日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年7月1日(旧暦では2023年5月14日)

リュウキュウツミのヒナたちの枝渡りが始まっています。一番子はすでに飛び回っていました。

リュウキュウコノハズクは2カ所で巣立ち。合わせて5羽のかわいらしいヒナたちに出会えました。

リュウキュウアオバズクも間もなく巣立ちそうです。

リュウキュウサンコウチョウはヒナがかえったばかりで、七夕のころに巣立ちそうです。

リュウキュウアカショウビンは今季は、繁殖が遅く、まだ巣穴掘りをしているペアがいました。

リュウキュウツミ

3兄弟の長男。短い距離なら飛べるようです。

リュウキュウツミ

こちらは次男。おっかなびっくり枝渡りしていました。

リュウキュウコノハズク

6月24日の夜に巣立ったリュウキュウコノハズクのヒナ。巣立ち3日目。

リュウキュウコノハズク

上のヒナのオス親。

リュウキュウコノハズク

同じくメス親。

リュウキュウコノハズク

上の家族とは別ポイントのリュウキュウコノハズクも巣立ち。一番子は、6月27日の夜に出たようです。

リュウキュウコノハズク

こちらは上の兄弟。おそらく28日の夜に巣立ち。上の個体の隣の木にいました。

リュウキュウコノハズク

上の2羽のヒナのオス親。

リュウキュウコノハズク

同じくメス親。

リュウキュウアオバズク

アオバズクのオス。メスも出ていることが増えたのでそろそろ巣立ちかもしれません。

リュウキュウサンコウチョウ

サンコウチョウのオスが巣に餌を持ってきた。小さなクモやガなのでヒナはまだ小さいようです。

リュウキュウサンコウチョウ

メス親はたまに巣に座っていました。

リュウキュウアカショウビン

こちらは巣穴を掘っている最中のオス個体。遅めのスタートですが、秋の渡りに間に合うのでしょうか?

Category:野鳥
2023年7月6日(旧暦では2023年5月19日)

リュウキュウサンコウチョウの子育ては順調に推移。まもなく巣立ちです。リュウキュウアオバズクは1羽が巣立ちましたが、夕方には再び巣に帰って行きました。

自宅近くのではリュウキュウコノハズク、小学校の校庭ではリュウキュウアカショウビンが子育て中です。マンゴー農園のアカショウビンは1羽巣立ちました。まだ巣の中に3羽ほど残っていそうです。

リュウキュウサンコウチョウ

サンコウチョウのヒナは2羽いるようです。オス親がやってきました。餌を与えた後は糞をくわえて巣外に運び出しています。

リュウキュウサンコウチョウ

こちらはメス親。

リュウキュウアオバズク

巣立ったアオバズクのヒナ。その日に再び巣へ帰りました。今季のリュウキュウコノハズクといい、初めてのケースです。

リュウキュウアオバズク

巣立った幼鳥を見守るメス親。

リュウキュウアオバズク

少し離れたところにはオス親。

リュウキュウコノハズク

自宅近くのリュウキュウコノハズクはオスだけが見張りなのでヒナはまだ小さいようです。

リュウキュウアカショウビン

小学校の校庭で子育て中のアカショウビン。巣の前にとまり、巣立ちを促しているような雰囲気でした。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンの今季最初の巣立ちはマンゴー農園でした。

Category:野鳥
2023年7月7日(二十四節気の小暑、旧暦では2023年5月20日)

お待ちかねのシギの秋の渡りが始まりました。ヒバリシギ6羽が到着。タカブシギも数羽。セイタカシギやアオアシシギは年間通して、少数が散発的に滞在しています。コチドリも到着。

ヒバリシギ

今季初のタカブシギ。夏羽。

ヒバリシギ

こちらも夏羽。

タカブシギ

タカブシギ夏羽。

セイタカシギ

セイタカシギのメス夏羽。

セイタカシギ

セイタカシギのオス夏羽。

タマシギ

タマシギのメス(左)とオス。

タマシギ

タマシギのメス第1回夏羽。

コチドリ

コチドリも今季初だったかも。最近、忙しくて記録が漏れている可能性も。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス。さえずっています。エリア内数カ所を移動してはさえずっていました。

リュウキュウヨシゴイ

婚姻色が出ています。

Category:野鳥
2023年7月7日(二十四節気の小暑、旧暦では2023年5月20日)

今季はアジサシの到着が遅い石垣島で、やっとエリグロアジサシの繁殖がスタートしました。ベニアジサシはいまだ始まらず。オオアジサシは例年並みです。沖縄本島も同様らしく今年の県内のアジサシは不発に終わりそう…。

エリグロアジサシ

毎年、エリグロアジサシがコロニーをつくる岩礁。満潮時なので海面が上がっています。

ミサゴ

奥の岩礁には越夏中のミサゴ。

Category:野鳥
2023年7月7日(二十四節気の小暑、旧暦では2023年5月20日)

今季、2巣目のリュウキュウアカショウビンの巣立ち。サクラランを探して林道を歩いていたら、巣立ちしたヒナが出す独特の鳴き声を確認。息を殺して探してみると2羽のヒナを見つけることができました。

