数日前から草むらからの鳴き声を確認していたセジロタヒバリがやっと撮影できました。
ムネアカタヒバリも大量に到着しているので、探し出すのは根気のいる作業でしたが、鳴き声を頼りに待っていると雨上がりのあぜにひょっこりと出てきました。狙い通りに見られるとうれしさも格別ですね。^^
アカハラダカの渡りは9月初旬から始まっていますが、最近は台風の影響で悪天候が続き、石垣島で滞在する個体が目立ちます。多い時は電線に3羽ほど止まっていました。天気が回復したら一気に渡っていくことでしょう。
渡り途中のエゾビタキや越冬組のコムシクイなども増えています。コムクドリは500羽ほどの大群が市街地の公園などを移動していました。
セジロタヒバリ第1回冬羽。
昨日のレンカク といい、今日のズグロチャキンチョウ、バライロムクドリといい、仕事の合間のほんの少し空いた時間でポンポン見つかっています。効率が良すぎて不気味。^^; 5日前のモズ にも手が震えました。モズは沖縄ではど珍鳥なのです。^^
ズグロチャキンチョウの幼鳥は田んぼに飛来していました。ズグロチャキンチョウの幼鳥はチャキンチョウと識別が難しいですが、おそらくこの個体はズグロチャキンチョウと思われます。
バライロムクドリの幼鳥も撮影できました。数日前から目撃情報があった場所からは直線距離にして数キロ離れているので同じ個体なのか違うのか微妙なところ。今朝はほかの農耕地でも友人が目撃して写真も撮っていますが、換羽の状態が全く違うので少なくとも2個体はバライロムクドリが入っているようです。バライロムクドリは今季、沖縄本島の漫湖湿地センターにも入っています。
カラムクドリ、ホシムクドリ、コムクドリ、ムクドリも今日一日で撮影できました。ギンムクドリも撮れれば石垣島のムクドリはコンプリートしたのですが…。シベリアムクドリは別枠で。
バライロムクドリとホシムクドリのねぐらと餌場も見つけたので、天気のいい日に電線じゃないところに止まってる写真を狙います。^^
シマアカモズもたくさん越冬モードになっており、変わったモズはいないかと探すのですが、シマアカモズばかりでした。
ズグロチャキンチョウ第1回冬羽。
工業地帯のど真ん中にある目立たない公園で探鳥。渡りの時期は意外と鳥がいます。
駐車場に車を止め、雑草が伸び放題の遊歩道を歩くとすぐにシマアカモズの幼鳥が見つかりました。ベンチに腰掛けてしばらく見ていると、なんとギンヤンマを捕まえました。地面のバッタを捕まえる場面にはよく遭遇しますが、素早く飛び回るトンボを捕まえるとは知りませんでした。シマアカモズは4個体確認。今年はモズが多そうだ。
公園内の水場にはアカガシラサギがいた。警戒心が非常に強く、通行人があるたびに驚いて飛び回っていました。
アコウやカジュマルには実を食べにコムクドリやムクドリ、シロガシラなどが集まっていた。
遊歩道にツミの羽が散らばっているので付近を探してみると頭がなくなったツミの死体がありました。何かに襲われたのだろうか。
他に今季初のチョウゲンボウとシロハラ、キセキレイをそれぞれ1羽ずつのほか、越冬地へ南下途中のサンコウチョウも確認しました。
なんとシマアカモズ幼鳥がギンヤンマを捕まえた!!