2023年9月2日(旧暦では2023年7月18日)
僭越ながら第1回石垣島ジシギ合宿を開催させていただきました。SHIMASOBA荘への無料ご招待付きでございます。
記念すべき初開催には、BIRDER誌の連載でジシギ類の野外識別などを執筆する方に参加いただきました。石垣島のハリオシギとチュウジシギはプロの目を持ってしても興味深いもののようでした。合宿中は本土のオオジシギ、チュウジシギについての渡りの時期や換羽の特徴など直接レクチャーいただき、大変勉強になりました。識別について執筆されているだけに、それぞれの特徴の言語化が適切で感心しました。
成果は上々で、たくさんのハリオシギと南西諸島によくいるタイプのいわゆるニシチュウジシギを成鳥、幼鳥含めて大量に観察することができました。ほとんどの時間をジシギに費やしたにも関わらず、副産物としてジャワアカガシラサギ2個体や今季初となるアオアシシギ幼鳥とクサシギ幼鳥、トウネン幼鳥、ウズラシギなども観察できました。
初日は参加者を午後1時半ごろに空港に出迎えて、午後2時すぎには、1羽目のハリオシギをゲットしました。午後6時まで観察し、写真が撮れた10個体のハリオシギの写真を貼り付けます。 2日目 、 番外編 は別記事で紹介します。
今後もジシギ合宿は開催していきたいと思います。告知はこちらのウェブログやSNSで行います。開催時期は成鳥、幼鳥とも飛来し、換羽状況も多彩な8月下旬ごろを予定しています。ほかの鳥やシギチも楽しめる春の渡りのころ(4月上旬から中旬)も希望があれば実施したいですね。
ハリオシギ 合宿一発目のハリオシギはこんな状況の出会い…。^^; 貴重な成鳥でした。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ成鳥。肩羽はすでに冬羽に換羽しています。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。チュウジシギもですが、成鳥より幼鳥が圧倒的に多いです。
ハリオシギ めちゃくちゃ遠いハリオシギ幼鳥。石垣島の秋の幼鳥で一番多いタイプの羽衣です。
ハリオシギ ハリオシギ 初日、一番近かったハリオシギ。幼鳥です。群れの中でも特に小型でかわいらしい個体でした。兄弟かと思うような、そっくりな個体がもう一羽いました。
ハリオシギ 上と同個体。この日は、ほとんどの個体が餌取りに夢中で、なかなか羽繕いをしませんでしたが、なんとか尾羽が見えました。
ハリオシギ こちらも上と同個体。換羽はまったく進んでいないフレッシュな幼羽が美しい個体です。
ハリオシギ 初日、最後の個体で10羽目のハリオシギとなりました。この後、わが家で交流を兼ねたバーベキューがあるので午後6時で観察は終了となりました。
チュウジシギ チュウジシギ 遠くにチュウジシギ幼鳥。個体数はチュウジシギのが多いですが、ハリオシギ探してどうしても後回しになりますので、写真は少しだけ…。^^;
2023年9月2日(旧暦では2023年7月18日)
第1回石垣島ジシギ合宿の2日目です。この日が最終日となるので早朝からスタートと行きたいところですが、子どもの世話などあるので、午前9時からのゆっくりスタート。
近所の田んぼで石垣島で今季4羽目、与那国島の初記録個体と合わせると今季5羽目のジャワアカガシラサギが出迎えてくれました。
同じ田んぼでハリオシギ、チュウジシギとも見るのですが、ど逆光だったり、草丈が高かったりで条件が悪いので、例年、島の中で最も個体数が多く見やすいポイントへ早々に移動しました。
その後もポイントをいくつか周り、参加者の帰りの飛行機の時間ギリギリまで最終日を堪能しました。^^
合宿初日 はハリオシギを集中的に取りましたが、2日目は少し余裕も出てチュウジシギの尾羽もなるべく撮るようにしました。 番外編 はこちらです。
ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。アオシギを思わせる羽色がとても好みです。このタイプは少ないですね。下に動画もあります。
ハリオシギ ハリオシギ 上と同個体。尾羽も見せてくれました。針のような尾羽分かりますか?
