2021年9月1日(旧暦では2021年7月25日)
田んぼと海岸を巡回。キアシシギとキョウジョシギ、セイタカシギ、イソシギで幼鳥を初確認しました。本土からはトウネン、ソリハシシギなどの幼鳥飛来情報ありますが、石垣島ではまだ未確認ですね。
田んぼはシギチの数、種類とも多くなっていますが、海岸はそれほどでもありません。越冬組が到着すればもう少し賑やかになると思われます。
複数羽いたハリオシギは残すところ1羽のみとなりました。チュウジシギはたくさんいます。タシギはまもなく到着するものと思われます。
キアシシギ キョウジョシギ セイタカシギ イソシギ アカアシシギ オオメダイチドリ オオメダイチドリ幼鳥。オオメダイチドリも幼鳥は数日前に確認済み。
メダイチドリ シロチドリ ダイゼン ソリハシシギ トウネン トウネン キアシシギ 小さなカニを捕まえたキアシシギ。第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中。
トウネン ムナグロ ムナグロ ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。チュウジシギ十数羽の中に1羽だけ残っていました。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ タマシギ タマシギ タマシギ成鳥オス。上の個体とペア。交尾していたのでまだ繁殖するのか?
セイタカシギ セイタカシギ セイタカシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ。わずかに第1回夏羽の証が見えています。
セイタカシギ トンボを捕まえたセイタカシギ成鳥。何度か水洗いしてから食っていました。
2021年9月2日(旧暦では2021年7月26日)
海岸でシギチを見ていたらヘロヘロになったアカショウビンの幼鳥が防波堤に墜落するように舞い降りました。海上を渡っている最中だったのでしょうか? 疲れた様子のアカショウビンは海岸沿いの遊歩道の欄干で少し休むと海岸林内に消えて行きました。
田んぼでは、カンムリワシを見る機会が増えています。幼鳥は先月、1羽確認していますが本番はこれからですね。
先月のジャワアカガシラサギに続き、今季初のアカガシラサギも到着しました。近年の石垣島はジャワアカガシラサギが入ってからアカガシラサギが入るというのが恒例です。沖縄本島もそのようになってきています。
リュウキュウアカショウビン 疲れた様子のアカショウビンの幼鳥。コンクリートの熱で大気が揺らぎまくってもやもや…。^^;
リュウキュウアカショウビン カンムリワシ カンムリワシ成鳥。農作業中の田んぼで獲物を狙っていた。
カンムリワシ カンムリワシ 獲物ゲット。こんな狩りのスタイルも羽をボロボロにする原因の一つかも。
オサハシブトガラス オサハシブトガラス アカガシラサギ アカガシラサギ到着。1970年以前は二十数年に一度程度のまれな鳥だったようですが、80年代ごろから増え出して繁殖も確認されているようですね。留鳥性が強いと言われるジャワアカガシラサギも増えているので同じ道を辿るかもしれませんね。その次はインドアカガシラサギが増えたりして。^^;
2021年9月2日(旧暦では2021年7月26日)
8月25日に今季初確認したマミジロツメナガセキレイ は日々、数を増やしています。幼鳥も初確認しました。
マミジロツメナガセキレイ 成鳥の到着から1週間遅れてマミジロツメナガセキレイの幼鳥も到着。
マミジロツメナガセキレイ 畑にまかれた堆肥からハエのサナギを探し出して食っていました。
マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ キセキレイ マミジロツメナガセキレイの群れにキセキレイも数羽混じっていました。
マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ ツメナガセキレイ 眉斑が太くて黄色っぽい個体。マミジロツメナガセキレイの群れの中にいましたが、(キマユ)ツメナガセキレイの幼鳥かもしれません。
ツメナガセキレイ 2021年9月7日(二十四節気の白露、旧暦では2021年8月1日)
