A daily record.
Featuring photos of wild birds and nature, mainly from Okinawa Main Island and Ishigaki Island

カンムリワシ保護から1年半を経ての放鳥

Nov. 6, 2025

2024年9月に名蔵で救護されたカンムリワシが放鳥されました。右の翼と左足を骨折し、口腔からも出血が見られるなどかなりの重症でしたが、1年半におよぶ治療とリハビリを経て、やっと自然に帰ることができました。

識別用に右足には赤に「4」が刻印された足環が装着されています。カンムリワシ保護活動の貴重なデータとなるので、発見した際はお知らせください。

A Crested Serpent Eagle being released by staff from Ishigaki Yaima Village, which has a rehabilitation facility.

カンムリワシの「ようちゃん」放鳥

May 10, 2025

衰弱しているところを保護されたカンムリワシの幼鳥が放鳥されました。4月8日の救護以来、約1カ月ぶりの野生復帰です。

発見者により「ようちゃん」の愛称が与えられ、左足には識別用の「5」が刻印されたシルバーの足環が装着されています。保護活動の重要な基礎データとなるので、発見した方は一報を。

A Crested Serpent Eagle being held by a staff member. The T-shirt from "Shima no Nakama from IRIOMOTE," a designer based on Iriomote Island, is very stylish.

オウチュウ、アカショウビン、アカアシシギ(動画あり)

May 8, 2025

今季もゴールデンウイークに合わせてオウチュウがやって来ました。石垣島の春は、たいていこの時季に飛来します。枝先に止まり、トンボやアブを見つけると空中で捕まえていました。

アカショウビンやカンムリワシ、アカガシラサギなども観察しました。

A Black Drongo perched at the tip of a thin branch, waiting for prey.

カンムリワシ放鳥

Dec. 6, 2024

10月21日に交通事故に遭って保護されたカンムリワシが無事に放鳥されました。10年ほど前から浦田原を縄張りにして継続観察されている個体で右目にシミがあることから「ポイント」の愛称で親しまれていたメスの個体です。繁殖も数年前から確認されています。

今回の救護で右足に「6」と刻まれた黒い足環を個体識別用に装着されました。発見した方はお知らせください。関係機関に報告いたします。

Poised and clearly ready to fly.

カンムリワシ放鳥とバンディットシロハラクイナ

Nov. 24, 2024

10月28日に保護されたカンムリワシ幼鳥が放鳥されました。骨折などもなかったことから救護から1カ月たたずして自然に返すことができました。狭い石垣島、安全な速度で運転を。

A juvenile Crested Serpent Eagle found by a local resident after being concussed in a traffic accident, and named "Hayate."

カンムリワシ放鳥

Aug. 24, 2024

6月20日に交通事故に遭ったところを救護されたカンムリワシが70日ぶりに自然に帰りました。体重は680グラムと伸び悩みましたが元気はあり、放されると力強く飛んで行きました。尾羽が脱落しており、飛行に多少は影響がありそうでしたが、やがてなれるでしょう。

標識用の黄色い足環が右足に装着されており、識別番号は「4」を与えられました。オスの成鳥で救護者により「神起」(かんき)と名付けられました。

A Crested Serpent Eagle released into the wild, beating its wings powerfully. A band is visible on the right leg.

ヨナグニカラスバト放鳥

Aug. 15, 2024

カラスに襲われているところを保護されたヨナグニカラスバトが約70日ぶりに自然に返されました。尾羽はかなり傷んでいますが、なんとか飛んで森に帰りました。

This individual appears to have hatched this year. A Ministry of the Environment general-use ring is also fitted on the right leg.

救護カンムリワシの放鳥

Aug. 2, 2024

今年の2月21日に交通事故に遭い、瀕死の状態で救護されたカンムリワシが約160日ぶりに自然に帰りました。環境省職員も獣医師も助かる確率は相当低いと見ていましたが、驚異的な生命力で復活しました。まさに不死鳥。

放鳥現場で判明したのですが、第一発見者はよく知る人でした。カンムリワシにはその知人の娘さんが「嘉例」と名付けました。「嘉例」は「かりー」と読み、乾杯の掛け声に用いられ、「ぐすーよー、かりーさびら!!」などと使います。意味は「みなさん、かんぱいしましょう!!」で沖縄本島でよく使われる言葉です。

そんなめでたい名前をつけられた「嘉例」ですが、事故で右の眼球を損傷したほか、右の翼と足を骨折しました。獣医師の懸命な治療とリハビリを担当する石垣やいま村のスタッフの献身的な世話でなんとか8月1日に自然に返すことができました。骨折は完治したのですが、残念ながら右目は失明してしまっていましたが、元気よく飛び去っていきました。

Once set on the ground, the Crested Serpent Eagle known as Kare took off without a moment's hesitation. A blue band engraved with the number "5" for individual identification is fitted on the left leg. This is a valuable record, so please let me know if you spot it in good health.

