県道沿いのキンバト
林縁部の道路はキンバトの餌場になっています。繁殖期最盛期の5月下旬ごろから観察しやすくなっており、今季初の幼鳥も確認できました。今年は何月まで観察できるでしょうか。
歩道上で落ちた木の実を拾うキンバトのメス成鳥。
今年生まれのキンバト。わずかに幼羽が残っています。
林縁部の道路はキンバトの餌場になっています。繁殖期最盛期の5月下旬ごろから観察しやすくなっており、今季初の幼鳥も確認できました。今年は何月まで観察できるでしょうか。
歩道上で落ちた木の実を拾うキンバトのメス成鳥。
今年生まれのキンバト。わずかに幼羽が残っています。
田んぼで巣立ち後、しばらくたったリュウキュウヨシゴイのヒナ2羽を確認。時折、親鳥に追われていたのでしばらくしたら新たな縄張りを求めていなくなると思われます。
田んぼのシギはヒバリシギやアカアシシギ、アオアシシギ、タカブシギが増えてきました。秋の渡りの本格化の兆候を感じます。
リュウキュウヨシゴイの幼鳥。頭部にまだ綿羽が残っています。成鳥に近ずくと追い払われていました。
こちらは幼鳥らしくてかわいいです。
リュウキュウヨシゴイのオス成鳥。繁殖が終わっても婚姻色が残っています。
こちらもオスのリュウキュウヨシゴイ。
ヒバリシギ増えてきました。成鳥夏羽後期。
ヒバリシギ第1回夏羽。
タカブシギ夏羽後期。
アオアシシギ(左)とアカアシシギ。
セイタカシギのオス第1回夏羽。
今季初となるハリオシギ3羽とチュウジシギ4羽が到着しました。^^ ハリオシギは過去最速となり、例年より少し早い確認となりました。
シギ、チドリの数もどんどん増えてきました。田んぼではハリオシギ、チュウジシギのほかに大量のタカブシギや複数の十数羽の群れでヒバリシギやアオアシシギ、数羽のイソシギが入っています。セイタカシギは数羽だったり、20羽ほどだったりと変動が大きいです。
海岸にはオオメダイチドリやキアシシギ、キョウジョシギ、チュウシャクシギ、ダイゼンなど。海のシギ、チドリはまだまだ少ないです。
今季初確認のハリオシギは同じ田んぼで3羽でした。すべて成鳥。
ハリオシギ成鳥。冬羽へ換羽中。
こちらも成鳥のハリオシギ。夏羽後期。
今季初確認のチュウジシギは4羽確認。すべて成鳥でした。
田んぼで最も数が多いのはタカブシギ。幼鳥はまだやってきていません。
冬羽へ換羽中のアオアシシギ。こちらもすべて成鳥。
イソシギ成鳥。夏羽から冬羽へ。
ジシギを探していると一瞬、勘違いさせてくれるタマシギのオス。
タマシギのメス。鳴き声があちこちから聞こえました。2回目の繁殖にはいるのか?
オオメダイチドリ冬羽。
ダイゼンは数日前からこの1羽だけ。
キョウジョシギ成鳥。
数羽で滞在中のチュウシャクシギ。
キアシシギは夏羽後期から冬羽までさまざま。
今季初となるウズラシギを確認。ツバメチドリは子育てを終えて巣立ったヒナをくわえた30羽ほどの群れが田んぼにいました。
ムラサキサギは親子で餌取り。巣立ちビナは親鳥に餌をねだるもほとんど相手にされていませんでした。
アカアシシギは幼鳥を含めて数を増やしています。タカブシギはかなりの数が渡ってきました。タマシギは見やすくなっており、あちこちで出会います。
アマサギは、渡り途中と思われる20〜30羽ほどの群れを見るようになりました。
今季初のウズラシギが到着。成鳥夏羽から冬羽へ換羽中です。
ツバメチドリ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
こちらも同じくツバメチドリ幼羽から第1回冬羽へ。
巣立ち後、間もないムラサキサギ。親鳥に餌をねだっていました。
アカアシシギ幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
タカブシギ夏羽後期。
タマシギのオス。第1回冬羽。
ヒバリシギ夏羽後期。
セイタカシギのオス。
アマサギが増えてきました。
セッカ成鳥夏羽後期。
ハリオシギが順調に増えています。先日見つけた個体を含めて8羽を確認。幼鳥も3羽飛来していました。写真は撮っていませんが、チュウジシギもいました。ハリオシギは動画でも尾羽を開くところが撮れましたので、ぜひ、ご覧ください。
今季のハリオシギの飛来は例年の8月末から9月にくらべると早いです。渡りの終わりも早くなるのかが気がかりですね。
2日前に見つけたハリオシギ成鳥。
