繁殖期中盤 アカショウビン、サンコウチョウ、リュウキュウコノハズク、アオバズク(動画あり)
2022年6月18日(旧暦では2022年5月20日)
石垣島の野鳥たちの繁殖は連日の記録的な雨の影響を受けつつも順調に進んでいます。
リュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクは、それぞれ1ペアの巣が大雨で水没したようで繁殖失敗していました。
そのほかのリュウキュウアカショウビン8、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3、サンコウチョウ2、リュウキュウツミ3の繁殖は順調に推移しています。
ツバメチドリは孵化率が低いような印象。エリグロアジサシとベニアジサシは抱卵中。繁殖の早いコアジサシは巣立ちビナを連れて飛び回っています。リュウキュウヨシゴイは親離れした幼鳥を今季初確認しました。
先日のソリハシセイタカシギ は2羽から1羽に減りましたが、まだ滞在しています。
稲刈り後の田んぼにはキジバトに混じってベニバトが飛来していました。こちらは秋の渡りシーズンに向けて増加し、幼鳥も見られるようになります。
アカショウビンのオス。
ヒナに与えるため大きなムカデを捕まえてきたアカショウビン。ヒナたちの成長は順調なようです。
抱卵中のサンコウチョウのメス。
見張りをするリュウキュウコノハズクのオス。
ほかの個体の鳴き声がすると、こちらの個体も鳴き声を上げて応じていた。
アオバズクのオスが見張り。
上の個体とペアのアオバズクのメス。ヒナが大きく成長して、巣外に出ていました。繁殖は順調に推移しているようです。
今年生まれのリュウキュウヨシゴイの幼鳥がいました。今季初の幼鳥。
また滞在しているソリハシセイタカシギ。第1回夏羽。
ベニバトも複数箇所で確認。これから秋にかけて飛来が増えてきます。成鳥メス。
キジバトとベニバトの大きさ比べ。一回り以上小さいです。
Category:野鳥
Tagの付いた記事:FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS / ソリハシセイタカシギ(アボセット) / ベニバト / リュウキュウアオバズク / リュウキュウコノハズク / リュウキュウサンコウチョウ / リュウキュウヨシゴイ
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