2021年12月2日(旧暦では2021年10月28日)
サンカノゴイが数日前から滞在中。神出鬼没で目の前の草むらにいても出てこず、なかなかタイミングが合いませんね。^^;
リュウキュウヨシゴイ、ヨシゴイは毎日、元気にけんかしてます。^^;
ベニバトも複数箇所で複数羽。今年生まれの幼鳥がほとんどです。
ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ、タヒバリなども滞在中。
今季は、タゲリの数が目立って多く、20羽ほどが滞在しています。
田んぼのシギは、ヒバリシギ、ハマシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、タシギあたりが越冬中です。
サンカノゴイ リュウキュウヨシゴイ ヨシゴイ ベニバト ホオジロハクセキレイ ツメナガセキレイ クロツラヘラサギ タゲリ ヒバリシギ ハマシギ 2021年12月4日(旧暦では2021年11月1日)
石垣島では珍しいヒレンジャクが飛来しました。シロガシラなどとともにオオバアコウの実を食っていました。ヒレンジャクを見ているとギンムクドリとマミチャジナイもやってきました。こちらは先月からの滞在組です。
ヒレンジャク ヒレンジャクは熟して色づいた実を狙って食っていました。
ヒレンジャク オオバアコウの実をいくつか食うと休憩していました。
ギンムクドリ マミチャジナイ 2021年12月4日(旧暦では2021年11月1日)
11月29日に見つけたオオヨシゴイ はまだ滞在しています。草むらの中を移動するので見つけるのは至難の技。たまに見晴らしのいいところに出てくるので運良く遭遇できたらラッキーです。^^
今季はヨシゴイの越冬も以上なほど多く、すでに十数羽を確認。この日も愛想の良い個体は目の前で獲物のエビなどを捕っていました。
ジャワアカガシラサギはアカガシラサギとともに10月からの長逗留。夏羽が出る頃までいてくれることに期待。ジャワアカガシラサギを見ていたら遠くにチュウヒを確認しました。 昨年は複数個体 が長期滞在していましたが、ことしはどうなるのか?
オオヨシゴイ ヨシゴイ ヨシゴイの幼鳥がエビを捕まえました。獲物はほとんどエビでした。
ヨシゴイ ヨシゴイ ジャワアカガシラサギ 長逗留のジャワアカガシラサギ。警戒心ゆるゆる個体です。
チュウヒ
2021年12月7日(二十四節気の大雪、旧暦では2021年11月4日)
何度か確認していてもなかなか写真に撮れないヒメクイナの写真がやっと撮れました。
石垣島では少ないツルシギは今季初確認。オジロトウネン、ヒバリシギ、オオハシシギ、メダイチドリ、シロチドリなどは元気に滞在中。
ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ いつもは警戒心が強く見づらいですが、この個体は、警戒心はあまりない模様。
ヒメクイナ 畔の近くを素早く移動する姿はネズミのようでした。^^;
ツルシギ オジロトウネン トウネン オオハシシギ タシギ タゲリ シロチドリ メダイチドリ なぜかばりばりの夏羽なメダイチドリ。南半球からやってきたのでしょうか?
