
クロサギも魚をゲット。
コサギは波打ち際で漁に挑戦。
石垣島では冬鳥のアオサギ。海岸に数羽が群れていました。
クロサギの飛翔。
今季初確認のクロツラヘラサギが2羽田んぼで餌探し。散歩の人が通っても気にする様子もありませんでした。
先日から滞在中のアカガシラサギ は翼を負傷したようで飛べません。捕まえようとおもったけど、どんどん草むらに入っていくので諦めました。
中旬ごろからやってきているハシビロガモの写真がやっと撮れました。
田んぼにはムラサキサギやリュウキュウヨシゴイ、タシギ、タマシギ、セイタカシギ、シマアカモズなどが逗留中です。
クロツラヘラサギ成鳥(手前)と幼鳥〜若い個体。土砂降りの中、餌探しに夢中です。
飛べないアカガシラサギ。ハヤブサがやってきたら一番最初の餌食になるでしょう。
雨の中、ムラサキサギ。美しい鳥ですね。
ハシビロガモの幼鳥オス。カルガモ十数羽と一緒に行動していました。
冬羽へ換羽が進むタシギの成鳥。
タシギ幼鳥。
シマアカモズのメス成鳥。9月下旬ごろの渡りのピークを過ぎたので越冬組だけが残っています。
電線に現れたリュウキュウツミの幼鳥。スズメやシマキンパラはパニックです。
10月9日に石垣島BIRD観察さんが第一発見者で見つけたツメナガホオジロ 。当日は、仕事の都合ですぐに駆けつけられず、昼過ぎに行った時は姿を一瞬見ただけでした。
それから約2週間たっているのですが、土砂降りの中、なんと同じエリアに1羽のツメナガホオジロを発見!! 雨が弱まるのを待ち、なんとか写真に残すことができました。
ツメナガホオジロというとユキホオジロ同様に北海道など北の鳥というイメージですが、今季は、沖縄本島、粟国島、与那国島、石垣島と多くの島で見つかっています。
石垣島に鳥見に来る方はぜひ、野鳥ガイドの スポッターさん をご利用ください。ツメナガホオジロ見られるかもしれませんよ!!
ツメナガホオジロ成鳥メスの冬羽です。
ふくらツメナガホオジロ。警戒心もあまりなく、草の種子を一生懸命啄んでいました。
草の陰で食事中のツメナガホオジロ。
ツメナガホオジロはスズメより大きかったです。図鑑によると全長16.5センチ程度でホオジロと同サイズとのことですが、ツメナガホオジロの方ががっしりしているので大きく見えました。
雨にぬれた体をブルっとひとはらい。
以前の個体と同じであれば、越冬に期待がかかりますね。
今季初となるシマアジが田んぼに飛来しました。同じ田んぼにはコガモもいました。
シマアジは江戸時代中期から「しまあぢ」と呼ばれており、古い言葉で珍しいという意味の「シマ」とコガモの古名「アジ」が合わさったもだそうです。昔の人は、シマアジとコガモを別種と認識していたということですね。^^
タゲリも今季初確認です。1羽だけの飛来でした。
昨日まで1羽だけだったオニアジサシは3羽に増えていました。きょうはオニアジサシの鳴き声も聞くことができました。
ほかはムナグロやオオメダイチドリ、メダイチドリ、シロチドリなどいつものメンバーでした。
クロツラヘラサギ2羽は昨日同様2羽で仲良く。
シマアジ幼鳥オス。
タゲリ幼鳥。
3羽に増えたオニアジサシ。すべて成長冬羽。
クロツラヘラサギも増えて2羽になっていました。
コガモ幼鳥。雌雄は不明。
満潮で岩礁に避難するムナグロたち。一番左が幼鳥でほかはすべて成鳥冬羽。
田んぼを通りがかるとカタグロトビのカップルが夕方の空を舞っていました。以前は、幼鳥が餌場にしていたので、その個体が成長になったのか? それとも別からやってきたのか?
