田んぼと牧草地巡回でモズ3種ほか
2020年2月10日
春の渡りが始まりつつあるのか、石垣島内のサシバはほとんどいなくなっています。暗色型サシバも見当たりませんでした。11月から滞在していたアオシギもここ数日の間に見られなくなりました。
タカサゴモズはお気に入りの餌場でイモムシやバッタなどを捕まえていた。シマアカモズは島内で移動している雰囲気ですが本格的な渡りはまだ始まっていないようであちこちの農耕地で確認できました。
渡りの早いカラアカモズは北上が始まっているのか、田んぼと牧草地が混在する農耕地で1羽確認できました。
田植えが始まった田んぼにはツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイ、キガシラセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群れ。
穏やかな陽気に包まれ、カンムリワシの姿もよく目にしました。
タカサゴモズ成鳥。小さなぐぜりも聞けました。
お気に入りの枝に止まるタカサゴモズ。
近いんだけど、全身は拝めず。ペリットを吐き出していた。
暖かい日が続くので、いつ渡ってしまうか気になるところです。
シマアカモズ成鳥オス。
シマアカモズ成鳥メス。
石垣島で見られるほかのモズより渡りの始まりが早いカラアカモズ。
カラアカモズは、田んぼや牧草地で餌を捕らえていた。
カンムリワシ幼鳥。虹彩が暗色のタイプです。
カンムリワシ成鳥。
下面が多少色づいてきたタヒバリ。
何かの幼虫を捕まえたタヒバリ。
夏羽に変わりつつあるツメナガセキレイ。群れの中でもほとんど夏羽になっている個体からまだ冬羽の個体まで様々でした。
田植えの準備で水の張られた田んぼにはシロハラクイナが多く見られました。