メダイチドリ コチドリ ノビタキ ムネアカタヒバリ ハクセキレイ ハクセキレイ
2021年12月7日(二十四節気の大雪、旧暦では2021年11月4日)
美しいアカツクシガモが飛来しました。警戒心のゆるい個体でゆっくり見ることができました。メジロガモも元気に滞在。今季、飛来の多いヒシクイですが、1羽でいる個体がいました。
アカツクシガモ 刈り取り後の田んぼにアカツクシガモのメス成鳥が飛来しました。
アカツクシガモ アカツクシガモ メジロガモ ヒシクイ コガモ ヨシゴイ オニアジサシ
2021年12月8日(旧暦では2021年11月5日)
11月4日から確認中のヒメクイナは順調に滞在中です。警戒心もあまり強くなく、毎日、同じ場所に出てくるので日々の観察が楽しいですね。
ヒメクイナ 近くに現れたヒメクイナの幼鳥。近くて驚きました。^^;
ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナ タシギ タシギ ジシギはタシギばかりになり、つまらないです。^^;
2021年12月14日(旧暦では2021年11月11日)
久しぶりのカンムリワシ幼鳥。今季は幼鳥13個体ほど確認されていますが、出現場所が安定しないです。カタグロトビは繁殖行動が見られるのも複数ペア。わが家の近くのペアも盛んに鳴きかわしているので、ふたたび繁殖するかも。ベニバトは数を減らしましたが、散発的に現れます。この時期現れるのは幼鳥ばかりです。
公園や街路樹ではガジュマルやオオバアコウが実をつけており、野鳥たちを引き付けています。ヤエヤマシロガシラが一番多いですが、ギンムクドリやカラムクドリ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミなどもやってきます。
カンムリワシ カタグロトビ チョウゲンボウ ベニバト カラムクドリ カラムクドリ こちらもオス。メスもいましたが、開けたところには出てきませんでした。
ギンムクドリ 今年は少ないギンムクドリ。例年なら一番個体数が多いのですが、どうしちゃったのでしょう。
2021年12月14日(旧暦では2021年11月11日)
今季3個体目となるサンカノゴイに巡り会えました。水路を歩いていたので近くで観察することができました。警戒心が強いのか弱いのかよくわからない個体でした…。^^
動画も撮れましたが一瞬です。
サンカノゴイ サンカノゴイ サンカノゴイ サンカノゴイ 静かに見ていると警戒は解けて草むらの中で餌探しをはじめました、
ムラサキサギ オオハシシギ 滞在2カ月となったオオハシシギ。すっかり冬羽に衣替え。
タシギ ハマシギ
2021年12月15日(旧暦では2021年11月12日)
12月5日から3日間滞在した後、行方不明になっていたアカツクシガモ がもどってきました。どこへ行っていたのでしょうね?
沈砂池にはメジロガモのオスとメスが逗留中。両方とも幼鳥です。
八重山はカモは少なめなのですが、それでもオナガガモやハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモなどが観察できます。カイツブリは石垣島で繁殖していのですが、冬になると越冬個体がやってきて一気に増えます。
ヨシゴイ、タシギ、ノビタキも観察できました。
アカツクシガモ 同じ田んぼに舞い戻ってきたアカツクシガモの成鳥メス。
メジロガモ メジロガモ メジロガモ メジロガモ 第1回生殖羽に変わるともっと褐色が強くなるのでしょうか。
オナガガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ コガモ カイツブリ ヨシゴイ ヨシゴイ タシギ ノビタキ
2021年12月18日(旧暦では2021年11月15日)
取材と取材の間の隙間時間で石垣島初記録となるキマユホオジロを発見。4羽の小群でした。同じ群れにシベリアアオジも混じっていました。今季のエンベリは、コホオアカ、シベリアジュリン、カシラダカと合わせて、これで5種となりました。
写真は撮れませんでしたが、シラガホオジロも確認しており、可能性の高いミヤマホオジロも見つけて7種まで伸ばしたいですね。^^
11月にフィーバーしていた石垣島ですが、12月に入っても楽しい日々が続いています。
キマユホオジロ キマユホオジロ シベリアアオジ シベリアアオジ シベリアアオジ 上と同個体。チョウゲンボウの出現に警戒しています。
クロウタドリ クロウタドリは一瞬で茂みに入ってしまった。^^; ボケボケの写真だけど、思いもよらない所にいたので記録。今季のクロウタドリは、あちこちでだらだらと出現します。
ジョウビタキ ジョウビタキのメス。最初、翼の白斑が見えず、ドキッとしました。^^;
コムシクイ カンムリワシ 2021年12月27日(旧暦では2021年11月24日)
