日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年2月16日(旧暦では2022年1月16日)

いろいろ忙しくて鳥を見に行けない日が続き、約3週間ぶりのバードウオッチングへ。といっても短時間のうちに海岸を2カ所ほど回っただけでした。

海岸はシギやチドリでずいぶんにぎやかになっていました。春の渡りが始まったようです。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ冬羽。

ダイシャクシギ

ダイシャクシギ第1回冬羽。

ミユビシギ

ミユビシギ。沖縄本島では越冬もするし、渡りの時期にはそれなりの数が通過するのですが石垣島では少ないです。

トウネン

トウネン冬羽。数羽の飛来を確認。

ムナグロ / メダイチドリ

ムナグロとメダイチドリ。ムナグロは70羽ほど、メダイチドリは40羽ほどを確認。

シロチドリ / メダイチドリ

シロチドリとメダイチドリ。シロチドリは50オーバーが飛来。

ダイゼン

ダイゼンは石垣島では数羽程度の群れが多いですが、今回は20羽ほど。

クサシギ

クサシギ冬羽。海岸はにぎやかですが、田んぼのシギはクサシギ意外にアカアシシギ、セイタカシギ、タシギが少数いるぐらいで寂しいです。

ウミネコ

ウミネコ第1回冬羽。

ウミネコ

上とは別個体。今冬はウミネコが多く確認されています。すべて幼鳥です。

Category:野鳥
2022年2月16日(旧暦では2022年1月16日)

昨年10月ごろから滞在のジャワアカガシラサギは元気に越冬中です。第1回冬羽と思われる羽衣の換羽はまだ進んでいないようです。

沈砂池のメジロガモは2羽滞在中。池の周りの草を刈られたのでいなくなってしまわないかと心配していましたが、問題ないようです。同じ沈砂池にはハシビロガモやオカヨシガモ、コガモ、カルガモなども滞在中。

ジャワアカガシラサギ

田んぼで採餌していたジャワアカガシラサギですが、カンムリワシの幼鳥に驚き、樹上に避難しました。

ジャワアカガシラサギ

上空を飛ぶカンムリワシ幼鳥に警戒中。成鳥は怖がらないのですが、幼鳥は見慣れないからなのか恐れていました。

ジャワアカガシラサギ

夏羽になるまで滞在してくれるとうれしいですね。

メジロガモ

こちらも昨年から越冬のメジロガモ。オスとメスの2羽います。一番多いときは3羽いました。

ムラサキサギ

ムラサキサギ第1回冬羽。

ハシビロガモ

ハシビロガモのオス。エクリプスから生殖羽へ換羽中。

Category:野鳥
2022年2月16日(旧暦では2022年1月16日)
サシバ

4年連続飛来の暗色型サシバ。まもなく繁殖地へ帰って行きます。

サシバ

久しぶりの暖かい日差しにブラックサシバも大あくび。

カタグロトビ

最近巣立ったカタグロトビの幼鳥。写真には2羽しか写っていませんが、もう1羽いました。

カタグロトビ

上の巣立ちビナなちの親鳥。空中での給餌も見せてくれました。

カンムリワシ

カンムリワシ幼鳥。餌はしっかりとれているようでした。

カンムリワシ

カンムリワシ成鳥。幼羽が1枚だけ残っています。4暦年目でしょうか。こちらも久しぶりの太陽を浴び気持ち良さそう。

チョウゲンボウ

チョウゲンボウの成鳥オス。色が淡い個体です。

Category:野鳥
2022年2月16日(旧暦では2022年1月16日)

小さな公園のヤツガシラは 昨年11月2日からの個体 と同一かと思っていましたが、どうも入れ替わっているようです。

チョウセンウグイスはやっと写真に収めることができました。姿を見ながらの鳴き声も聞けました。

今季はツグミの仲間が少ないのですが、自宅近くにアカハラがいました。写真は今季初となります。

ヤツガシラ

警戒心ゆるゆるのヤツガシラ。

ヤツガシラ

ヤツガシラの飛来は昨年からだらだらと続いており、どこまでが秋の渡りで、どこからが春の渡りなのかさっぱり分かりません…。^^;

ヤツガシラ

ゴキブリを土の中から次々と掘り当てていました。

ムジセッカ

鳴き声、姿ともに確認できたムジセッカ。石垣島で見たのは初めて。

ムジセッカ

素早い動きで枝から枝へと渡っていました。

ムジセッカ

ムジセッカは茂みにいることが多いですが、鳴き声でその存在を感じることができます。

アカハラ

夕日に照らされるアカハラ。今季はツグミ、シロハラ、アカハラが少ないです。

Category:野鳥
2022年2月22日(旧暦では2022年1月22日)

年越し越冬中のムジセッカは、気温が上がると見えやすいところに出てくる印象です。餌の小虫が新芽を求めて枝先に出てくるのでしょうか。

今季は大変数の多いコホオアカは群れで島内を移動しているのか、新たな群れが入ったのか分かりませんが、200オーバーを確認しました。日が経つにつれて分散している感じです。春の渡り組かもしれません。ムネアカタヒバリも混じっていました。

アトリも50オーバーの群れを沿岸林で確認。こちらも春の渡り組だと思います。

ムジセッカ

越冬ムジセッカ。小さなエリアで過ごしています。

ムジセッカ

この日は、枝先に現れることが多く、動画も撮れました。

コホオアカ

今季は飛来数が多いコホオアカ。

コホオアカ

コホオアカの群れは、田植え前の田んぼにわずかに残る草の種を食っていました。

コホオアカ
コホオアカ
ムネアカタヒバリ

コホオアカの群れには少数のムネアカタヒバリが混ざっていました。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは田植えが終わった田んぼで、発芽不良の米を食っていました。

ムネアカタヒバリ

こちらの個体は夏羽に変わりつつあるようです。

キセキレイ

キセキレイも換羽が進んでいる個体が多いです。

シマアカモズ

シマアカモズのメス成鳥。

アトリ

アトリのオス。ほぼ夏羽へ。

アトリ

アトリのメス。

アトリ

ギンネムに集まって何かを食っていました。新芽でしょうか。

Category:野鳥
2022年2月26日(旧暦では2022年1月26日)

昨年からのメジロガモ は2羽が越冬中。換羽は進んでいるのかよく分かりません…。^^;

海のシギ、チドリは春の渡り組が続々と入り賑やかでしたが、田んぼにもやっと渡りのタカブシギの群れがやってきました。これからさらに増えることを期待します。

田んぼで越冬するシギは、セイタカシギやクサシギ、イソシギ、タシギなどですが、今季は少ないような気がします。

メジロガモ

メジロガモのメス。

メジロガモ

上と別個体のメジロガモのメス。

タカブシギ

群れで飛来したタカブシギ。春も秋も石垣島のシギの渡りの一番乗りはタカブシギです。

セイタカシギ

セイタカシギは田んぼや水路で越冬中。

クサシギ

クサシギは少数が単独で越冬中。

Category:野鳥