2023年4月4日(旧暦では2023年閏2月14日)
愛知の実家に帰省したついでに鳥見。オオジシギ狙いでしたが、春は数が圧倒的に少ないのと時期が少し早くて撃沈しました…。
それでも沖縄や石垣島ではなかなか見られない鳥が見られて満足です。
タシギ タシギ。愛知の状況は把握していませんが、越冬個体でしょうか?
タシギ タシギ タカブシギ セグロセキレイ セグロセキレイのオス。遠い個体ばかりでしたが、沖縄ではまずお目にかかれないのでうれしいですね。
タヒバリ ケリ 2羽でいるケリをよく見かけました。繁殖序盤のようです。
ヒバリ ヒバリのさえずる声はよく聞こえましたが、姿はなかなか見られず。
ツグミ ツグミもたくさんいました。ハチジョウツグミは沖縄のようにはいないですね…。^^;
カンムリカイツブリ カンムリカイツブリ 2023年4月5日(二十四節気の清明、旧暦では2023年閏2月15日)
今季初のチュウジシギを確認しました。田んぼのあぜに2羽いました。タシギも何羽か。
ソリハシセイタカシギは6羽飛来。過去最高記録の群れの数と思われます。ほかにも田んぼにはアカアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、ツバメチドリ、石垣島では数少ないケリなどが滞在中です。
ジャワアカガシラサギ、アカガシラサギ合わせて4羽の小群も逗留中。
島の西部の農耕地では、ジョウビタキが大量に飛来。西表島でも同様な状況のようです。
チュウジシギ 今季初となるチュウジシギ。やっとの再会はうれしいですね。
チュウジシギ タシギ / チュウジシギ ソリハシセイタカシギ(アボセット) ソリハシセイタカシギ(アボセット) アカアシシギ ツバメチドリ ツバメチドリの夏羽。よく見ると冬羽が少し残っているようでした。
ケリ ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ。最近、人気者で多くの県外鳥屋をよろこばせています。この日も先客がいました。
アカガシラサギ こちらはジャワアカガシラサギとセットで滞在中のアカガシラサギ。
ジョウビタキ ジョウビタキ 2023年4月6日(旧暦では2023年閏2月16日)
リュウキュウアカショウビンが増えてきました。石垣島では10月まで見ることができます。
アカショウビンを探していると騒がしいイシガキシジュウカラと遭遇。餌をくわえているので遠くから見ていると樹洞へ入っていきました。子育て中のようです。2カ所で繁殖を確認できました。
田んぼには夏羽のアカガシラサギやアマサギがいてにぎやかになっています。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビンのオス。まだ精査していませんが、昨年と同個体と思われます。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン イシガキシジュウカラ コバネコロギスを巣へ運ぶイシガキシジュウカラ。餌の大きさからヒナたちの巣立ちも間近と思われます。
アカガシラサギ アマサギ ムカデを捕まえたアマサギ。100羽近くが旅の合間に滞在中。
タシギ
2023年4月13日(旧暦では2023年閏2月23日)
今季初となるハリオシギを確認。石垣島の春の渡りのハリオシギは貴重です。チュウジシギも入れ替わりながら滞在。一番多いのはタシギです。
シャクシギはチュウシャクシギに次いでホウロクシギが飛来しました。数日前、与那国航路に出た大学生たちが、石垣港を出航してすぐに海上で見た個体かもしれません。ちなみにこの春の与那国航路の海鳥はかなりよかったようです。その代わり海は荒れますので乗船には覚悟が必要です。^^;
昨年から越冬中のサンカノゴイに久しぶりに会えました。あいかわらず警戒心がありません。数羽滞在中のアカガシラサギは夏羽に変わりつつありました。
ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ タシギ タシギ タシギ チュウジシギ チュウジシギ ホウロクシギ サンカノゴイ 昨年から越冬しているサンカノゴイ。夏羽に変わりつつあると思うのですが、よくわかりません。
アカガシラサギ 夏羽が増えてきたアカガシラサギ。この個体も警戒心なし。
オナガガモ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ第1回冬羽から夏羽へ移行中。
キセキレイ ホシムクドリ ホシムクドリが単独でいました。美しい夏羽に変わりつつあります。
2023年4月15日(旧暦では2023年閏2月25日)
数日の晴天続きで鳥が減っていた石垣島でしたが、今日の大雨でいろいろ降ってきました。
同じエリアの田んぼに、なんとコシャクシギ、アメリカウズラシギ、ハリオシギがそろい踏み。しかもコシャクシギとアメリカウズラシギが同じ写真に収まるという奇跡が起きました!!
