日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年10月6日(旧暦では2023年8月22日)

エリマキシギが複数箇所に飛来。ほとんど幼鳥です。定番のトウネンやアオアシシギ、コアオアシシギ、アカアシシギ、ヒバリシギはあちこちの田んぼに滞在中。ハマシギも見られるようになって来ました。

今季初となるムナグロ幼鳥は数羽の群れで飛来。公園や牛小屋周りでは、コムクドリやギンムクドリ、カラムクドリも増えてきました。

エリマキシギ

エリマキシギ幼鳥。

エリマキシギ

上と同個体。稲につく虫を食っていました。

エリマキシギ

別の田んぼにエリマキシギ幼鳥。

コアオアシシギ

コアオアシシギ冬羽。

トウネン

トウネン幼鳥。体型的にヨーロッパトウネンかと思ったけど違った。

トウネン

こちらもトウネン。

トウネン

これもヨーロッパトウネンかと思いましが違う…。

ハマシギ

ハマシギ幼鳥。

コアオアシシギ

コアオアシシギ冬羽。

アオアシシギ

アオアシシギ冬羽。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。

セイタカシギ

セイタカシギ第1回冬羽。

ムナグロ

今季初のムナグロ幼鳥。

シロチドリ

シロチドリ冬羽。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ第1回冬羽。

シマキンパラ

シマキンパラは群れで田んぼに発生したアオミドロを食っていた。

コムクドリ

コムクドリの群れ。50羽ほどでした。

シマアカモズ

シマアカモズ第1回冬羽。

カンムリワシ

自宅から数十メートルのところによくいるカンムリワシ。村のアイドル、手乗りです。^^

Category:野鳥
2023年10月6日(旧暦では2023年8月22日)

ハリオシギはかなり減ってしまいました。代わりにタシギが増えています。個体数的にはチュウジシギが一番多いです。いつも通り、ハリオシギを集中的に探しましたがチュウジシギばかりでした。

ハリオシギ

顔だけでハリオシギと分かる個体。

ハリオシギ

ハリオシギ幼鳥。

ハリオシギ

こちらもハリオシギ幼鳥。

ハリオシギ

上と同個体。

ハリオシギ

上と同個体。

ハリオシギ

ハリオシギ(手前)とチュウジシギ。

ハリオシギ

上のハリオシギと同個体。

ハリオシギ

ハリオシギ幼鳥。

ハリオシギ

上と同個体。

タシギ / ハリオシギ

ハリオシギ(左)とタシギ。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。奥は上と同個体。

チュウジシギ

上の手前個体。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。

チュウジシギ

上と同個体。

チュウジシギ

上と同個体。

チュウジシギ

チュウジシギ成鳥冬羽。

チュウジシギ

チュウジシギ第1回冬羽。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。

タシギ

タシギ第1回冬羽。

タシギ

こちらもタシギ第1回冬羽。

チュウジシギ / ハリオシギ

左からチュウジシギ、チュウジシギ、ハリオシギ、チュウジシギ。

チュウジシギ

上の左から2番目と同個体。

Category:野鳥
2023年10月14日(旧暦では2023年8月30日)

今季初のソリハシセイタカシギ、ツルシギ、ヒドリガモ、ハシビロガモが到着しました。メボソムシクイは鳴き声は数日前から聞いていましたが、写真は今回、やっと撮れました。

ハリオシギは数を減らし、今日はなんとか1羽だけ絞り出すことができました。チュウジシギはピークよりは減っていますがまだまだ滞在中。タシギは増えています。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギ幼鳥。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギとセイタカシギ。両方とも幼鳥。

コアオアシシギ / ツルシギ

ツルシギは第1回冬羽。コアオアシシギと仲良しでした。

ハリオシギ

ハリオシギ幼鳥。

ハリオシギ

上と同個体。

ハリオシギ

上と同個体。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。

チュウジシギ

チュウジシギ第1回冬羽。

タシギ

タシギ幼鳥。

タシギ

タシギ成鳥。

アカアシシギ / タシギ

タシギとアカアシシギが溜まっていました。

タシギ

タシギ成鳥。

タシギ

タシギ幼鳥。

アカアシシギ / タカブシギ

アカアシシギとタカブシギはならんで採餌。

ヒドリガモ

ヒドリガモのオス。エクリプス。

ヒドリガモ

こちらもエクリプス。

ヒドリガモ

ヒドリガモのメス非生殖羽。

ハシビロガモ

ハシビロガモのオス。エクリプスから生殖羽に換羽中。

メボソムシクイ

メボソムシクイ。鳴き声が聞けたので識別できました。

メボソムシクイ

上と同個体。

エゾビタキ

自宅近くでエゾビタキ幼鳥。

Category:野鳥
2023年10月14日(旧暦では2023年8月30日)