ジャワアカガシラサギとアカガシラサギという奇跡のツーショットが撮れました。2年前の ブロンズトキとレンカクという組み合わせ にはかないませんが…。^^
ジャワアカガシラサギは今季3羽目。 アカガシラサギは先日から滞在中の個体 です。2羽は常に一緒に餌を取ったり移動したりしていました。ジャワアカガシラサギが幼鳥なので心細いのかもしれません。
アオアシシギとトウネン、ハマシギ、コチドリは今季初の幼鳥を確認しました。ジシギはチュウジシギばかりになり、20羽以上を確認。クロハラアジサシは5羽ほどがトラクターに驚いて飛び出す虫を捕食していました。
アカガシラサギ / ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ(奥)とアカガシラサギが一枚の写真に収まるという珍しいケース。
ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギは常にアカガシラサギのあとをついて回っていました。
アカガシラサギ アオアシシギ アオアシシギ トウネン ハマシギ コチドリ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ タマシギ トウネン チュウジシギ クロハラアジサシ
2021年9月9日(旧暦では2021年8月3日)
一旦は数を減らしたハリオシギですが、きょうは3羽を確認。タシギは今季初の確認。チュウジシギは大量にいて一日で20羽ほどを確認。今後はハリオシギ、チュウジシギが減りタシギがどんどん増えてきます。
昨年は越冬するかと期待するほど遅くまで残るハリオシギが1羽いましたが、いつの間にかいなくなっていました。ことしこそは越冬してほしいですね。
たくさんいるチュウジシギのなかでハリオシギ幼鳥を発見。
ハリオシギ タマシギ / ハリオシギ ハリオシギ タマシギのおかげで尾羽が撮れました。ハリオシギの尾羽の枚数の多さは鳥類随一ですね。
タマシギ ハリオシギを追い払い誇らしげなタマシギの成鳥オス。
ハリオシギ トレードマークでもある自慢の毒針を見せてセイタカシギを威嚇するハリオシギ。こちらも幼鳥。
チュウジシギ / ハリオシギ 上と同個体のハリオシギ(右)とチュウジシギ。ダブルで尾羽を見せてくれました。2羽同時とは、とても貴重な場面ですねー。
ハリオシギ 本日、3羽目のハリオシギ。こちらも幼鳥。草むらからほとんど出てこないのでこれが精一杯。^^;
タシギ チュウジシギ チュウジシギ こちらもチュウジシギ幼鳥ですが、典型的ではないタイプ。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 上と同個体。農家の人が歩いて通っても動じない鷹揚な個体でした。
2021年9月9日(旧暦では2021年8月3日)
今季4羽目となるジャワアカガシラサギが登場しました。沖縄本島でも毎年のように記録され、石垣島では10年ほどまえから飛来する数がかなり増えています。ジャワアカガシラサギは例年、8月末ごろから確認され、その後、アカガシラサギが到着するパターンが定着しつつあります。
きょうはジャワアカガシラサギ2羽とアカガシラサギ1羽を確認しました。
数日前から滞在中のエリマキシギにやっと出会えました。エリマキシギも毎年、白露のころに飛来します。今回も例に漏れず幼鳥でした。
ジャワアカガシラサギ オタマジャクシの2匹ゲットしたジャワアカガシラサギ。
ジャワアカガシラサギ 上とは別個体。こちらもオタマジャクシを食っていた。
アカガシラサギ アカガシラサギは畔沿いを歩きながらバッタらしきを捕まえていた。
エリマキシギ 今季初のエリマキシギ幼鳥。サイズ的にメスと思われます。
ヒバリシギ 滞在中のヒバリシギはほとんど幼鳥ですが、成鳥もわずかですがいます。
セイタカシギ タカブシギ カルガモ アクシデントに見舞われたのか、くちばしの噛み合わせができないカルガモ。餌は取れているようでした。
2021年9月11日(旧暦では2021年8月5日)
今季初のヨーロッパトウネンを確認しました。キリアイがいるということで見に行ったのですが、キリアイには会えず、かわりにヨーロッパトウネンを発見しました。