ハリオシギ こちらも上と同個体。バンの接近に警戒して尾羽を思いっきり見せてくれました。ハリオシギの尾羽の外側はここまで開いてやっと見えますね。通常の羽繕いだと見えないことが「ハリオシギの可能性」みたいな感じです…。^^;
ハリオシギ ハリオシギ 上と同個体。ボケボケの写真ですが、初列の換羽状況がなんとか見えます。初列風切は外側に2~3枚の旧雨を残して換羽済みのようです。
ハリオシギ 畔で休んでいたハリオシギ成鳥。肩羽は冬羽に換羽済み。三列風切は1枚だけ新羽が見えています。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ成鳥。肩羽や三列風切などは換羽が進んでいます。
チュウジシギ チュウジシギの尾羽は普通の羽繕いでも見やすいです。最終日は、帰りの飛行機の関係で午後4時すぎまでの観察。ジシギは、この個体で終了しました。
2023年9月2日(旧暦では2023年7月18日)
第1回石垣島ジシギ合宿の番外編では、2日間のジシギ探しの間に出会った野鳥を紹介します。
ジャワアカガシラサギは石垣島で今季4羽目となる個体を発見。アオアシシギとクサシギ、トウネンは今季初の幼鳥を確認。ウズラシギ成鳥は今季初認。タマシギは小さなヒナを連れた親子に出会いました。
合宿の 1日目 、 2日目 もご覧ください。
ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ アオアシシギ アオアシシギ クサシギ トウネン ウズラシギ 今季初のウズラシギ。肩羽に冬羽が2枚ほどでています。
ウズラシギ 上の個体と一緒にいたウズラシギ。こちらも数枚の冬羽が出ています。
タマシギ タマシギの親子。ヒナも2羽いましたが、警戒して親鳥の下に潜り込んで見えません。
セイタカシギ セイタカシギ コアオアシシギ アカアシシギ 2023年9月7日(旧暦では2023年7月23日)
今季初となるキアシシギの幼鳥を確認しました。チュウジシギとハリオシギは台風明けに激減。ほとんどいなくなってしまいました。第2波が来るまで、ジシギはお預けです。
タマシギは今年1回目の繁殖で生まれたヒナたちはすっかり大きくなっていますが、まだ兄弟で行動を共にしているようです。第2回の繁殖も行われ、小さなヒナを連れた親鳥を見ます。
アマサギは200羽ほどの群れが田んぼに飛来していました。まだまだ増えます。
キアシシギ キアシシギ幼鳥を今季初認。5羽の群れは全て幼鳥でした。
タマシギ タマシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ成鳥。肩羽は冬羽に変わっています。3列は一部、脱落していますね。
トウネン イソシギ ムラサキサギ ツメナガセキレイを見てたらムラサキサギ成鳥が飛んできた。
アマサギ 2023年9月7日(旧暦では2023年7月23日)
朝の出勤途中に3羽、昼間に1羽、家族で外食に向かう道すがら3羽と7羽アカショウビンを確認しました。夕方のアカショウビンは3羽が同じガードレールに止まっていました。夜、渡るための準備でしょうか?
カンムリワシの出会いも増えてきて、この日は3羽に出会いました。
ツメナガセキレイは全てマミジロツメナガセキレイで幼鳥、成鳥入り混じった大きな群れがあちこちに入っています。
リュウキュウアカショウビン 近所のアカショウビン。毎朝、この個体に挨拶してから出社します。^^ 数日前はみすぼらしかった、頭部の換羽は済んだようですね。
リュウキュウアカショウビン 初列風切はまだ旧羽のようです。ここでサスペンドして渡るんでしょうか?