上と同個体。針状の尾羽が見えています。
見つけた時はこんな感じ。近すぎて見落とすところでした。
ハリオシギの脇。
後ろ姿。
ミミズを捕まえたハリオシギ。こちらも成鳥。
ハリオシギ幼鳥。暗褐色味が強いタイプ。
こちらはよくいるタイプのハリオシギ幼鳥。
羽繕いするハリオシギ成鳥。
草むらに隠れるハリオシギ。
上空を旋回したクロハラアジサシに警戒するハリオシギ成鳥。
7月後半から始まったシギたちの渡りが本格化してきました。コアオアシシギは同じ日に成鳥と幼鳥、すでに大量に渡ってきているタカブシギはやっと幼鳥が入り出し、今季初のクサシギも確認することができました。
そのほかは、イソシギやヒバリシギ、セイタカシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、キアシシギなどなど。
先日のハリオシギたち もまだまだ残っていました。
コアオアシシギ幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
コアオアシシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ移行中。コアオアシシギはこの日、幼鳥、成鳥ともに初確認。
今季初確認のクサシギ。第1回夏羽から第2回冬羽へ。水路にいて鳴き声で気づきました。危うく見逃すところでした。
ぴかぴか幼羽のタカブシギ。タカブシギは大量に渡ってきていますが、やっと幼鳥の確認となりました。
タカブシギ夏羽後期。
アカアシシギ幼羽から第1回冬羽へ移行中。
今季初のムナグロは3カ所で確認。夏羽から冬羽へ換羽中。
アオアシシギ夏羽後期。
ヒバリシギ夏羽後期。少し冬羽も出ています。
トウネン夏羽後期。
石垣島では見る機会が増えているジャワアカガシラサギが今年もやってきました。2期米の田植え準備中の田んぼで餌を探し回っていました。
沖縄本島や石垣島では珍鳥ではなくなりつつありますね。
ことしも石垣島に現れたジャワアカガシラサギ。第1回冬羽?
びよーんと伸びてあたりを伺う。
ジャワアカガシラサギは、畔沿いを歩きながらバッタかなにかを捕まえていました。
久しぶりにリュウキュウアカショウビンを探しに林道などを回ってみました。2日間で7個体確認。まもなく渡りが始まると思いますが、まだまだいます。
繁殖期の5月から6月ごろは大胆になっているのか、比較的目立つような場所にいることが多いのですが、繁殖期が終わると鳥が変わったように控えめな性格になり、藪の中にいるので見つけにくいですね。それでも餌場は決まっているので、そこを訪れればこの時季でも見ることは可能です。
自宅近くで繁殖したペア も残っていて、毎朝、6時ごろに鳴き声を聞かせてくれます。
換羽が始まりぼろぼろですね。今時季のアカショウビンはほとんどこんな感じです。
まだ換羽が始まっていない個体もいました。
雨上がりを利用してハリオシギ探し。例年より早いハリオシギの渡りのピークと相まって、幼鳥、成鳥合わせて3カ所で11羽確認しました。^^
昨年は、越冬個体を見つけられませんでしたが、ことしは1羽でも越冬してくれるのを期待。特に幼鳥の越冬だと換羽の推移が見られてうれしいのですが…。
ハリオシギ幼鳥。
ハリオシギ第1回夏羽。
ハリオシギ幼鳥3羽。
ハリオシギ幼鳥。田んぼの反対側で遠かった…。
ハリオシギ幼鳥。
ハリオシギ第1回夏羽。
ハリオシギ幼鳥。
これも田んぼの反対側で遠かった…。ハリオシギ成鳥夏羽後期。
カラスに緊張するジシギ。この後、すぐに飛び立ってしまったのでハリオシギなのかチュウジシギなのかは不明ですが、鳴き声はチュウジシギっぽかった。
田んぼに浮いてたクロハラアジサシ。
今季初のヒバリシギを7月3日に確認してから遅れること1カ月半、やっと幼鳥が到着しました。ヒバリシギは成鳥も含めて個体数を増やしています
タカブシギ、アカアシシギは成鳥、幼鳥含めて日に日に増えています。
石垣島では少ないダイゼンも到着。ムナグロは数日前から見る機会が増えています。
ハリオシギは入れ替わりつつも成鳥、幼鳥とも出会いは多いです。
アマサギやチュウサギ、チュウダイサギ、アオサギも少しずつ数を増やしています。クロツラヘラサギは6月から島内をうろうろしている個体がいます。
今季初確認となったヒバリシギ幼鳥。
ヒバリシギ夏羽後期。
タカブシギ幼鳥も増えてきました。
