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具志干潟でオニアジサシ、ズグロカモメほか

2017年11月1日

今年も具志干潟にオニアジサシがやってきました。現地に到着して双眼鏡で対岸を確認すると2羽のオニアジサシが休んでいました。距離にして450メートルほど離れているのでのんびりと観察していると上空からもう1羽オニアジサシが降ってきて合わせて3羽となりました!!

ズグロカモメも12羽ほど渡ってきていました。干潟手前で3羽のズグロカモメがシオマネキの仲間を走ったり、急降下したりして捕まえていました。

クロハラアジサシもかなりの数が滞在、ダイシャクシギやサギ、ミサゴなどやってきて賑やかな干潟でしたが途中、ハヤブサがやってくるとアジサシたちやカモが一斉に舞い上がりさらに賑やかになっていました。ハヤブサは獲物を捕る気がなかったのかそのまま空港の方へ消えて行きました。

マヒワの20羽ほどの群れは、西の方からやってきて干潟の上を通過し、東の公園の方へ消えて行きました。きょうは時間がなく探せなかったけど、明日会えるだろうか。

はるか遠い対岸にオニアジサシが2羽。周りにはクロハラアジサシがたくさん休んでいた。

少し離れてもう一羽オニアジサシ。こちらは座り込んでいました。ハヤブサに驚いて飛び上がり、こちらに近づくとくちばしから釣り糸らしきものが出ていた。餌と間違えて釣りの仕掛けを呑んでしまったのだろうか。昨年も くちばしから釣り糸が出てるオニアジサシ がいた。

上のオニアジサシがハヤブサに驚いてこちらへやってきた。よく見るとくちばしの根元から釣り糸が絡み合ったようなものが見える。

上の個体。正面から見てもやはり糸の絡んだようなものが見える。

シオマネキを走って捕まえたズグロカモメ。

マングローブとズグロカモメ。沖縄でないと見られない風景です。

翼の模様から幼鳥の第1回冬羽。ほかのズグロカモメをほとんど幼鳥でした。

ズグロカモメは、低空飛行から急降下してカニを捕まえることもありました。

ズグロカモメやダイシャクシギなどの餌となるシオマネキ。大量にいます。

ダイシャクシギ。

ハクセキレイもやってきて小さなカニを捕まえていた。

ハヤブサがやってきて驚いたカルガモとマガモのオスと幼鳥。干潟に降りているときは気づきませんでした。