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ヤツガシラ、クロウタドリ、ソリハシセイタカシギと八重山3留鳥ほか

2020年3月20日

二十四節気の春分のこの日、どーしてもヤツガシラが見たいという大学生がやってきたので、野鳥ガイドの真似事をして久しぶりに本気の鳥探し。学生は先週も石垣島に来ていましたが、ヤツガシラを見られずだったので気合十分で再来島。結果、ヤツガシラ2個体とクロウタドリの美しい成鳥を首尾よく観察、撮影することができました。この日、ヤツガシラが見られたのは、石垣島ではわれわれのグループだけのようです。何はともあれ見られてよかったー。

見つけた三つのポイントは毎度のことながら石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんに連絡済みです。^^

スポッターさんに教えていただいたソリハシセイタカシギ3個体も見ることができましたが、近くで工事が始まった途端にどこかへ飛んでいってしまいました。

シギは今季初のセイタカシギとムナグロを確認したほか、アカアシシギやタシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが断続的に島に入ってきています。

一日中、曇天模様でしたがカンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギの八重山農地三大留鳥は多くの出会いがあり、那覇からの友人と共に、みなで楽しめました。^^

リュウキュウアカショウビンの鳴き声も聞こえているので探しましたがこちらは見つからず。4月に入れば見やすくなるのでそれまであと2週間ですね。

キンバトはオスの鳴き声の確認とメスが飛び去る姿を一瞬確認しました。キンバトが見やすくなるのはまだ先です。

探鳥後は、私の家族も交えて6人でいつもの餃子屋で祝杯をあげました。^^

一番の目標だったヤツガシラをゲット。羽繕い後、冠羽を開いた。

翼を伸ばしてリラックスするヤツガシラ。

ゴキブリを捕まえた。

別の場所で見つけたヤツガシラ。渡ってきたばかりのような雰囲気でした。

この個体は頻繁に冠羽を開いていました。

クロウタドリの成鳥オス。美しいです。

クロウタドリは枯れ草をかき分けて虫を探しているようです。

ソリハシセイタカシギ3羽。与那国島では8羽の群れが観察されていました。同じ群れなのか別なのか。

ムラサキサギ成鳥。牧草地や田んぼなどで多くの個体に出会えました。

ムラサキサギの若い個体。

こちらも若い個体。

北部のカンムリワシ。

こちらのカンムリワシは2羽が同じ牧草地にいました。おそらくカップルなのでしょう。

ズグロミゾゴイ成鳥。第1回夏羽かな?

シマアカモズの成鳥オス。換羽が進んでぼろぼろですね。

尾羽のないシマアカモズ。ツミにでも襲われたのか?

ほぼ夏羽のアカアシシギ。数羽が水路に降りていた。

セイタカシギのメス成鳥。こちらは単独での飛来。

ムナグロが8羽、学校の校庭に降りていた。オオチドリは混ざっていなかった。^^;

第1波のタシギは抜けたと思っていましたが、2羽発見。

チョウゲンボウの若いオス。雨覆に幼羽が多く残っていますので第1回夏羽でいいのかな。

オオバンは数を減らしていた。沖縄本島では近年、越夏するオオバンもいますが、石垣島では見ないですね。