サシバの渡りがピークを迎えています。この日は、過去最高記録と思われる3000羽以上が渡っていきました。わたしは仕事で黒島に行っていたので、石垣島に戻ってから慌てていつもの渡り鳥観察所へ移動。向かっている最中もあちこちからサシバが湧いて来ていました。1000羽以上のタカ柱もあったそうです。

到着してからもあちこちからサシバが湧いてきてタカ柱をつくっていました。中には暗色型のいわゆるブラックサシバも確認できました。

渡り切らずに山林に降りる個体も相当数いたので、あすの朝は素晴らしいねぐらだちとなりそうです。

サシバ

サシバのオス成鳥。

サシバ

サシバのメス成鳥。

サシバ

こちらは幼鳥。

サシバ

暗色型のブラックサシバが画像の中央から少し左下に見えます。

Category:野鳥
2023年10月17日(旧暦では2023年9月3日)

初記録となるセイケイを発見しました!! セイケイは1970年代に本土で3例、1995年に沖縄本島で1例あるそうですが、どれもカゴ抜け判定されているそうで正式な記録がありません。なので、今後の調査で国内初記録となる可能性大です。

予定していた取材が取りやめになったので、しかたなく田んぼに寄ったら見つけてしまいました。最初はツルクイナかと思ったのですが、双眼鏡に入れるとはてなマークが頭の中を巡りました。「えっ、タカヘ」「いや、タカヘは飛べないな」「もしかしてセイケイ!!!!!!」と、そのヤバさが現実のものになりました。

セイケイ属は世界中にいくつかおり、以前は亜種の扱いでしたが、スプリットしてIOCのリストによると少なくとも7種類はいるようです。その中ではフィリピンセイケイに一番近いように感じました。

2023年日本野鳥類目録の第8版では検討種になっています。この機会に報告論文でも書いて検討種からランクアップさせたいですね。

セイケイ

まったく頭にない鳥が出てくると何かまったく分かりませんね…。^^;

セイケイ

畦に生えた草の見や根っこを食っていました。

レンカク

レンカクの幼鳥も飛来しましたが、セイケイに完全にお株を奪われていました。

レンカク

上と同個体。伸びをするレンカク。

レンカク

風切りの先端の特徴的な飾りも見えます。

ジャワアカガシラサギ

島内複数箇所で滞在中のジャワアカガシラサギ。

ムラサキサギ

ムラサキサギはいつもの場所で待機。

チュウジシギ

ハリオシギは全くいなくなりましたが、チュウジシギは多少残っています。

ツルシギ

ツルシギ第1回冬羽も飛来。

エリマキシギ

エリマキシギも今季はあちこちの田んぼで見ます。

ウズラシギ

ウズラシギ幼鳥。

オシドリ

オシドリのオスも飛来していました。ほかにシマアジもいるそうですが見つけられず…。

Category:野鳥
2023年10月18日(旧暦では2023年9月4日)

小鳥たちも数を増やして来ました。ムネアカタヒバリやツメナガセキレイは至るところで見られます。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは数を順調に増やしています。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイ冬羽。大きな群れだと100羽単位で動いています。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイ第1回冬羽。

ノビタキ

ノビタキのメス。同じ田んぼに2羽いて、たまに喧嘩していました。

サシバ

昨年で5年連続で石垣島で越冬している暗色型サシバ の来る田んぼを見て来ましたが、まだ、到着していませんでした。かわりに幼鳥がいました。

カンムリワシ

カメを食うカンムリワシ。

Category:野鳥
2023年10月18日(旧暦では2023年9月4日)

セイケイは滞在2日目となりました。この日は、条件よく撮影することができました。自動車やバイク、自転車に対する警戒心はほとんどないので長逗留しそうな雰囲気です。

どの図鑑にも載っていないセイケイが石垣島で越冬するとなれば、大変な人気者になりそうです。くれぐれも農家の方の迷惑にならないようにしましょう。

セイケイ

30メートルほどの距離で撮れたセイケイ。ただならぬ雰囲気をまとっています。

セイケイ

田んぼに移動したセイケイ。稲を引き抜いて根本を食っていました。

セイケイ

草むらから飛び立つセイケイ。

セイケイ

刈り取りが放棄された田んぼでは残された米を食っていました。

セイケイ

頭だけ見たらバンと間違えそうですが、大きさが全く違います。セイケイは、思う以上に大型です。

セイケイ

稲科の雑草の種子があれば、そちらを好んで食べていました。

Category:野鳥
2023年10月20日(旧暦では2023年9月6日)