ハリオシギは少なくなりましたが逗留中。チュウジシギはかなりの数が滞在。中には妙に白い個体もいました。
エリマキシギやハマシギも滞在中。ハマシギは数を増やして4羽になっていました。
クロハラアジサシの幼鳥は今季初となりました。
セイタカシギやヒバリシギ、タカブシギ、コチドリ、ムナグロなどはとても多くなっています。
ヨーロッパトウネン ヨーロッパトウネン このヨーロッパトウネンはトウネンやヒバリシギの群れとは距離を置いていました。
ハリオシギ クロハラアジサシ クロハラアジサシはすでに何羽も確認していますが、幼鳥の到着は今季初。疲れた様子でした。
クロハラアジサシ これから幼鳥の飛来は増えると思われます。ハジロクロハラアジサシにも期待です。
チュウジシギ チュウジシギ数羽の群れの中にやけに白いチュウジシギがいました。顔も白くてすごい違和感。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ ハリオシギ ハマシギ ウズラシギ トウネン トウネン トウネン幼鳥。上の個体とはずいぶん印象が違います。
ムナグロ ムナグロ 夏羽から冬羽へ換羽中。初列風切は途中から変わっていく模様。
セイタカシギ 2021年9月15日(旧暦では2021年8月9日)
石垣島をかすりもしなかった台風14号の通過後、少しだけ海岸と田んぼの巡回。今季初確認のオバシギが2羽のほかはほぼいつものメンバーでした。
友人から、ホウロクシギとダイシャクシギがいると連絡をもらいましたが、回る時間はなし!! やはり飛翔力の秀でた大型シギは台風が当たらないと石垣島にはなかなか降りないですね。
オバシギ キアシシギ / ソリハシシギ キアシシギの群れと思いきや1羽だけ様子がおかしいですね。^^;
コアオアシシギ 秋の渡りの序盤によく見たけど、その後はしばらく音沙汰なしだったコアオアシシギが数羽で飛来。
メダイチドリ 換羽が遅いメダイチドリ成鳥。まだ夏羽後期です。どこからやってきたのでしょうかね。
メダイチドリ オオメダイチドリ 畑にいたオオメダイチドリ。台風後は、思わぬところで出会いますね。
オオメダイチドリ / トウネン キアシシギ チュウシャクシギ トウネン トウネン クロサギ クロサギ 2021年9月15日(旧暦では2021年8月9日)
きょうはハリオシギには会えず。そのかわり、チュウジシギともハリオシギともつかない「ウチナーチュウジシギ」がいたので尾羽が撮れるまで粘ってみました。粘ったといっても10分ほどで見せてくれましたが…。協力的でありがたいですね。^^
タシギも数を増やしつつあります。
チュウジシギ ウチナーチュウジシギの幼鳥。紛らわしいぜ…。^^;
チュウジシギ チュウジシギ こちらもチュウジシギ幼鳥。このタイプは沖縄のチュウジシギでは典型的です。
タシギ タシギ幼鳥。まぁ、尾羽をみるまでもないですが見せてくれたので…。^^;
タシギ こちらもすぐに尾羽をご開帳。石垣島で見ることができるジシギ3種のうち一番美しいと思う。
タシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 2021年9月15日(旧暦では2021年8月9日)
今年生まれのリュウキュウヨシゴイは独り立ちして元気に暮らしています。若い個体は、警戒心もゆるく観察しやすいですね。
リュウキュウヨシゴイ 驚いたりしているわけでなく、終始こんな感じで頭部の羽毛を膨らませていた。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイ 目の前まできたリュウキュウヨシゴイ。こちらのことをうかがっていますが、逃げるわけでもなく採餌していました。
2021年9月15日(旧暦では2021年8月9日)
石垣島にほとんど被害を及ぼさなかった台風14号が明けると田んぼにはアジサシ、コアジサシ、ハシブトアジサシ、クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシの5種合わせて80羽が休んでいました。
ほかの田んぼでもクロハラアジサシ50羽の群れが確認されたほか、おとなりの西表島でも50羽ほどが飛来したそうです。
