2022年4月22日(旧暦では2022年3月22日)
今季は全国的にコシャクシギが多く確認されていますが、石垣島でも4羽のコシャクシギが確認されました。 先日、愛知県で見て来たコシャクシギ は水の張られた田んぼにいましたが、石垣島や沖縄ではサトウキビ畑か牧草地に入るケースがほとんどです。ところ変わればいろいろな環境を利用するのですね。
シーズン中、石垣島を留守にしていたのでハリオシギは難しいかと思っていましたが、1羽だけ確認できました。チュウジシギはまだまだ残っていましたが、タシギはゼロでした。例年のパターンです。
ソリハシセイタカシギは昨年秋から散発的にやって来ます。今季は、ほかの淡水シギは少ないようです。
コシャクシギ サトウキビ畑にコシャクシギが4羽。最初は遠かったけど、車内から静かにみているとだんだん近くに来ました。
コシャクシギ コシャクシギ コシャクシギ 最初はこんな感じで遠く、サトウキビの丈がコシャクシギより高く見にくかった。
ハリオシギ 石垣島のハリオシギは渡り終盤ですが、なんとか1羽だけ見つけられました。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) チュウジシギ チュウジシギ タマシギ タマシギのメス。石垣島で唯一繁殖するシギです。すでに繁殖期が始まっています。
コアオアシシギ 今シーズンは淡水シギが少ないですが、コアオアシシギはいつもどおり。
タカブシギ タカブシギの夏羽。毎年、かなりの数がやってくるのですが、この春は少なかったです。
アオアシシギ アオアシシギも例年に比べるとかなり少ないようでした。
2022年4月22日(旧暦では2022年3月22日)
この時季、島内には留鳥、渡り含めて多くのサギの仲間が滞在中。
留鳥のズグロミゾゴイとムラサキサギは繁殖を控えて活発になっています。渡り途中のクロツラヘラサギとヘラサギも合わせて10羽ほどが確認されています。ほかにはアマサギやコサギ、チュウサギ、チュウダイサギ、アカガシラサギ、ゴイサギなどが渡り途中に立ち寄っています。
カモは石垣島で繁殖するカルガモ以外はすっかりいなくなったのですが、なぜか、ヨシガモのオスが1羽だけ残っていました。ケガなどなければいいのですが…。
ズグロミゾゴイ 農地を囲む雑木林でズグロミゾゴイが餌探し。ベニバトもいました。
ムラサキサギ ウズラシギを襲うムラサキサギの若い個体。下に動画あり。
ヘラサギ 若いヘラサギ。田んぼを歩きながら小さな貝類を食っていました。
クロツラヘラサギ / ヘラサギ クロツラヘラサギ(手前)とヘラサギ。両方とも若い個体です。
ヨシガモ
2022年4月22日(旧暦では2022年3月22日)
無事に手術も成功裏に終わり、石垣島に帰って来て最初に撮ったのが毎年、自宅近くの墓場で繁殖するリュウキュウアカショウビンです。とても警戒心が薄く、昨年と同じ個体と思われます。
今年も早速、朽木に巣穴を掘り始めていました。 昨年は1羽のヒナが巣立ち ました。今回は何羽巣立つのか楽しみです。^^
リュウキュウアカショウビン 渡って来てあまり日にちが経っていませんが、さっそく巣穴を掘っているようでした。樹種がリュウキュウマツだったので、途中でやめてしまう可能性が高いですが…。
2022年4月22日(旧暦では2022年3月22日)
田んぼで見つけた小鳥たち。ヒバリ、タヒバリ、ハクセキレイ、カワラヒワは多く、ホオジロとホオアカは1羽ずつ確認できました。
ヒバリ 空高くさえずるヒバリも目立ちましたが、この個体は地面を歩き回っていた。
タヒバリ タヒバリは十数羽の群れが同じエリア内を移動しているようでした。
タヒバリ ホオアカ ホオジロ カワラヒワ ハクセキレイ ハクセキレイ 石垣島や沖縄本島と違い、ハクセキレイ以外の亜種は見当たりませんでした。