リュウキュウサンコウチョウは、これから巣作りするペアがいました。カラスがいない環境なので安心感は高いです。

リュウキュウアカショウビン

岩の上にとまるアカショウビンの巣立ちビナ。

リュウキュウアカショウビン

林内は暗いので実際の明るさはこの写真ぐらい。鳴き声がないと探すのは不可能ですね。

リュウキュウサンコウチョウ

巣作りに精を出すサンコウチョウのメス。

サクララン

開花するサクララン。

Category:野鳥
2023年7月8日(旧暦では2023年5月21日)

リュウキュウアオバズクは3羽全てが巣立ちました。 先日、巣立ちを確認したリュウキュウアカショウビンのヒナ はこの日も2羽確認できました。

リュウキュウアオバズク

営巣木にとまるアオバズクのヒナたち。

リュウキュウアカショウビン

2日連続で確認できたアカショウビンの巣立ちビナ。

リュウキュウアカショウビン

上と同個体。

リュウキュウアカショウビン

上のヒナの親鳥。

リュウキュウコノハズク

今季、7巣目のリュウキュウコノハズク。

リュウキュウコノハズク

外で見守っているのはオスだけだったので、巣立ちはまだ先の模様。

サクララン

山中では、サクラランの花が増えています。

Category:野鳥
2023年7月12日(旧暦では2023年5月25日)

今年は台風の襲来もなく、コアジサシの繁殖が順調に推移すると期待していたのですが、なかなかうまくいかないものです。 6月初旬はPAC3配備でコアジサシ、シロチドリが営巣放棄 。今回は、ビーチオープン前の整備で営巣放棄してしまいました…。

コアジサシは、環境省のレッドリストで絶滅危惧 II 類に指定されているほか、日豪の二国間渡り鳥条約の「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で国際希少野生動植物種に位置付けられているのですが、この扱いです。

コアジサシ

1卵産んで放棄されたコアジサシの巣。

コアジサシ / 足環・フラッグ付き

ビーチを追い出された群れの中には標識付きの個体もいました。

コアジサシ

ビーチで魚をとるコアジサシ。

コアジサシ

コアジサシ夏羽(左)と第1回夏羽。

コアジサシ

70羽ほどの群れでした。新しい営巣地が見つかるといいのですが…。

コアジサシ

警戒鳴きしながらビーチで遊ぶ人に向かってモビングしていましたが、ほとんどの巣は重機で潰され、コアジサシの存在を気に留める人もいません。

Category:野鳥
2023年7月22日(旧暦では2023年6月5日)

7月も中旬を過ぎるとシギやチドリの秋の渡りが盛り上がってきます。例年通り、タカブシギ、ヒバリシギが先頭を切ってやってきます。続いて、アオアシシギやキアシシギ、オオメダイチドリが続々と入り出します。

一方で、エリグロアジサシやコアジサシは子育て真っ最中。今季はベニアジサシの繁殖が見えません。今後、増えるといいのですが…。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回夏羽。

ヒバリシギ

ヒバリシギ夏羽後期。

アオアシシギ

アオアシシギ夏羽。

アオアシシギ

アオアシシギ第1回夏羽。

アオアシシギ

アオアシシギ第1回冬羽。

タマシギ

タマシギのオス。第1回夏羽。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギもぱらぱらと通過中。

キアシシギ

キアシシギは十数羽が滞在。

トウネン

遠くにトウネン。4羽ほどが越夏しています。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリは十羽ほどが到着。

アオアシシギ / エリグロアジサシ / キアシシギ / コアジサシ

エリグロアジサシとコアジサシは子育て中。アオアシシギとキアシシギは移動中。

Category:野鳥
2023年7月22日(旧暦では2023年6月5日)

リュウキュウヨシゴイの幼鳥3羽が同じエリアの田んぼにいました。3兄弟と思われます。近くにはムラサキサギの幼鳥もいました。山林ではズグロミゾゴイが繁殖。巣立った2羽は親元を離れたようです。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイの幼鳥。換羽が激しく進んでいるのか、羽がぼろぼろです。

リュウキュウヨシゴイ

飛んで目の前を横切ったリュウキュウヨシゴイの幼鳥。

リュウキュウヨシゴイ

上の個体が降りたところにいってみるといました。まだ頭と三列風切に白い綿毛が残っています。

リュウキュウヨシゴイ

別個体。こちらも頭と三列風切に白い綿毛が残っています。

ムラサキサギ

ムラサキサギの幼鳥。これから出会う機会が増えてきます。

ズグロミゾゴイ

ズグロミゾゴイの幼鳥。独り立ちし、浅い水たまりでオタマジャクシかなにかを捕まえていました。

アマサギ

アマサギ夏羽から冬羽へ。

チュウサギ

チュウサギ夏羽。

Category:野鳥
2023年7月22日(旧暦では2023年6月5日)

今季、8個目となるリュウキュウコノハズクのペアを見つけました。何日か前に巣立ったアオバズクのヒナの様子を見に行ったら偶然に発見。オスもメスも巣の外にいたので、ヒナの巣立ちは間も無くだと思われます。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのメス。

リュウキュウコノハズク

上とペアのオス。雌雄とも巣外にいるので巣立ちは間も無くと思われます。

リュウキュウアオバズク

アオバズクのオス。巣立ったヒナ3羽が近くにいます。

リュウキュウアカショウビン

さえずるアカショウビン。ほとんどのペアは子育てが終わっていますが、残り3ペアはまだ抱卵中。

リュウキュウアカショウビン

換羽が進んで羽が抜け、みすぼらしい姿のアカショウビン。

Category:野鳥