今回は台風の悪天候で石垣島に寄りましたが、天気がよければ島に立ち寄らずに多くのアジサシ類が渡っていくのでしょう。
ハシブトアジサシ ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ アジサシ / コアジサシ アジサシとコアジサシ(中)。大きさの違いが鮮明ですね。
アジサシ ハシブトアジサシ ハシブトアジサシの成鳥。初列風切で換羽が進んでいます。
アジサシ / クロハラアジサシ コアジサシ クロハラアジサシ / ハジロクロハラアジサシ クロハラアジサシ クロハラアジサシ クロハラアジサシ アジサシ この田んぼだけで5種類、80羽のアジサシの仲間が入った。
2021年9月16日(旧暦では2021年8月10日)
今季最初の石垣島へ飛来したカモはシマアジでした。海岸のセイタカシギやコサギの群れの中にいました。
ヨーロッパトウネンは 前回の幼鳥 に続いて2羽目。トウネンやヒバリシギと群れを形成していました。
ハジロクロハラアジサシは前回の成鳥に続き、幼鳥が到着。田んぼで元気よく餌を取っていました。
ハリオシギ、チュウジシギ、タシギのジシギ3種は滞在中。全種楽しめるのは今だけですね。
田んぼのスズメの群れに色彩変異を起こして派手な茶褐色になった幼鳥が2羽いました。 6月上旬には同所で同じような色彩変異を起こした成鳥 を見ているのでその子孫かもしれませんね。
シマアジ シマアジ シマアジはコサギやセイタカシギの足元をうろうろしていました。^^
ヨーロッパトウネン ハリオシギ ハリオシギ ハジロクロハラアジサシ イトトンボに襲いかかるハジロクロハラアジサシの幼鳥。
ハジロクロハラアジサシ 獲物を見つけて急展開。背中をばっちり見せてくれました。
ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ 休むことなく、活発に田んぼの上を飛び回ってトンボなどを捕まえていました。
トウネン トウネン スズメ 3カ月前にみ見たスズメとそっくりな色彩変異を起こしたススメ。幼鳥なので前の個体の子孫の可能性もありますね。
2021年9月18日(旧暦では2021年8月12日)
ハリオシギがここにきて再び増えました。ジシギ15羽の群れの中でハリオシギは5羽でした。ほかはチュウジシギ。すこし離れたエリアの田んぼではタシギが2羽。一番多い越冬組はタシギなのですが、まだ増えませんね。
ほかには、タカブシギやヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、ウズラシギ、コアオアシシギなどが滞在中です。クロハラアジサシやハジロクロハラアジサシもまだとどまっています。
イワミセキレイやヤツガシラ、アカハラダカ、ブッポウソウ、カッコウ、ツツドリなども飛来していますが、どれも写真は撮りにくいですね。^^; ジシギのかける時間を融通すれば多少は写真に収められたかもしれませんが…。
ハリオシギ ハリオシギ 上と同個体。ハリオシギの針のような尾羽は細くて短いので伸びをした時に初列風切の隙間から見えますね。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 十数羽の群れの中で一番大きかった個体。チュウジシギだと思うけどでかすぎて違和感が…。^^;
チュウジシギ / ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ ハリオシギ ハリオシギ まさかのハリオシギ。とても紛らわしい個体でした。^^;
ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。もうこの時期になると幼鳥しか残っていませんね。
ハリオシギ タシギ アオアシシギ コアオアシシギ タカブシギ ウズラシギ ムナグロ トウネン クロハラアジサシ
2021年9月19日(旧暦では2021年8月13日)
今季初のエゾビタキ確認しました。あちこちにぽつぽつと入っています。
ムナグロは幼鳥を今季、やっとの初確認。成鳥が来てから長かった…。
ハリオシギは滞在中でチュウジシギは結構な数が逗留中。タシギもどんどん増えています。