アカアシシギ幼鳥。
第1回夏羽のダイゼン。1羽だけ滞在中。
ムナグロ成鳥。夏羽から冬羽へ。
チュウジシギ夏羽後期。
チュウジシギの可能性が高いけど、警戒心が強くて草むらから出てきてくれなくてモヤモヤした個体。
バッタを捕まえたツバメチドリ。成鳥冬羽。
セイタカシギのオス成鳥。冬羽へ移行中。
6月ぐらいから石垣島内をうろついているクロツラヘラサギの若い個体。
リュウキュウヨシゴイ。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
チュウサギ成鳥。この時季の個体が一番好きです。
定例調査で海岸3カ所巡り。オオメダイチドリの幼鳥が増えていました。ムナグロやキアシシギ、ソリハシシギ、メダイチドリ、キョウジョシギなどもぼちぼち。
オオメダイチドリ幼鳥。成鳥は6月末からぱらぱらと飛来していましたが、幼鳥は今季初登場。
オオメダイチドリ幼鳥。干潟で小さなゴカイのような生物を食っていました。
上と同個体。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
メダイチドリ成鳥冬羽。
オオメダイチドリ成鳥冬羽。
オオメダイチドリ(右)とメダイチドリの睨み合い。
メダイチドリ(左)とオオメダイチドリの争い。
餌場を巡っての争いはオオメダイチドリ(左)が仕掛けていました。
オオメダイチドリ成鳥冬羽。
エビを捕まえたキアシシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ。
キョウジョシギは一年中、いる気がする。
ムナグロ第1回夏羽後期。
今季初のハマシギを確認。タカブシギやヒバリシギは成鳥、幼鳥とも数を増やしています。ウズラシギ、クサシギ、コチドリなどもいましたが、幼鳥の到着はまだのようです。
石垣島で唯一、繁殖するシギのタマシギは親子連れが水浴びをしていました。
今季初のハマシギ。成鳥夏羽後期。
タマシギの親子が水浴び。
ウズラシギ夏羽後期。
タカブシギ幼鳥。
タカブシギ夏羽後期。
タカブシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中。
クサシギ夏羽後期。
アカアシシギ成鳥。冬羽へ換羽中。
ヒバリシギ幼鳥。
イソシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ。
コチドリ
バンの家族連れ。
8月6日に今季初のハリオシギが入って、しばらくはハリオシギばかりでしたが、8月中旬ごろからチュウジシギが増えてきました。タシギはまだ到着していません。9月に入らないとだめですね。
8月20日から25日にかけて撮れたハリオシギとチュウジシギを一気にご紹介します。
ハリオシギ幼鳥。
ハリオシギ幼鳥。
ハリオシギ幼鳥と奥に下半身だけ見えるのはチュウジシギ幼鳥。
上と同個体。バイクに驚いて飛び上がったところ。針尾が見えます。横からだとチュウジシギの尾羽も細く見えるのですが、ハリオシギの針状の羽は長さが全然違いますね。
ハリオシギ幼鳥。
上と同個体。こちらも針状の短い尾羽が見えます。
ハリオシギ幼鳥。
上と同個体。なんとか尾羽が見えています。
上と同個体。外側の尾羽が見えますが見にくい…。
ハリオシギ幼鳥。
チュウジシギ幼鳥。
上と同個体。尾羽もばっちり見せてくれました。
チュウジシギ成鳥。
上と同個体。尾羽もばっちり開いてくれました。
チュウジシギ幼鳥。
チュウジシギ幼鳥。
カラスに怯えるチュウジシギ幼鳥。
チュウジシギ成鳥。
チュウジシギ幼鳥。ハリオシギもチュウジシギも幼鳥ばかりですね。
チュウジシギ成鳥。
ジシギを見つけると飛ばしまくってくれるバン。このおかげで尾羽の写真撮れた。^^
チュウジシギ幼鳥。
ハリオシギ幼鳥。
シマアカモズとマミジロツメナガセキレイが到着しました。
シマアカモズは2羽で時折、「ギチギチ」と鳴き声を上げながら縄張り争いをしていました。
マミジロツメナガセキレイは20羽ほどの群れで到着。例年、マミジロツメナガセキレイが先に到着し、少し遅れて(キマユ)ツメナガセキレイがやってきます。
シマアカモズ第1回冬羽。尾羽の最外部がほかよりも短いのが気になりますね。
距離がかなりあったのでぼんやりしています。
マミジロツメナガセキレイ第1回冬羽。
20羽ほどが田んぼに到着。群れはすべて幼鳥でした。