カンムリワシ カンムリワシ成鳥。田んぼが見晴らせる防風林から獲物を狙っていました。
カンムリワシ カンムリワシ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ シベリアツメナガセキレイかと思ったらマミジロツメナガセキレイだった…。雨に濡れて眉斑が消えていただけだった…。
2023年9月8日(二十四節気の白露、旧暦では2023年7月24日)
8月25日ごろに第1号が巣立ったカンムリワシですが、この日、今季3個体目となる幼鳥が確認されました。
カンムリワシ 飛ぶカンムリワシの幼鳥。いつ見てもかっこいいですね。
カンムリワシ 遠かったので1200mmのレンズにカメラ内クロップで撮影。さらに写真をトリミングしているので2700mm相当です。
カンムリワシ カンムリワシ幼鳥の伸び。そのうがパンパンなので餌をしっかり食った後のようです。
2023年9月11日(旧暦では2023年7月27日)
キリアイとオジロトウネンを今季、初めて確認しました。いずれも幼鳥でした。ハリオシギとチュウジシギも少しいました。タシギは相変わらず確認できず。
田んぼにはセイタカシギやアオアシシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネン、コチドリ、ムナグロ、ソリハシシギなどがいました。
クロハラアジサシは小さな群れが、エサをとったり水浴びしたりしていました。
キリアイ 娘が見つけた今季初のキリアイ。秋はいつも幼鳥です。
キリアイ 上と同個体。換羽は始まっていないフレッシュな幼羽が美しいですね。
オジロトウネン オジロトウネン幼鳥。田んぼの一番奥にいて遠かった…。
ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。この個体、なんだか換羽の進捗が早すぎる…。
ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。ハリオシギはすっかり減ってしまいました。そろそろ第2波が来る予定です。
チュウジシギ チュウジシギ こちらもチュウジシギ。同じエリアの違う田んぼで撮ったのですが、上と同個体でした。散歩の人に驚いて飛んできた?
トウネン コアオアシシギ クロハラアジサシ 2023年9月11日(旧暦では2023年7月27日)
リュウキュウアカショウビンはまだまだ出会えます。わが家の周辺でも複数個体が観察できます。9月中には渡って行ってしまうと思います。4月から半年もの間、朝のさえずりなど生活に彩りを与えてくれました。^^
カラムクドリ1羽をインドハッカの群れの中で今季初確認しました。これから石垣島で越冬するカラムクドリ、ギンムクドリ、コムクドリ、ホシムクドリ、バライロムクドリなどがやって来ます。
リュウキュウアカショウビン 一番ご近所さんのアカショウビン。ここでは 数日前に撮影した個体 と合わせて、少なくとも2羽がここで渡りに備えているようです。
リュウキュウアカショウビン こちらも自宅近くで見られるアカショウビン。換羽が進んでいます。旧羽はリュウキュウアカショウビン特有の紫色っぽさが褪色しているのが分かりますね。
インドハッカ / カラムクドリ 2023年9月12日(旧暦では2023年7月28日)
仕事で北部へ行くとシマアカモズが増えていました。南部の個体も増えてくると思います。ツメナガセキレイはマミジロツメナガセキレイばかり、そろそろ(キマユ)ツメナガセキレイなどがやってくるはずなのですが…。
シマアカモズ シマアカモズ バッタを捕まえたシマアカモズ。こちらも第1回冬羽。成鳥はこれからです。
マミジロツメナガセキレイ 2023年9月15日(旧暦では2023年8月1日)
8月下旬から滞在のジャワアカガシラサギ は相変わらず警戒心なしで餌探ししていました。
リュウキュウヨシゴイは今年巣立ったヒナの分散期であちこちで出会います。道路を横断する個体も多く、1カ月で2個体の交通事故を目撃しました。
ハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽だけ交ざっていました。
ジャワアカガシラサギ 警戒心ゼロのジャワアカガシラサギ。1週間以上の滞在となりました。
ジャワアカガシラサギ 畔沿いを歩きながらケラやバッタを捕まえていました。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイ成鳥オス。ジシギを見ていたらひょこっと現れました。
リュウキュウヨシゴイ ムラサキサギ ハジロクロハラアジサシ冬羽。クロハラアジサシ数羽といました。
ハジロクロハラアジサシ
2023年9月15日(旧暦では2023年8月1日)