エゾビタキ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギは多いところでは一枚の田んぼに20羽近く滞在中。
トウネン ヒバリシギ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ幼鳥。(キマユ)ツメナガセキレイの飛来はまだごくわずかです。
2021年9月19日(旧暦では2021年8月13日)
ベニバト5羽やジャワアカガシラサギ、カタグロトビ2羽、ハシグロクロハラアジサシ4羽、サルハマシギ幼鳥3羽、今季4羽目の確認となるカンムリワシ幼鳥など家族4人でのバードウオッチングにしては色々見られました。ただ、子どもがいるとジシギは騒がしくてやれませんね…。^^;
そしてコシジロウズラシギの可能性のある個体もいました。写真は撮れたのですが、子連れない上に土砂降りではっきりとは確認できず。^^; 図鑑の著者などいろいろな人に見てもらった結果、トウネンの可能性大。幻のコシジロウズラシギでした。
シマアカモズは増えてきてあちこちにいます。ハマシギも10羽近い数が飛来していました。シマアカモズは住宅街から農地まで鳴き声が聞こえてきます。アカショウビンは2羽確認しました。
昨日、取り逃したイワミセキレイはきょうは2羽目も出たのですが、やはり撮れず。先日のヤツガシラはブッポウソウ、トケン類と合わせて明日、チャレンジしてきますが、土日は子連れなのでどうなることやら…。
ベニバト ベニバト ベニバト ベニバト ギンネムに止まるベニバト。下から2羽目もベニバトの幼鳥オスで第1回冬羽へ換羽中です。上の写真の個体よりも換羽が進んでいますね。
ベニバト 自販機で妻がジュースを買っていたら小さなハト5羽が目の前の電線に。双眼鏡で覗いてみるとベニバト5羽でした。
ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ カンムリワシ 今季、島内で4羽目の確認となったカンムリワシの幼鳥。警戒心の薄い個体でした。
カタグロトビ 電線に止まるカタグロトビ。幼羽が初列風切や初列雨覆に残っており、虹彩も赤みが弱い若い個体です。
サルハマシギ ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ クロハラアジサシ / ハジロクロハラアジサシ クロハラアジサシ(中)とハジロクロハラアジサシ。クロハラアジサシの群れの中に紛れていてもあの飛び方で簡単に識別できます。並べると体型も違いますね。
トウネン ヨーロッパトウネンにしては手前のハマシギと比べて大きすぎるような…。一時は、日本で数例しか記録のないコシジロウズラシギの線が濃厚になっていましたが、幻に終わりました。
トウネン スズメ 赤褐色が強いスズメ幼鳥。 3カ月前のド派手な赤褐色のスズメ も同じ群れにいたので、その子孫かもしれませんね。なんらかの自然淘汰、選択が働いてリュウキュウキジバトのように赤褐色の個体群が形成されたら面白いですね。その時はイシガキシジュウカラにならって、イシガキスズメと呼ぶことを提唱しておきます。^^
スズメ シマアカモズ 2021年9月21日(旧暦では2021年8月15日)
石垣島のアカショウビンはほとんど越冬地に渡ってしまったのですが、今年生まれの幼鳥は,、まだ少数が残っています。
ハイイロオウチュウの情報をもらい北部に出向きましたが、残念ながら見られず。ブッポウソウはあちこちの電線で確認できました。
カンムリワシの幼鳥は9月の中旬を過ぎると多く確認できるようになりました。
アカハラダカは600以上が通過。今後、ピークを迎えます。
リュウキュウアカショウビン 残っているのは幼鳥がほとんどです。アカショウビン幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽が進行中。
ブッポウソウ 今季は非常に出現の多いブッポウソウ。こちらは幼鳥ですが、成鳥幼鳥合わせて10羽近くが確認されています。ブッポウソウは野生生物保護の少ない成功事例と言われているのでそれもひとつの要因かもしれませんね。
カンムリワシ カンムリワシ アカハラダカ アカハラダカの南下。子連れで観察に行ったので写真はほとんど撮れず…。