これまで今年生まれのカンムリワシの幼鳥は十数羽です。気になるのは交通事故が多いこと。多くのカンムリワシが輪禍で命を落としたり、野生に返せなくなっています。救護施設もスペースが逼迫状態となっています。石垣島や西表島を訪れるみなさんは安全運転でお願いします。
カンムリワシ カンムリワシ 警戒心はありませんが、長時間の観察は採餌に悪影響を及ぼす恐れがありますので自粛です。
リュウキュウコノハズク 2021年12月27日(旧暦では2021年11月24日)
メジロガモ3羽、沖縄的珍鳥のスズガモ2羽が滞在中。ホシハジロは八重山では珍しく、沖縄本島ではそこそこ見られます。ヘラサギ1羽が島内を移動しつつ滞在中でユリカモメも1〜8羽が増えたり減ったりしながら逗留しています。
田んぼのシギは、タシギやアカアシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギあたりが滞在中です。
忘れていた10月の保護個体のアカオネッタイチョウも2カ月遅れで掲出しておきます。^^;
メジロガモ メジロガモの幼鳥メス2羽。オス幼鳥もいましたが、草むらの奥で撮れず…。
メジロガモ メジロガモ メジロガモ スズガモ スズガモ ホシハジロ ヘラサギ リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイ タゲリ ユリカモメ 田んぼでユリカモメ。最大8羽ほどいましたが、全て第1回冬羽です。
タシギ イソシギ アカアシシギ アカアシシギ成鳥冬羽。成鳥、幼鳥含めた小さな群れで越冬中。
アカオネッタイチョウ
2021年12月27日(旧暦では2021年11月24日)
久しぶりにコホオアカを撮影。エンベリが少ない沖縄では確実に毎年、観察できるのですが、草にもぐりがちで撮影する機会は少ない…。
ツメナガセキレイは群れが島内を移動しながら越冬しています。その群れの中にハクセキレイやキセキレイ、タヒバリなどが入っています。
コホオアカ コホオアカ ツメナガセキレイ ツメナガセキレイ タヒバリ タヒバリ タヒバリ ホオジロハクセキレイ ハクセキレイ イソヒヨドリ イソヒヨドリのメス。おそらく第1回冬羽。 身近な鳥なのにしっかり見ていないのでよく分かりません。^^;
2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
12月に入り、カンムリワシは成鳥、幼鳥とも特に見やすくなっており、1日で10羽以上出会うこともあります。
ムラサキサギも成鳥、幼鳥とも牧草地や収穫の終わったサトウキビ畑、田んぼなどで見ることができます。
石垣島内のズグロミゾゴイは、市街地への進出が拡大しているのか、シードー線以南でも多く見られるようになってきました。繁殖も行っていると思われます。
カンムリワシ カンムリワシ カンムリワシ カンムリワシ カンムリワシは繁殖期が始まっており、行動が活発になっています。鳴き交わしもあちこちで聞こえてきます。
カンムリワシ ムラサキサギ ムラサキサギ幼鳥。成鳥を追い払う気の強い個体でした。
ズグロミゾゴイ ズグロミゾゴイ成鳥。昨年まで幼鳥だった個体なので2年目です。
2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
ジャワアカガシラサギは滞在期間2カ月 となりました。同エリアにいるアカガシラサギも同じような期間います。両者とも夏羽へ変わるまでの滞在に期待が高まります。
ツルシギは12/6から 滞在中。越冬個体のタシギは十数羽、ハマシギも8羽ほど確認しました。ほかにはアオアシシギが多いです。
ジャワアカガシラサギ アカガシラサギ ツルシギ ツルシギ第1回冬羽。黒くなるまでいてほしいですね。
アカアシシギ タシギ ハマシギ
2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
石垣島ではさまざまな野鳥が越冬します。その中で観察しにくいのが小鳥たち。鳴き声をよく耳にするところでは、コムシクイ、キマユムシクイ、ノゴマ、ウグイスですが、どれもやぶの中にいるので見るのも大変です。
ムクドリサイズだとギンムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、バライロムクドリ、ツグミ、シロハラ、アカハラあたりが越冬しています。ムクドリの仲間は電線などに止まり鳴き声も騒がしいので見つけやすいのですが、行動範囲が広いのでだめなときは全く出会えません…。^^;
ギンムクドリ コホオアカ コホオアカ キマユムシクイ キマユムシクイ 獲物はなんでしょう。小さすぎてよく分かりませんが、アブラムシのような虫を食っているような感じでした。
キマユムシクイ ウグイス 下草にはウグイス。ナナフシをのみ込むのに苦労していました。
ウグイス ウグイスは、カラフトウグイスやチョウセンウグイスなどいくつかの亜種が飛来していると思います。こちらはただウグイスでしょうか。
ジョウビタキ ジョウビタキのメス。石垣島に残っているジョウビタキはメスが多いようです。