石垣島のセイケイ滞在4日目。動画は3日目のものです。毎日、同じ行動パターンで米を食ったり、水を飲んだりしています。移動時の飛ぶコースも同じです。最近は、散歩の人にも驚かなくなりました。

セイケイ

だんだん近くまで来るようになったセイケイ。

セイケイ

米をついばんでいます。

セイケイ

体に比例して巨大なセイケイの足。

セイケイ

セイケイは、この大きな足を使って餌を引き寄せて食っていました。

セイケイ

曇天のセイケイ。

セイケイ

太陽が当たると輝きが増します。

セイケイ

田んぼを走るセイケイ。米を食っているか、こちらの田んぼで水を飲んだり植物の茎を食うのが一日の行動です。

オオヨシキリ

セイケイを見ていたらオオヨシキリが現れた。

オオヨシキリ

藪の中から出てこない…。

スズメ

顔が部分白化したスズメ。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは増えて来ました。

Category:野鳥
2023年10月25日(旧暦では2023年9月11日)

石垣島に滞在中のセイケイ の田んぼにハイイロチュウヒが数日前から現れるようになり、現場を荒らしまくっています。友人らも何人か石垣島にセイケイを見にやって来ていますが、警戒して出が悪くなっているので苦労しています。

レンカクも滞在中。こちらは平和に過ごしています。シマアジは2週間ほど前から何度も確認しているのですが、やっと写真に記録できました。

今季初となるマガンとホオジロハクセキレイも確認しました。

田んぼにはエリマキシギやハマシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、トウネン、タシギ、セイタカシギなどのほかに、コシアカツバメやノビタキ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ムネアカタヒバリ、コホオアカなどもいてにぎわっています。

ハイイロチュウヒ

警戒心の全くないハイイロチュウヒの幼鳥。非常いアグレッシブに狩りを行う個体で、風切羽の上面が泥で汚れています。

ハイイロチュウヒ

急降下してコウライキジにちょっかいをかけていました。

ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒが田んぼを低く飛び回るたびにシギや小鳥たちはパニック。セイケイも大慌てで茂みに隠れてしまいます。

ハイイロチュウヒ

何かに標的を定めてホバリングするハイイロチュウヒ。

カタグロトビ

ハイイロチュウヒが飛び回っていると、この田んぼを縄張りとするカタグロトビの親子がスクランブル発進していました。上の個体が幼鳥で下が親鳥。

レンカク

逗留中のレンカク幼鳥。

シマアジ

コガモの群れにいたシマアジ。

マガン

今季初のマガンは2羽到着。

クロハラアジサシ

大きなギンヤンマを捕まえたクロハラアジサシ。飛行の名手も鳥には敵わないようです。

コシアカツバメ

コシアカツバメ幼鳥。10羽程度の群れが田んぼを飛び回っていました。

コシアカツバメ

こちらも幼鳥。

ノビタキ

ノビタキのメス。島内複数箇所に飛来しています。

ホオジロハクセキレイ

今季初のハクセキレイは亜種ホオジロハクセキレイでした。毎年、ホオジロハクセキレイが最初に到着します。

バン

部分白化のバン幼鳥。

エリマキシギ

エリマキシギの幼鳥。手前がオスで奥がメス。

スズメ

部分白化のスズメ。このエリアのスズメは部分白化などの色彩変異個体がよく見つかります。

Category:野鳥
2023年10月27日(旧暦では2023年9月13日)

一時は、見るのが難しくなっていたセイケイですが、この日からまた見やすくなって来ました。出現率を悪くしていた原因のハイイロチュウヒの姿が見えなくなったからかもしれません。

仕事が40分も待たされたので、腹いせに田んぼに寄ったらちょうどセイケイが農道を歩いていました。

セイケイを見るために石垣島に来ている知り合い数名に連絡して、みんなで見ることができました。「見えた!! 来た甲斐があった!!」と喜んでくれると、なんだかこちらも嬉しくなりますね。^^

セイケイ

農道を歩きながらこちらへ向かってくるセイケイ。

セイケイ

茂みに入ってしばらくするといつもの場所へ米を食いに現れました。

ジャワアカガシラサギ

ジャワアカガシラサギは、アマサギやチュウダイサギの群れの周りでトンボやバッタを食っていた。

アマサギ

すっかり冬羽のアマサギ。田んぼにいるのは、これとチュウダイサギ。

アカアシシギ

アカアシシギは十数羽の群れが滞在。

オジロトウネン

オジロトウネンは少ないですが、こちらも逗留中。

コチドリ

コチドリ第1回冬羽。田んぼで一番多いチドリです。

Category:野鳥