アメリカウズラシギ / コシャクシギ コシャクシギとアメリカウズラシギ。この並びは二度と撮れないと思う!!
コシャクシギ アメリカウズラシギ ウズラシギの群れの中にアメリカウズラシギが1羽。ウズラシギよりアメリカウズラシギのほうが少し大きく感じました。’
ウズラシギ ハリオシギ すぐに抜けると思っていたハリオシギですが、すでに数日の逗留。
ハリオシギ チュウジシギ セイタカシギ リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのオス。毎日、同じお立ち台でアピールしています。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのメス。上の個体とカップルだと思われます。
ケリ ムネアカタヒバリ ほとんど渡去したムネアカタヒバリですが、1羽だけ残っていました。
2023年4月17日(旧暦では2023年閏2月27日)
今日はリュウキュウアカショウビン9個体と遭遇しました。バンナ公園内を車で走るだけでも4羽のアカショウビンに会えました。石垣島や西表島では、今時期から5月末ぐらいまでが一番活性が高いですね。
すでに巣穴掘りしているペアもいました。体がすっぽり入るぐらいまでは工事が進んでいました。
リュウキュウアカショウビン 川平で見つけたアカショウビン。通行人が通っても逃げない個体でした。
リュウキュウアカショウビン バンナ公園の個体。公園で繁殖する個体だけあってこちらも警戒心ゼロ。
リュウキュウアカショウビン 上と同じ個体。くちばしが使い込まれているので、老齢なのかもしれません。
リュウキュウアカショウビン この日、最後に見つけた9羽目の個体。2メートルほどの距離ですが、こちらを気にする様子はありません。
リュウキュウアカショウビン こちらもバンナ公園内の個体。散歩の人が通ると飛んで逃げました。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン 上と同個体。目の前に飛んできて、近すぎてカメラのピントが合わないので下がって撮影しました。
リュウキュウアカショウビン ほぼ完成したアカショウビンの巣穴。観察しやすそうな場所でした。
2023年4月20日(二十四節気の穀雨、旧暦では2023年3月1日)
4月15日に確認されたアメリカウズラシギ は滞在5日目となりました。ウズラシギの群れの中で過ごしています。秋の幼鳥の記録がほとんどなので、春の成鳥は貴重です。
ハリオシギも複数箇所に数羽が滞在中。春のハリオシギは、飛来数がとても少ないのでこちらも貴重です。警戒心も弱く、長時間観察も可能で楽しませてくれます。^^ チュウジシギ、タシギも逗留中。
今季初のクロハラアジサシも飛来しました。代かきするトラクターの後をついてまわっていました。
アメリカウズラシギ アメリカウズラシギ / ウズラシギ カタグロトビが現れて、草陰に隠れるアメリカウズラシギ(右)とウズラシギ。
ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ / ハリオシギ ハリオシギ(右)とチュウジシギ。同じ体勢でならんでくれました。^^
チュウジシギ ハリオシギ タシギ ウズラシギ ムナグロ ムナグロ15羽の群れ。海岸や牧草地にもやってきています。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのメス。繁殖直前で活発に動いています。
クロハラアジサシ 今季初のクロハラアジサシ。前日の夕方からいたようです。
カルガモ 田んぼではカルガモの親子を目にする機会が増えました。
2023年4月26日(旧暦では2023年3月7日)
田んぼや海岸のシギ、チドリの入れ替わりが激しくなっています。
田んぼにはウズラシギの群れの中に夏羽が美しいサルハマシギが入っていました。同じく夏羽のヨーロッパトウネンやオグロシギ9羽も飛来してにぎやかになっています。
ハリオシギ、チュウジシギ、タシギも滞在しています。中には長期滞在の個体もいます。
アカアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギは夏羽のコントラストが目立ち始めています。
