日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年1月12日(旧暦では2022年12月21日)

みなさん今年もよろしくおねがいいたします。

新年は、正月早々に新型コロナウイルスで家族全員がダウンしていました。どこにも行けずに8日まで寝正月な幕開けとなりました。^^;

鳥初めは、9日からとなりました。昨年からクロヅル、アカツクシガモ、ツクシガモ、コハクチョウ、チョウセンチョウゲンボウ、サシバ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ツグミ類、セキレイ類、ノビタキ、アカガシラサギ、ムクドリ4種などが越冬中です。

カンムリワシ

正月と言えば「鷲ぬ鳥節」に歌われるカンムリワシの幼鳥ははずせません。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウ幼鳥。場所を変えずに越冬中。警戒心もなく見やすい個体。

チョウゲンボウ

チョウゲンボウ幼鳥。こちらも警戒心なしでした。

ハイイロチュウヒ

バライロムクドリを見ていたら登場したハイイロチュウヒ。ムクドリの群れを狙うようなそぶりを見せていましたが失敗。お願いだからバライロムクドリだけは狩らないで…。^^;

カタグロトビ

カタグロトビ幼鳥。

サシバ

サシバの幼鳥。刈り取られた牧草地でバッタをとっていました。

アカガシラサギ

アカガシラサギは2カ所に3羽が滞在。

クロヅル

越冬中のクロヅル。最近は毎日のように採餌場所を転々と移動しています。

アカツクシガモ

アカツクシガモ幼鳥。第1回生殖羽へ変わってきました。

コアオアシシギ

コアオアシシギ第1回冬羽。

タゲリ

タゲリ。幼鳥ばかり10羽ほどの群れで滞在中。

タイワンハクセキレイ

タイワンハクセキレイ第1回冬羽。ハクセキレイ20羽ほどの群れの中に2羽いました。

タイワンハクセキレイ

上とは別個体のタイワンハクセキレイ第1回冬羽。

ホオジロハクセキレイ

ホオジロハクセキレイ成鳥オス。

ハクセキレイ

ハクセキレイの成鳥オス。

ノビタキ

越冬中のノビタキのオス。

ホシムクドリ

インドハッカと行動を共にしていたホシムクドリ。

インドハッカ

インドハッカは十数羽の群れ。ガジュマルの実を食っていた。

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ成鳥。尾羽がごっそり抜けていた。

ツグミ

ツグミ第1回冬羽。

イソヒヨドリ

イソヒヨドリのオス第1回冬羽。

Category:野鳥
2023年1月24日(旧暦では2023年1月3日)

ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ合わせて100羽ほどの群れの中に1羽だけ異彩を放つ個体を発見。

周りの(キマユ)ツメナガセキレイとは換羽の進み具合が違うこともさることながら、明るい青灰色の頭部や太く長い眉斑、白い目の下や喉元などニシツメナガセキレイ( Motacilla flava beema )かロシアツメナガセキレイ( Motacilla flava flava )の可能性があります。

ちなみにニシツメナガセキレイはツメナガセキレイとは別種とする分類もあるそうで、その場合、ロシアツメナガセキレイはニシツメナガセキレイの亜種となります。

ただ、この個体は第1回冬羽なのでもう少し換羽が進まないと決め手にならないようです。大量にいるセキレイの中からこんな個体を探し出すのも楽しいですね。

ハクセキレイの群れには、ハクセキレイのほかにタイワンハクセキレイとホオジロハクセキレイがいました。

ニシツメナガセキレイ / ロシアツメナガセキレイ

かなりの違和感を放つニシツメナガセキレイかロシアツメナガセキレイと思われる個体。ただ、マミジロツメナガセキレイの第1回冬羽から夏羽への換羽中も目の下が白くなるケースがあります。

ニシツメナガセキレイ / ロシアツメナガセキレイ

上と同個体。頭部の明るい青灰色と喉元が白いのが印象的です。

ニシツメナガセキレイ / ハクセキレイ / ロシアツメナガセキレイ

真ん中に上と同個体。

ツメナガセキレイ

こちらはふつーの(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。

ツメナガセキレイ

こちらも(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。マミジロツメナガセキレイは混じっていなかった。