台風通過後に増えたシギ、チドリ

July 28, 2024

台風3号は大きな被害をもたらすことなく通過しましたが、台湾の西側に到達しても八重山ではまだ風の影響が続いています。

田んぼではシギの数がかなり増えて、タカブシギはどこに行っても数十羽の群れ。アオアシシギやイソシギ、クサシギ、トウネン、ヒバリシギなども増えてにぎやかになっていました。

A Common Greenshank still largely in summer plumage.

リュウキュウコノハズク、アカショウビン、カンムリワシ(動画あり)

May 17, 2024

リュウキュウコノハズクは5カ所目で抱卵開始を確認しました。近所のリュウキュウアカショウビンは最近、メス個体の姿を見ないので、こちらも抱卵中かもしれません。

カンムリワシの保護個体のみっちゃんは、この辺りを縄張りにするオスにやられっぱなし ですが、こりずにやってきて餌探ししています。この夏、しっかり栄養を付けて冬を乗り切り、立派な成鳥へなることを期待します。

リュウキュウガモは引き続き、滞在中です。通行車両やカラスなどに対しての反応が落ち着いてきて、一日の行動パターンも安定してきたので長期滞在しそうです。越夏したら多くの鳥屋の目を楽しませてくれそうです。

A male Ryukyu Scops Owl keeping watch over the nest. This is the third consecutive year breeding at the same site.

カンムリワシの獲物をめぐる争い(動画あり)

April 13, 2024

田んぼでカンムリワシが獲物のヘビをめぐって争っていました。結果はわかっていましたが、やはり、ここの縄張りの主のオス個体が圧勝しました。詳細は動画をご覧ください。

The male on the right holds the territory; the female on the left is "Micchan," who has been in wildlife rehabilitation before. He just made a pitiful cry and was no match for her.

サルハマシギ4羽、タマシギのペア、キリアイ、ヨーロッパトウネンほか

April 29, 2023

シギ、チドリの渡りがピークを迎えつつあるようで、田んぼが大変賑わっております。石垣島で唯一、繁殖するシギのタマシギもカップルで活動的です。

サルハマシギは夏羽から冬羽までさまざまなステージの換羽状況の4羽が滞在。今季、3個体目となるヨーロッパトウネンやキリアイ3羽、今季初オジロトウネンのほか、トウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、セイタカシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、イソシギ、ムナグロなどが一つのエリアに飛来しています。

Curlew Sandpiper in breeding plumage. Beautiful frosted patterning.

ハイイロガン、カンムリワシ幼鳥、オニアジサシほか

Nov. 20, 2022

10日ほど前に現れたハイイロガン。現在石垣島には、ハイイロガンのほかにカリガネ、マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、クロヅルと南の島らしくない鳥たちが滞在しています。

カンムリワシの幼鳥は今シーズン9個体目となりました。非常に活発な個体で、水田や採草地で獲物を捕まえていました。

数日前からオニアジサシも飛来。例年、しばらくは滞在しますが、越冬まではなかなかしないです。海岸には、メダイチドリやシロチドリ、コチドリ、ムナグロ、キアシシギ、アオアシシギ、キョウジョシギなどが数を増減させながら滞在中です。

I had already seen a flock of five Greylag Geese at the end of last year on Okinawa Island, but this was my first encounter with the species on Ishigaki Island.

標識付きリュウキュウコノハズク、巣立ちビナ連れで再発見

July 23, 2022

1カ月ほど前に掲載した標識付きのリュウキュウコノハズク が巣立ったヒナを連れて再び現れました。

最初は足環が見えていなかったのですが、とても特徴的なメスなのでもしやと思い、しばらく見ていると左足につけられた標識を確認することができました。営巣木から約70メートル東に離れたところにいました。

近くには巣立ってしばらくしたヒナを1羽見つけることもできました。

I was able to notice it because this type is rarely seen on Ishigaki Island. An adult female Ryukyu Scops Owl.

