日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年5月2日(旧暦では2022年4月2日)

日曜日、家族で島内をドライブ中にベニバト2羽を発見。キジバトの群れにまじっていました。

ベニバト

何かに驚いて飛んだキジバトの群れに赤い体と白い尾羽の先端が目立つベニバトのオスを発見。近くの枝にとまりました。

ベニバト

こちらはベニバトのメス。農耕地に降りて餌をとっていました。

Category:野鳥
2022年5月2日(旧暦では2022年4月2日)

先日の3羽のオウチュウ は5羽に数を増やしていました。4カ所で7羽いたうちのどれかが、合流して5羽になったのか新たに渡ってきたのか分かりませんが、一度に5羽のオウチュウが集まるなんて初めてのことです。

クロハラアジサシが複数入り、その中にハジロクロハラアジサシの夏羽が1羽いました。田んぼの上をひらひらと飛びながら虫をとっていました。

沖縄では珍しい、黒々とした夏羽に衣替えしたツルクイナがいました。石垣島には冬羽や幼鳥は定期的に現れますが、夏羽は珍しいです。

田んぼではウズラシギやタシギ、アオアシシギ、コアオアシシギなど渡り途中の個体が入れ替わりで立ち寄っています。

コシアカツバメ、ヒメアマツバメ、ショウドウツバメ、ツバメの4種がまざった群れも飛来。天気が悪い中、田んぼを飛び回りながら餌をとっていました。

オウチュウ

今季の石垣島はオウチュウの飛来が多いです。

オウチュウ

バナナの葉に止まるオウチュウ。

オウチュウ

雨で高いところを飛ぶ虫がいないからなのか、低いところを飛びながら、葉についている虫をとっているようでした。

ハジロクロハラアジサシ

夏羽のハジロクロハラアジサシ。

ハジロクロハラアジサシ

ハジロクロハラアジサシは真っ黒な体に真っ白な尾羽が美しいです。

ハジロクロハラアジサシ

正面からハジロクロハラアジサシ。

ハジロクロハラアジサシ

広い範囲を飛び回っていましたが、たまに近くを通過してくれました。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ夏羽は複数が飛来。

ツルシギ

石垣島でツルシギのこの姿を見る機会はなかなかありません。

ウズラシギ

ウズラシギは一気に数を増やしました。

タシギ

石垣島で見られるジシギでタシギは最初にやってきて最後までいます。

オグロシギ

夏羽になりつつあるオグロシギ。

コアオアシシギ

コアオアシシギ夏羽。

アオアシシギ

アオアシシギ夏羽へ移行中。

コシアカツバメ

ツバメ4種の混群が飛来していました。ばらばらにやってきて、島で合流したのか、混群でやってきたのか。

Category:野鳥
2022年5月6日(旧暦では2022年4月6日)

まだハリオシギいました。今季は、ハリオシギの最盛期に入院していたのでほとんど見られていませんでしたが、渡り終盤で見ることができました。^^

夏羽の真っ黒ツルシギも滞在中。夏羽のヒバリシギやウズラシギも増えてきました。

この時季には非常にめずらしいキンクロハジロとヒドリガモも複数で飛来しました。

ハリオシギ

あぜでミミズと格闘するハリオシギ。

ハリオシギ

上と同個体。残念ながら尾羽は見せてくれませんでした…。

ツルシギ

夏羽のツルシギ。

ヒバリシギ

夏羽のヒバリシギは数羽で飛来。

ウズラシギ

ウズラシギは十数羽。

キンクロハジロ

キンクロハジロはオスが2羽とメスが1羽。

ヒドリガモ

ヒドリガモもオスが2羽とメスが1羽。

Category:野鳥
2022年5月6日(旧暦では2022年4月6日)

先月から滞在中のオウチュウ2羽は1羽増えて3羽になり、5羽になり最終的には7羽までふくれ上がりました。

ツメナガセキレイは数を減らし、出会う機会が少なくなりました。

オウチュウ

大発生中のツマグロゼミを捕まえたオウチュウ。

オウチュウ

目の前の枝に止まったオウチュウ。

オウチュウ

オウチュウの後ろはカラス。

オウチュウ

風を避けて枝で休むオウチュウ。

オウチュウ

オウチュウ5羽の群れ。最大で7羽まで増えました。

ツメナガセキレイ

ツメナガセキレイの夏羽。

Category:野鳥
2022年5月6日(旧暦では2022年4月6日)