タイワンハクセキレイ

タイワンハクセキレイ第1回冬羽。

タイワンハクセキレイ

同じくタイワンハクセキレイ第1回冬羽。

ハクセキレイ

ちょっと気になるハクセキレイ。

ハクセキレイ

こちらもハクセキレイ。

タイワンハクセキレイ

タイワンハクセキレイ第1回冬羽。

ホオジロハクセキレイ

ホオジロハクセキレイ第1回冬羽。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは20羽ほど。

ムネアカタヒバリ

こんな感じで草に隠れていることが多くて観察が厳しいですね。

ムネアカタヒバリ

畔に出てきても遠い…。

Category:野鳥
2023年1月24日(旧暦では2023年1月3日)

昨年11月から滞在のバライロムクドリ 。少しは換羽が進んでいるようですが、まだまだこれからですね。ムクドリ、ギンムクドリ、ホシムクドリの群れといました。

バライロムクドリ

換羽が進み、顔つきも幼鳥っぽさが抜けてきました。

バライロムクドリ

3月までいてくれれば、あの美しいバラ色が拝めると思います。

ギンムクドリ

年末ごろは大きなギンムクドリの群れをよく見たのですが、最近は数羽の群れが多いです。島内で分散したのかな?

ノビタキ

ノビタキのメス。少ないですが複数が越冬中。

Category:野鳥
2023年1月24日(旧暦では2023年1月3日)

カタグロトビは繁殖に入りかけのペアが多く、活発に動いているので日に何羽も見ます。

カンムリワシも繁殖序盤で鳴き交わしなどが観察できます。見られる個体数も多いです。

カタグロトビ

カタグロトビのペア。警戒心が弱い個体でした。

カタグロトビ

上と同個体。

カンムリワシ

田んぼで餌をとるカンムリワシ。うろうろ歩き回っていました。

Category:野鳥
2023年1月26日(旧暦では2023年1月5日)

昨年から滞在中のアカツクシガモは3羽から5羽と増えたり減ったり。コハクチョウ2羽も長逗留です。

カルガモの群れにマガモが1羽。石垣島では珍しく、ダムには42羽の群れがいました。

アカツクシガモ

渡ってきた当初よりはかなり警戒心が弱まりました。

アカツクシガモ

上の個体と常に一緒にいる。

アカツクシガモ

アカツクシガモの成鳥2羽と幼鳥1羽。幼鳥と言っても渡来直後より換羽が進み、成鳥とあまり変わらなくなってきました。

マガモ

マガモのメス。

コハクチョウ

長期滞在のコハクチョウ。今季は刈り取られない水稲が多いので餌には困らないようです。

Category:野鳥
2023年1月30日(旧暦では2023年1月9日)

昨年から滞在の越冬サンカノゴイ。複数羽いるのですが、そのうちの1羽は警戒心がなく、近くでしっかり観察できます。最近は安定して出てくるのでほかのサギとは全く違う変な行動を楽しめます。^^

サンカノゴイ

目の前に現れたサンカノゴイ。こちらに気づいていますが、警戒なし。

サンカノゴイ

どんどん近づいてきます。正面からいるとかなり人相が悪いですね。

サンカノゴイ

数メートルまできたサンカノゴイ。獲物は小さな魚がメインでした。

アカガシラサギ

越冬中のアカガシラサギ。島内に4羽ほどいます。

ムラサキサギ

ムラサキサギ成鳥。

ヨシゴイ

昨年ほどではないですが、今季もヨシゴイが複数越冬しています。

Category:野鳥
2023年1月30日(旧暦では2023年1月9日)

年末に見つけた越冬チュウジシギ を探しましたが見つからず。タシギは100羽以上いました。

ほかには越冬中のアカアシシギやアオアシシギ、コアオシシギなど。

コアオアシシギ

コアオアシシギは同じ田んぼで越冬。第1回冬羽。

アオアシシギ

アオアシシギは田んぼや海岸で越冬中。第1回冬羽。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。アカアシシギは数羽の群れで田んぼに滞在。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。

タカブシギ

タカブシギ第1回冬羽。

クサシギ

クサシギ第1回冬羽。

タシギ

タシギの群れ。

タシギ

チュウジシギは見つからず。

タシギ

タシギの一番大きな群れは40羽ほどでした。

Category:野鳥
2023年1月30日(旧暦では2023年1月9日)

沖縄県初記録となるオオハムがやってきました!! 遠いので2倍のテレコンを引っ張り出し、1200mmで撮影。遠くても胸の白色が目立ちました。

オオハム

オオハム成鳥。数日間、吹き荒れた北風に乗って、はるばる南の石垣島まできたのでしょうか。

オオハム

県内ではアビは記録されていますが、まさかオオハムまで現れるとは!!

Category:野鳥