標識付きのリュウキュウコノハズク、アオバズク、カタグロトビ(動画あり)

June 29, 2022

標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。

6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。

昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。

A banded female Ryukyu Scops Owl.

ハイイロガン5羽とリュウキュウオオコノハズク、ヤンバルクイナ、ヤマシギ夜の御三家ほか

Jan. 3, 2022

家族旅行で年末年始を沖縄本島で過ごしたついでに昨年の11月22日から滞在中のハイイロガン5羽を見てきました。正月の夜には4時間ほど夜探にでかけ、リュウキュウオオコノハズクやヤンバルクイナ、ヤマシギなどを観察しました。

出だしが悪く、やんばる夜の御三家コンプリートは厳しいかと思われたのですが、午前2時過ぎまで粘ってなんとか。オオコノハズクは鉄板ポイントを何カ所か回るも見つけられずでしたが、小雨が降り出すと鳴き声も3個体聞け、姿も3個体見ることができました。繁殖期のさえずりと思われる鳴き声も録音できました。下の動画から聞くことができます。

ヤンバルクイナは2羽、ヤマシギも2羽でした。久しぶりの長時間夜探は疲れました…。^^;

三角池では、2013年に韓国で標識された個体含めて15羽のクロツラヘラサギが所狭しと採餌していました。

A Grey-lag Goose — a first record for me, seen on New Year's Eve. I think it's an adult, but I'm not sure.

オグロシギ、コアジサシ到着 タマシギは繁殖期(動画あり)

April 25, 2021

今季初のオグロシギとコアジサシを確認。

タマシギは先日の同じエリアの巣作りカップルとは別のペア。タマシギは一妻多夫ですが、ここはメスのなわばりが隣接しているのでしょうか。

コアオアシシギとタカブシギはここ数日で結構な数を確認しました。タシギとチュウジシギはそこそこいるのですが、今季はハリオシギがまだ確認できていません。まもなく5月になってしまうので今季は厳しそうです。

海岸にはたくさんのメダイチドリとその群れの中にオオメダイチドリやトウネンなどが混じっています。ホウロクシギもやってきましたが、警戒心が強いので浜で遊ぶ子どもたちを警戒してすぐに飛び立って行きました。

First Black-tailed Godwit of the season. An adult male, starting to come into breeding plumage.

台風2号の影響で増えた海岸のシギとチドリ

April 23, 2021

春の渡り中のシギやチドリを台風2号が直撃したため、飛翔力が高く天候が良ければ石垣島に降りずにノンストップで行ってしまうような大型のシギが多く降り立ちました。また、波が高いことから沖合の岩礁での休憩ができず、いつもより多くのシギとチドリが海岸に身を寄せていました。

この日、一番の収穫はコオバシギ。スポッターさんに教えてもらって現場に出向いたのですが、散歩の人に飛ばされてロストしたとのこと。近くを探してみると200メートルほど西の海岸に降りていました。

別の海岸にはオオソリハシシギ。こちらはノンストップで1万1000キロを飛べるとあって天候に恵まれた年は会えませんが、今回は台風の影響で4羽が飛来しました。

ホウロクシギも台風の影響が出だしてから立て続けに確認。この日は2羽が砂浜で採餌していました。

沖縄本島や宮古島では多くみられますが、なぜか石垣島では少ないチュウシャクシギも到着。オバシギ3羽とハマシギは数日前から場所を変えつつ滞在している模様。キアシシギは一気に数を増やして30羽ほどをカウント。ダイゼンは越冬組は抜けて渡り組が到着。キョウジョシギ、ムナグロ、アオアシシギ、メダイチドリなども台風で足止めを食らっていますが、これからどんどん北上していきます。

Adult Red Knot. Mid-molt from winter to summer plumage.

足環付きのカンムリワシ

July 28, 2020

見慣れない場所に右足に緑色の足環を付けたカンムリワシがいました。汚れて記号が読めないのが残念。

A banded Crested Serpent Eagle on a narrow lane in the village. I think it's a male, but I have no idea whose bird it is or where it came from.