リュウキュウアカショウビンのペアが雨の中、たたずんでいました。この時季のアカショウビンは、バンナ公園や林道を走れば多くの個体に出会えます。

リュウキュウコノハズクも抱卵に入ったようで、オスが見張りに立っていました。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。

リュウキュウアカショウビン

上の個体とペアになっているアカショウビンのメス。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのオス。

Category:野鳥
2022年5月6日(旧暦では2022年4月6日)

冬羽から夏羽に変わりつつあるジャワアカガシラサギを確認。 昨年から同所にいる同じ個体 なのかは不明。同じ田んぼにアカガシラサギも飛来。こちらも冬羽から夏羽に変わりつつある個体で換羽の状態は似たようなステージでした。

ズグロミゾゴイも繁殖期を迎えつつあり、雑木林の中ではペアが寄り添っていました。

ジャワアカガシラサギ

夏羽に換羽中のジャワアカガシラサギ。

アカガシラサギ

こちらも夏羽に移行中のアカガシラサギ。

ズグロミゾゴイ

ズグロミゾゴイのオス(左)とメス。毎年、繁殖が確認されているエリアですが、同じペアかは不明。

Category:野鳥
2022年5月11日(旧暦では2022年4月11日)

移動時間に田んぼに寄り道。警戒心が強くてじっくり見る機会がないリュウキュウヒクイナのペアを近くで観察できました。畔を2羽で歩いていました。繁殖に備えて巣作りする場所でも探しているのでしょうか。

今季、石垣島や八重山、沖縄本島、南西諸島に非常に飛来数が多いアカガシラサギはどこの田んぼにいっても渡り途中の個体がいる状態です。

クロツラヘラサギは5羽が飛来。群れの中で1羽だけが美しい夏羽に変わっていました。

リュウキュウヒクイナ

オスのリュウキュウヒクイナ。

リュウキュウヒクイナ

警戒心の強いヒクイナですが、近い距離で観察できました。

リュウキュウヒクイナ

あたりを警戒しながらも畔を歩き回っていました。

リュウキュウヒクイナ

胸の赤みが美しいです。

リュウキュウヒクイナ

こちらは上の個体とペアのリュウキュウヒクイナのメス。これから繁殖です。

アカガシラサギ

ほぼ夏羽に変わったアカガシラサギ。

アカガシラサギ

ケラやミミズを捕まえていました。

アカガシラサギ

カタグロトビが上空を飛ぶと首を伸ばして警戒していました。

クロツラヘラサギ

夏羽が美しいクロツラヘラサギ。春の渡りの群れだと思われますが、先月末ごろから島内を数羽が移動して滞在中。

Category:野鳥
2022年5月11日(旧暦では2022年4月11日)

昨年、集団営巣したエリア にことしもツバメチドリが帰ってきました。40つがい80羽ほどが確認されています。すでにペアリングは済んでいるようでしたが、産卵、抱卵はこれからのようです。

雨の降る田んぼではアカガシラサギやリュウキュウヨシゴイなどが活発です。ジャワアカガシラサギもまだ滞在中です。

春の渡りもほぼ終わったので数は少ないですが、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ソリハシシギ、アカアシシギなどが滞在しています。そんな中、なぜかマガンが1羽だけいました。ほとんどワンタッチでどこかへ飛んでいってしまいました。

ツバメチドリ

ことしも繁殖にやってきたツバメチドリ。

ツバメチドリ

7月ごろにはヒナが見られると思います。

アカガシラサギ

島内のどこの田んぼにもいるアカガシラサギ。今年は多いです。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス。これから繁殖シーズンです。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのメス。水路の草むらに巣がありそうな雰囲気でしたが、外からは全く見えないので詳細は分かりません…。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ冬羽。2羽を確認。