海岸には、メダイチドリ、オオメダイチドリ、キアシシギ、キョウジョシ、トウネン、チュウシャクシギなどが数多く飛来しています。
サルハマシギ サルハマシギ サルハマシギ ヨーロッパトウネン オグロシギがいると聞いて駆けつけたら、ついでに見つけたヨーロッパトウネン夏羽。こちらも美しい。
ヨーロッパトウネン 水の張られた田んぼだったので、全体のプロポーションは見ることができず…。
オグロシギ オグロシギ9羽飛来。大型のシギが夏羽になると迫力が違いますね。
オグロシギ ハリオシギ チュウジシギ こちらはチュウジシギ。くちばしを泥だらけにしてさかんに餌をとっていました。
チュウジシギ チュウジシギのストレッチ。距離はありますが、尾羽も見えました。
チュウジシギ ハリオシギ ハリオシギ。4月10日の個体と同じと思われますので、2週間の滞在となります。春にしては長いですね。
アカアシシギ コアオアシシギ アオアシシギ タカブシギ タカブシギ ウズラシギ ウズラシギはピークを迎えて、あちこちの田んぼに相当数が入っています。
ヒバリシギ ヒバリシギは夏羽、冬羽とさまざまなバリエーション。
ムナグロ ムナグロも写真のように夏羽に変わったものからまだまだ冬羽を残した個体までさまざま。
オオメダイチドリ / メダイチドリ オオメダイチドリ オオメダイチドリ。色合いが淡く感じました。きれいな栗色です。
キョウジョシギ チュウシャクシギ 2023年4月29日(旧暦では2023年3月10日)
田んぼでシギなどを見ていると、空からツメナガセキレイの20羽ほどの群れが降ってきました。とりあえず目の前に降りた3羽を見てみるとシベリアツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、(キマユ)ツメナガセキレイが横一列に並んでいました。突然の奇跡に驚き!!
シベリアツメナガセキレイ 今季、2羽目のシベリアツメナガセキレイ。 先月のは冬羽 でしたが、今回は夏羽でした。
マミジロツメナガセキレイ ツメナガセキレイ 2023年4月29日(旧暦では2023年3月10日)
シギ、チドリの渡りがピークを迎えつつあるようで、田んぼが大変賑わっております。石垣島で唯一、繁殖するシギのタマシギもカップルで活動的です。
サルハマシギは夏羽から冬羽までさまざまなステージの換羽状況の4羽が滞在。今季、3個体目となるヨーロッパトウネンやキリアイ3羽、今季初オジロトウネンのほか、トウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、セイタカシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、イソシギ、ムナグロなどが一つのエリアに飛来しています。
サルハマシギ サルハマシギ サルハマシギ サルハマシギ タマシギ タマシギ タマシギ タマシギのメス(手前)とオス。カップル成立しているようでした。
キリアイ キリアイ ヨーロッパトウネン ヨーロッパトウネン 完全夏羽のヨーロッパトウネンの飛来を期待しています。
オジロトウネン オジロトウネン ヒバリシギ コアオアシシギ コアオアシシギ夏羽。グレー系の夏羽で一番美しいと思う。
アオアシシギ ウズラシギ / 足環・フラッグ付き ウズラシギは数十羽確認。この個体はフラッグが付いていましたが、記号は読めず…。
ムナグロ ムナグロの換羽状況もバリエーションに富んでいました。
2023年4月29日(旧暦では2023年3月10日)
シギの飛来数は増えているのですが、ジシギは数を減らしています。この日は、ジシギが5羽ほどいる田んぼを発見。ハリオシギが2羽いたので、そのうちの撮りやすい方の個体の尾羽を狙ってみました。もう一羽はほとんどの時間を草の陰で過ごしていて撮影できずでした…。
ハリオシギ ハリオシギ 上と同個体と思っていましたが、いつの間にか入れ替わっていたようです。こちらもハリオシギ。あぜの草むらで餌をとっていました。
ハリオシギ もう一羽のハリオシギ。シロハラクイナに威嚇されて一度は見やすいところに出てきましたが、すぐに草むらに戻ってしまいました。
タシギ アカガシラサギ アカガシラサギ