2021年9月23日(二十四節気の秋分、旧暦では2021年8月17日)
秋の渡りが盛り上がってきている石垣島。
数日前のベニバト5羽 は滞在中。キリアイはたまに姿を消したりしながらも継続的に見られています。ハリオシギは数を増減しながらエリアもその時々で変わりますが、結構な数が逗留中です。チュウジシギ、タシギも順調に数を増やし、ジシギ天国となっています。サルハマシギは幼鳥3羽が飛来。アカアシシギやコアオアシシギは幼鳥が目立ち、ヒバリシギ、タカブシギは嫌になるほどいます。
台風後、島にやってきたハジロクロハラアジサシは3カ所で4羽が残っています。大量に入ったクロハラアジサシは数を減らしていますが、一部が滞在中。
今季はジャワアカガシラサギが多いのですが、アカガシラサギもぽつぽつと入っています。
ベニバト キリアイ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ シベリアツメナガセキレイ シベリアツメナガセキレイがマミジロツメナガセキレイの群れに1羽だけまじっていました。
ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ 上と同個体。ハジロクロハラアジサシの特徴が見てとれます。
クロハラアジサシ アカガシラサギ アカガシラサギ 上と同個体。見つけた時は土砂降りで視界が悪く、ジャワかと思いましたがアカガシラサギでした。
サルハマシギ コアオアシシギ ヒバリシギ トウネン オオメダイチドリ ヒバリシギ ハマシギ アカアシシギ 2021年9月25日(旧暦では2021年8月19日)
今や田んぼか畑で夕方になればふつうに見られるカタグロトビですが、最近はさらに出会いが多くなっています。この日は、職場から自宅に帰る20分の間に3羽確認しました。わが家のベランダからも夕方や朝方、獲物を探しながら移動するカタグロトビが見られます。
ベニバトは島内複数箇所で10羽が先週から滞在中。成鳥、幼鳥が混じった群れで、イネ科の草の種子についています。
ハリオシギもまだまだ見られます。今年こそ、越冬個体の長期観察を実現したいですね。
今季初のミユビシギとコガモも確認しました。石垣島では生息環境を選ぶミユビシギの飛来は少ないです。
夏羽を少し残したダイゼンも確認。こちらも当地では少なく、夏羽を残した個体はさらに少ないので得した気分です。^^
田んぼや海岸には越冬組のほか通過組が日替わりで入ってにぎやかです。
カタグロトビ 石垣島内の主な田んぼではたいてい見られるカタグロトビ。観察は夕方がおすすめです。
ベニバト ベニバトは数を増やしています。現在10羽が逗留中。
ハリオシギ チュウジシギ / ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ ミユビシギ エリマキシギ コアオアシシギ キアシシギ キョウジョシギ ヒバリシギ オオメダイチドリ メダイチドリ メダイチドリ ダイゼン ムナグロ コガモ クロハラアジサシ クロハラアジサシ クロハラアジサシ幼鳥。田んぼの上を飛びながらの獲物探し。
クロハラアジサシ 夕方になると集まってきました。クロハラアジサシのねぐら。
2021年9月29日(旧暦では2021年8月23日)
今季初のヨシゴイ確認。畔の枯れたススキの中にいました。エリマキシギはアメリカウズラシギを探していたら発見。クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシは島内に滞在中。
今季初のオグロシギも確認。こちらは数日前から滞在していましたが、やっと見に行きました。^^;
チュウシャクシギは今季初の幼鳥が到着。浜で成鳥と餌場を巡り戦っていました。
ヨシゴイ 今季初確認のヨシゴイはこんな見難いところ…。幼鳥でした。
エリマキシギ エリマキシギ幼鳥3羽。右から順にメス、オス、オス。真ん中の個体はずいぶん白っぽいですね。
オグロシギ / ハジロクロハラアジサシ クロハラアジサシ タシギ 水路にタシギ。今季のこのエリアはなぜかジシギが少ないです。
チュウシャクシギ チュウシャクシギ 体が大きいのでバチバチと翼で叩き合う音が聞こえてきました。
チュウシャクシギ チュウシャクシギ