シベリアオオハシシギの幼鳥が飛来しました。田んぼでアオアシシギやセイタカシギと共に行動しています。
キリアイは各所の田んぼに入り、3エリアに4羽います。当然のことながら全て幼鳥。たまには成鳥が見たい…。
エリマキシギも複数飛来。オジロトウネンも少しずつ増えて来ました。
今季初のチュウシャクシギ幼鳥も確認。田んぼは秋が深まるごとに、にぎやかになってきました。
シベリアオオハシシギ シベリアオオハシシギの幼鳥。農家の軽トラックが通るたびに驚いていた。
シベリアオオハシシギ 静かに観察しているとリラックスしてエサをとっていました。
キリアイ キリアイ幼鳥。この個体はすぐにいなくなってしまった。
キリアイ キリアイ キリアイ 新しく入ったキリアイ。上の個体と一緒に行動していました。
エリマキシギ エリマキシギ トウネン オジロトウネン ヒバリシギ ウズラシギ アカアシシギ チュウシャクシギ チュウシャクシギ幼鳥。少し足を痛めているようでした。
アオアシシギ
2023年9月15日(旧暦では2023年8月1日)
石垣島のジシギ3種そろいました。調子に乗ってハリオシギ、チュウジシギ、タシギを撮りまくってしまいました。尾羽付きの写真もかなり集まっています。今回は力作と自負しております。^^
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ でっぷりと太ったチュウジシギ。渡りのために脂肪をたくわえています。
ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ アカアシシギ / タシギ タシギ幼鳥(右奥)、タシギ成鳥(右手前)とアカアシシギ。
チュウジシギ チュウジシギ タシギ タシギ チュウジシギ チュウジシギ タシギ / チュウジシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ 奥のハリオシギは上と同個体で手前はチュウジシギ幼鳥。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 2023年9月18日(旧暦では2023年8月4日)
同じエリアでジャワアカガシラサギは2羽、キリアイは3羽になるなど県外からのバードウオッチャーを喜ばせています。
ジャワアカガシラサギ キリアイ キリアイ幼鳥。このエリアのキリアイは3羽になりました。
タマシギ チュウジシギ / トウネン チュウジシギ チュウジシギ 上と同個体。この個体はどうしても尾羽が撮りたくて4日間連続で通いました。タイムアップまで残り3分というところでやっと尾羽を開いてくれました。^^
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ トウネン マミジロツメナガセキレイ 2023年9月18日(旧暦では2023年8月4日)
子どもの運動会を見に行く前に近所を一回り。リュウキュウアカショウビン5羽とキンバト3羽を観察。アカショウビンはそれなりに個体数も多く、見ることができます。キンバトは巣材を何度も運んでいました。宮古島と同様にこの時期でも繁殖する個体がいるようです。年に2回の繁殖なのでしょうか?
リュウキュウアカショウビン 近所のアカショウビン。そろそろ旅立ちの時なので終認すべく、毎朝、滞在を確認しています。すぐそばにもう1羽います。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン 上のアカショウビンの近くにいた個体。アカショウビンは渡りの季節が近づくとなんとなく小規模に集合している気がします。
キンバト キンバト こちらは別の餌場。オスは巣材を何度も運んでいました。
キンバト キンバト キンバト 上の成鳥と同じ餌場に現れた幼鳥のオス。親子かもしれませんね。
2023年9月21日(旧暦では2023年8月7日)
今季初となるチョウゲンボウとコガモを確認しました。秋がどんどん深まっていきます。ジャワアカガシラサギは長期に渡って逗留中。一時は同じ田んぼに2羽いましたが、この日は1羽だけ。
タマシギは2回目の繁殖でしょうか。あちこちの田んぼで小さなヒナを連れた親鳥を見ます。
コアオアシシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネン、クサシギ、セイタカシギ、ジシギ3種あたりは数を増減させながら滞在中です。
チョウゲンボウ ツメナガセキレイを捕まえたチョウゲンボウ幼鳥オス。
チョウゲンボウ コガモ ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギは長期滞在中。警戒心もなく、島外鳥屋を喜ばせています。
