与那国島出張で少しだけ鳥見。 前の年のカンムリカッコウやカラノスリ のような珍鳥を期待しましたが、思うようにはいきませんでした。それでも石垣島ではめったに出会えないマヒワの群れに会えるなど楽しい出張となりました。
今季初のツグミは与那国島での出会いとなりました。
カタグロトビの幼鳥は、最近になってやっと独り立ちしたようです。石垣島のカタグロトビは、年に何回も繁殖するので生息数がどんどん増えています。昨年も越冬したハヤブサのペアが今年も同じ場所に訪れました。同じエリアにはオオノスリもおり、オオバンやサギたちは戦々恐々です。近くにいたカンムリワシの幼鳥はハヤブサの2羽に追い回されて驚いているようでした。
コハクチョウ2羽も引き続き滞在。タゲリは幼鳥ばかり10羽ほどが飛来。田んぼは、コアオアシシギやアオアシシギ、アカアシシギ、タカブシギ、ハシビロガモ、コガモなどでにぎやかです。今季初のキンクロハジロも確認しました。
警戒心ゼロのカタグロトビ幼鳥。場所や時期的に以前、空中で 親鳥から給餌を受けていた個体 かもしれません。
昨日 に続き、今季2羽目のアメリカウズラシギを発見しました。今回はいい条件で観察、撮影することができました。
今季初となるタゲリは10羽ほどの群れで、全てが幼鳥でした。石垣島でこの時期に見られるタゲリはほとんど幼鳥です。
写真は撮れませんでしたが、ベニバトやセジロタヒバリ、ヒバリなども確認できました。
今季2羽目の発見となったアメリカウズラシギ。昨日同様にこちらも幼鳥でした。
立冬のこの日、マガンが25羽飛来しました。石垣島はもちろん沖縄でも最大の飛来数だと思われます。これまで県内でもっとも多い飛来数は 2018年の11羽 なので倍以上の数に記録更新です。ついでにオナガガモ3羽もついてきました。
今季初となるキンクロハジロを確認。単独で水路を泳いでいました。
先月、50羽ほどの群れで入ったタゲリは島内で分散してあちこちの田んぼにいます。
ツメナガセキレイとムネアカタヒバリは群れで島内を移動していて、昨日は100羽以上の群れがいたのに今日はいないなんてことがよくあります。
ほかにはオグロシギやムナグロ、リュウキュウヨシゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギ、シマアカモズ、サシバなどレギュラーメンバーに会えました。
マガンの群れは成鳥、幼鳥合わせて25羽でした。
先月からのレンカク はまだ滞在していました。相変わらず警戒心のない個体です。
ジャワアカガシラサギと入れ替わりにアカガシラサギが増えてきました。近年の石垣島の恒例行事になりつつあります。
カモも増えてきました。コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモがメインでたまにシマアジも現れます。
先月から滞在中のレンカク幼鳥。