メダイチドリ

メダイチドリは十数羽。冬羽の個体ばかりでした。

ダイゼン

ダイゼンも冬羽のまま。

ソリハシシギ

左足に骨折した痕跡がみられるソリハシシギ。

アカアシシギ

アカアシシギは1羽だけ。

キアシシギ

キアシシギも冬羽の個体が多いです。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギも冬羽。

キョウジョシギ

キョウジョシギは年中いる気がする…。

マガン

なぜか5月の石垣島にマガンが飛来。しかも海。

Category:野鳥
2022年5月13日(旧暦では2022年4月13日)

石垣島内では、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖が順調に進んでいます。

現在、アカショウビン7、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3カ所で確認中。大雨や台風の被害に遭わず無事に巣立つことを祈るばかりです。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。全く人を恐れない個体です。

リュウキュウアカショウビン

上と同じ個体。右側頭部の1枚の白い羽が目印。

リュウキュウアカショウビン

こちらも同じ個体。アカショウビンのオスの特徴がよく出ています。

リュウキュウアカショウビン

バンナ公園内のアカショウビン。こちらもオス個体。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのメス。この樹洞は4年連続の利用です。メスは同じ個体だと思われます。

リュウキュウコノハズク

上の個体とペアのオス。昨年までの個体と同じかどうかは決め手がなくて判断できず…。

リュウキュウコノハズク

新規のリュウキュウコノハズクのオス。メスは抱卵中で見ることができず。

リュウキュウアオバズク

アオバズクのオス。昨年、子育てした場所とは少し離れたところで営巣。使っている樹洞が浅く、抱卵しているメスの頭部が外からも見えていました。^^;

Category:野鳥
2022年5月17日(旧暦では2022年4月17日)

今季はハジロクロハラアジサシの飛来が多く、5月に入ってから夏羽に換羽した美しい個体を7羽ほど確認しています。滞在期間はどれも短く、1〜3日程度です。

田んぼには季節外れのソリハシセイタカシギがいました。こちらは1日で渡去してしまったようです。

春の渡りも終わりかけで田んぼのシギ、チドリも寂しくなっています。それでもアオアシシギ、セイタカシギ、ウズラシギは複数箇所で確認。タカブシギは1羽のみ疲れた様子でした。

ハジロクロハラアジサシ

夏羽のハジロクロハラアジサシ。背面からは特にかっこいいですね。

ハジロクロハラアジサシ

小雨の降る中、3羽が田んぼを飛び回っていました。

ハジロクロハラアジサシ

頭から胴体、脇の下にかけては真っ黒です。

ハジロクロハラアジサシ

車内から観察していると目の前をぶんぶん飛び回っていました。

ハジロクロハラアジサシ

捕まえる獲物はクモやバッタのようでした。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

遅めに飛来したソリハシセイタカシギ。毎年、そこそこの数が飛来するのですが、昨年の秋と今年の春は特に多くの個体が石垣島を通過しました。

アオアシシギ

休耕田のアオアシシギ。数羽が滞在中。

タカブシギ

春、秋ともヒバリシギとともに一番手に渡ってくるタカブシギですが、この時期まだいました。

ウズラシギ

ウズラシギは複数箇所で十数羽を確認。

セイタカシギ

セイタカシギも複数箇所で十数羽。ほとんどの個体が、第1回夏羽です。

Category:野鳥
2022年5月17日(旧暦では2022年4月17日)

自宅のベランダから見えるリュウキュウマツに巣穴を掘っているリュウキュウアカショウビン。かなり掘り進んでいるようで、アカショウビンが中に入ってしまうと外からは姿が見えません。

昨年生まれのカンムリワシが元気に過ごしていました。白い幼羽から換羽が進んでいます。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。穴掘り中でくちばしに木屑がついています。

リュウキュウアカショウビン

こちらはメス個体。巣穴にすっぽり入っていたのですが、キジバトが営巣木に止まると飛び出してきました。

カンムリワシ

白い幼羽から成鳥羽へ変わりつつあるカンムリワシ。

カンムリワシ

獲物を見つけて地面に降りるとカラスがちょっかいをかけにきました。

カンムリワシ

2羽のカラスにからまれて逃げ出すカンムリワシ。

Category:野鳥
2022年5月21日(二十四節気の小満、旧暦では2022年4月21日)

