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石垣島で数を増やしつつあるカタグロトビ

2017年9月12日

日帰り出張で石垣島に行ったついでに、今話題のカタグロトビを久しぶりに見てきました。

カタグロトビは、先月は4羽のヒナが巣立ち、同年3月には1羽のヒナが巣立ち石垣島で数を増やしつつあります。人間が持ち込んだわけでもなく、おそらく台湾あたりに生息する個体群からの自然飛来と思われます。

旺盛な繁殖力で今後も数を増やす可能性もありますが、しばらくはモニタリングなどして静かに見守るしかないでしょう。

カタグロトビの成鳥がこちらへ向かって飛んできました。思い通りのコースを飛んでくれたのはいいのですが、これを最後に見失ってしまいました。飛行機の時間も迫っていたので探索も断念。

最初はモクマオウに止まっていたが、知らないうちにフクギに移動していた。

カタグロトビはその名前の通り、肩が黒い。実際に黒いのは小雨覆、中雨覆と大雨覆の一部でしょうか。尾羽は真ん中以外は白っぽいです。

下から見ると翼下面の初列風切と次列風切の一部も黒いのが分かります。

そして真っ赤な目が印象的。

初列風切の先端が生え変わってきている。

シマアカモズもたくさん渡ってきていました。