タマシギ コアオアシシギ コアオアシシギ ヒバリシギ トウネン ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ 飛んだ2羽を同時に撮ろうとしたらこんなことに…。上と同個体。
チュウジシギ チュウジシギ 2023年9月21日(旧暦では2023年8月7日)
たまにはカタグロトビの写真でも撮ってやろうと餌場で待ち伏せしました。時間通りに現れて目の前でホバリングするなど獲物を探していました。いつもは2羽で来るのですがこの日は1羽だけでした。
石垣島のカタグロトビはずいぶん増えて、今では主な田んぼで朝と夕方、必ず訪れます。警戒心は強いので、ポイントを決めて待ち伏せするのが常套手段です。
カタグロトビ カタグロトビ カタグロトビ この季節、夕方は東風が吹きホバリングは後ろ向きですが、カタグロトビの移動時には身をひるがえし、背面も見せてくれます。
カタグロトビ この日のカタグロトビの狩りは、うまくいかなかったようでした。
2023年9月21日(旧暦では2023年8月7日)
田んぼでコシアカツバメ、リュウキュウツバメ、ツバメの群れが舞っていました。ツメナガセキレイも増えてきて大きな群れだと数百羽はいそうです。
コシアカツバメ リュウキュウツバメ ツバメ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ 2023年9月22日(旧暦では2023年8月8日)
今季初のハマシギを確認。田んぼにはヒバリシギ、トウネン、タカブシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、セイタカシギなどがいます。海岸ではムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギ、オオメダイチドリなどもたくさんいました。クロハラアジサシも数羽から20羽程度の群れを島のあちこちで見ます。
ハマシギ ムナグロ オオメダイチドリ キョウジョシギ トウネン トウネン / ヒバリシギ タマシギ クロハラアジサシ 2023年9月23日(二十四節気の秋分、旧暦では2023年8月9日)
ハリオシギ、チュウジシギ、タシギが交じった10羽ほどの群れを発見。とりあえずハリオシギをサーチすると2羽のみ。大半がチュウジシギで2羽がタシギでした。
ここから尾羽を撮るために粘るのですが、農家の作業のじゃまにならないように周りを気にしながら、ファインダーや双眼鏡でジシギの動きにも集中。想像以上に疲れる作業ですが、首尾よく尾羽が撮れるとかなり満足度の高い鳥見になります。^^
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ 上と同個体。尾羽の外側が細いタイプだったのでうれしさ倍増!!
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 一番近い距離にいましたが、動く気配なし。渡って来たばかりで疲れているのか。
タシギ タシギ ハリオシギ(奥)に追われるタシギ。このハリオシギはチュウジシギにはちょっかいを出しませんが、タシギは全て追い払っていました。
タシギ チュウジシギ / ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 2023年9月24日(旧暦では2023年8月10日)
久しぶりにアカハラダカの渡りが爆発しました。300羽近い群れが上空でタカ柱をつくり、朝日にキラキラと照らされるとギャラリーからは歓声が上がりました。
この日は900羽以上がバンナ公園にある渡り鳥観察所の上空を通過するのが確認されました。石垣島は沖縄県内でもアカハラダカの見やすいポイントがそろっています。
アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ アカハラダカ 午前9時半ごろまでに多くのアカハラダカが渡っていきました。
2023年9月25日(旧暦では2023年8月11日)
アメリカウズラシギの幼鳥が2羽飛来しました。ぴかぴかの幼羽で美しい個体です。アメリカウズラシギを見ているとカタグロトビが定時よりも早く登場。狩りをすることなく、すぐにいなくなってくれました。^^;
今季初のベニバトは3羽飛来ですが、猛禽類に警戒してしまっているようで見にくかったです。
アメリカウズラシギ アメリカウズラシギ カタグロトビ アメリカウズラシギを見ていたらカタグロトビがやって来ました。
カタグロトビ すぐに方向転換してどこかへ行ってしまった。アメリカウズラシギを飛ばされずに一安心。^^
アメリカウズラシギ コアオアシシギ アオアシシギ ベニバト ベニバトの成鳥メス。オスも含めて3羽いますが、猛禽類に警戒して出てこない。一緒に行った子どもたちの帰るコールが始まったので、ここまでで帰宅。