今季は、真っ黒な夏羽のハジロクロハラアジサシが石垣島に多く飛来します。ゴールデンウイークから十数羽を確認しています。クロハラアジサシも多く、50羽近い群れも確認されています。

ツバメチドリはコロニーを形成中。今のところ40つがいほどが繁殖しそうですが、毎年、農作業が入るのかが運命の分かれ道となります。

天気が悪くなるとアマツバメとヒメアマツバメの群れが低空を飛びます。低空と言っても、いつもよりは低いだけで、それなりに高いところを飛び回っています。

シマアカモズはどんどん減っているのですが、それでもまだ残っている個体がいます。

田んぼには全体的に数は少ないですがウズラシギやセイタカシギ、アオアシシギあたりが滞在中です。

ハジロクロハラアジサシ

今月2回目の晴れ。今年の石垣島は異常に雨が多く、なかなか晴れ間が見えません。^^;

ハジロクロハラアジサシ

右足が格納できないハジロクロハラアジサシ。石垣島より上流で確認されたらぜひ、教えてください。

クロハラアジサシ

自宅前にクロハラアジサシが7羽ほどやってきました。

クロハラアジサシ

バッタを捕まえたクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

捕まえる獲物は全てバッタでした。

ツバメチドリ

ツバメチドリのコロニー。2ペアほどは抱卵してそうな雰囲気でした。

ツバメチドリ

久しぶりに太陽が照りつけて大気の揺らぎでもやもやでした。^^;

ヒメアマツバメ

虫を目掛けて飛ぶヒメアマツバメ。

アマツバメ

こちらはアマツバメ。ヒメアマツバメとアマツバメで20羽ほどの群れでした。

シマアカモズ

未だ滞在中のシマアカモズ。

ウズラシギ

ウズラシギは増えています。

セイタカシギ

胸が薄いピンク色に彩られたセイタカシギ。いつも思うんですが、これは婚姻色なんでしょうか?

Category:野鳥
2022年5月28日(旧暦では2022年4月28日)

毎日、雨が続く石垣島です。今月は雨の降らない日はほとんどなく、日照時間も例年の40%以下な異常事態となっています。

雨が小降りになった隙をついて少しだけ鳥見。

アカショウビンは抱卵に入っているペアがほとんどとなっているようです。

カタグロトビは同じサトウキビ畑に3羽。昨年生まれの若い個体は比較的近くで観察できました。

キンバトは新居近くで毎日、オス個体が現れます。雨が降ると電線や枯れ木にチュウダイズアカアオバトがたくさん並びます。

石垣島で当たり年なハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽。牧草地でバッタを捕まえています。

海岸のシギ、チドリも渡りが終わり寂しい限りですが、メダイチドリやキョウジョシギなどが少し滞在中です。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。通勤路で毎日、見る個体です。交通量の多い県道沿いなので交通事故が心配です。

リュウキュウアカショウビン

新居に隣接する雑木林のアカショウビン。ペリットを吐き出す瞬間。

キンバト

こちらも新居近くで毎日見られるキンバト。オスです。

カタグロトビ

若いカタグロトビ。まだ幼羽が残っています。

チュウダイズアカアオバト

枯れ木に止まるチュウダイズアカアオバト。雨が降ると枯れ木や電線に多く現れます。

ハジロクロハラアジサシ

牧草地を飛び回るハジロクロハラアジサシ夏羽。

ハジロクロハラアジサシ

急旋回しながらバッタなどをとっていました。

ハジロクロハラアジサシ

今季は何羽のハジロクロハラアジサシを撮ったのか分からないぐらい、多くの個体が確認できました。

キョウジョシギ / メダイチドリ

メダイチドリのキョウジョシギ。春の渡りが終わり、海岸は寂しくなりましたが、7月になれば秋の渡りが始まります。

Category:野鳥