石垣島のカタグロトビは順調に数を増やしており、夕方になると餌を求めてあちこちの農地に現れます。
カタグロトビ成鳥。こちらがメスだと思われます。
上の個体とペアになっているカタグロトビ。
撮影していてどっちがどっちなのか区別がつかなくなってしまいました…。^^;
2羽が少し離れてホバリング。
マナヅルの記録は、沖縄本島や南大東島であるのですが石垣島ではありませんので初記録です。
今回、石垣島に現れたマナヅルは単独でやってきて田んぼの畔などで餌を拾っていました。近くのチュウサギなどと比べると異様なほどの大きさと存在感。マナヅルは出水や諫早で何度か見ていますが、石垣島で見るとまた違った趣がありますね。
放棄された水田にマナヅル成鳥。
バッタか何かを捕まえていたようです。
近くで農作業をしている人もおり、うちの息子が「マナヅルさーん」と叫んでも反応しないので警戒心はあまりないようでした。
またまたベニバトが飛来していました。現在、2カ所合わせて5羽です。今季初のハクセキレイもやってきました。チョウゲンボウやサシバ、ハヤブサは越冬組が数を増やしています。
ベニバト成鳥メス。夏羽から冬羽へ換羽中です。
農地で餌をとっていましたが、チョウゲンボウやハヤブサ、カタグロトビが現れると藪に逃げ込んでいました。
人間にはあまり反応しない個体でした。
チョウゲンボウの幼鳥オス。
ハクセキレイのオス第1回冬羽。暑い中、渡ってきたのか、口を半開きのお疲れモード。
今季初のレンカクが現れました。警戒心の薄い個体です。ヒドリガモも今季初で2羽が田んぼに飛来しました。
アカガシラサギは長いこと滞在している個体で 先日は翼を痛めていた ので心配していましたが、飛べるまでに回復していました。
タゲリは田んぼ2カ所に8羽。すべて幼鳥の群れでした。
近過ぎて撮りにくかったレンカク幼鳥。第1回冬羽に換羽中。秋のレンカクはほとんど幼鳥です。
トラクターに驚き、少し離れたところへ移動。
今季初のヒドリガモ。オスのエクリプス(左)とメスの非生殖羽。
元気になったアカガシラサギ。
タゲリの幼鳥。幼羽でこの美しさ!!
泥の中から餌を探し出していました。
近場の海岸と田んぼを巡回。
田んぼでは、ウズラシギの幼鳥が条件よく撮れました。タカブシギは幼鳥と成鳥がまじった十数羽の群れ、アオアシシギも同様に十数羽、 タゲリは幼鳥ばかり8羽の群れ が先日から滞在中、ヒバリシギは数を減らし、タシギとセイタカシギは越冬組です。
海岸ではオオメダイチドリが姿を消し、メダイチドリとキョウジョシギ、トウネンが少し滞在中。ソリハシシギの幼鳥もいましたが、残念ながら撮り逃しました…。
ウズラシギ幼鳥。やっとまともに写真が撮れた。
オタマジクシを捕まえたタカブシギ第1回冬羽。
アオアシシギの群れ。手前と左が幼鳥で他は成鳥。
キアシシギ幼羽後期。
タゲリ幼鳥。
ヒバリシギ成鳥。夏羽後期。
アオアシシギ。左が成鳥で他は幼鳥。
タシギ成鳥。
タシギ幼鳥。
こちらもタシギ。ジシギはタシギばかりです。
クサシギは数羽の群れで飛来。
アオアシシギの成鳥(左)と幼鳥。
海岸はメダイチドリ優勢。
トウネン成鳥冬羽。
セイタカシギ幼羽から第1回冬羽へ。
セイタカシギのオス成鳥。
ツメナガセキレイやキセキレイの渡りはとっくに終わり、すでに越冬体制に入っていますが、 ハクセキレイは先日、やっと姿を現し出しました 。亜種ホオジロハクセキレイは今季初確認となりました。
田んぼを走っていると見慣れない鳥を発見。双眼鏡で見てみるとヒバリ属のなにか。写真を撮って拡大してみるとヒバリでした。沖縄ではヒバリの飛来は非常に少なく、数年に1度ぐらいの出会いです。本土のヒバリとは雰囲気が違う大陸の亜種がやってきている可能性もあります。
石垣島では二期米の収穫が始まり、稲刈り中の田んぼにはカンムリワシが集まって観察しやすくなっています。
ホオジロハクセキレイのオス成鳥。
ホオジロハクセキレイの正面から。
沖縄、八重山的珍鳥のヒバリ。
後ろからも。ヒバリ幼羽。
見つけた時はこんな状態でしたが、警戒心は強くありませんでした。
カンムリワシのオス成鳥。
こちらもオス個体かな。
右足に赤い足輪が見えます。2009年に救護された「キッキ」です。メス個体。
稲刈りが始まり石垣島のベニバトは観察しやすくなっています。ベニバトは、8月下旬ころから現れますが、稲の背丈が高くて観察はしにくいですが、10月下旬からは二期米の刈り取りが始まり、かなり見やすくなります。八重山の合言葉は、キジバトの群れにベニバトありです。^^
水の張られた田んぼにはリュウキュウヨシゴイ。愛想のいい個体で目の前で獲物を狙っていました。
ハクセキレイの渡りは序盤ですが、ハクセキレイ、ホオジロハクセキレイが確認されています。今後、さらに数を増やしていきます。
ケリは数日前から滞在しているのですが、チュウヒに飛ばされたりとなかなか撮れずにいましたがやっと撮影でしました。
ムネアカタヒバリは入れ替わりが激しく、増えたり減ったりしていますが、この日は田んぼで多くの個体を確認しました。
ベニバト成鳥メス。冬羽に換羽中です。
リュウキュウヨシゴイ幼鳥。田んぼでオタマジャクシを狙っています。
幼鳥だからなのか警戒心の薄い個体でした。
水浴び後のホオジロハクセキレイ成鳥オスの冬羽。過眼線がわずかにあるのが気になりますが…。
ムネアカタヒバリ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。
ムネアカタヒバリ冬羽。
ケリ第1回冬羽。沖縄や石垣島では数少ないです。