日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2025年8月23日

ハリオシギの幼鳥もやっと到着しました。チュウジシギも成鳥、幼鳥とも数を増やしています。今季はなぜか中部地方でもハリオシギが多く確認されているようです。ほとんどが幼鳥のようですね。

ハリオシギ幼鳥。

2025年8月23日

今季初のツメナガセキレイを確認しました。幼鳥ですが、マミジロツメナガセキレイと思われます。警戒心ゼロのジャワアカガシラサギは長逗留中です。

タマシギは2回目の繁殖なのか、オスが枯葉を集めて巣を作っていました。ジシギが近づくと威嚇していました。

今季初確認となったマミジロツメナガセキレイ幼鳥。

2025年8月18日

ジシギを見ていたらタマシギのメスが登場。翼をパタパタしだしたと思ったらオスが茂みから現れました。その後は行動をともにして水浴びしたりして過ごしていました。2回目の繁殖でしょうか。ジャワアカガシラサギは引き続き長期滞在中です。

ペアで行動をともにするタマシギ。

2025年8月16日

ハリオシギ、チュウジシギは入れ替わりありませんが、今季2羽目のサルハマシギが飛来していました。ほかのシギはいつものメンバーが増減しながら滞在中。

ハリオシギ成鳥。

2025年8月15日

ハリオシギ、チュウジシギも少しずつ増えてきました。今年は両ジシギとも同じタイミングでの飛来となりました。個体数は今のところチュウジシギの方が多い状況です。

ハリオシギ成鳥。

2025年8月14日

ウズラシギを今季初認しました。3羽ほどで飛来。シギたちの秋の渡りの序盤が本格化し、田んぼにはタカブシギやアカアシシギ、ヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、アオアシシギ、コチドリなどが日替わりで通過していきます。

シギたちを観察していると緊張感が田んぼに走りました。上空を見てみるとカタグロトビの幼鳥が採餌に現れました。草むらに突っ込んだと思ったら、シロハラクイナのヒナをつかんで飛び出てきました。獲物が重いようで運ぶのに苦労しているようでした。

今季初確認となったウズラシギは成鳥でした。

2025年8月11日

ジャワアカガシラサギは数を増やして3カ所で4羽を確認。沖縄本島にもぞくぞくと入っているようで、すっかりこの時期の定番になりました。セイタカシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、コアオアシシギはそれぞれ幼鳥を今季初認しました。幼鳥は種類、数ともに日を追うごとに増えています。

ジャワアカガシラサギ2羽。警戒心が弱く、観察しやすい個体です。

2025年8月11日

やっと石垣島にハリオシギとチュウジシギが到着しました。これから幼鳥も入りだし、8月下旬から9月上旬にかけてのピークに向けて、個体数がどんどん増えていくと思われます。楽しみですね。

第5回石垣島ジシギ合宿は現在、1人が参加予定。あと1人か2人は参加できますので、苦行に耐えたい方はお問合せください。^^ 以前の 石垣島ジシギ合宿の様子 もご覧ください。

ジシギ3個体の中にハリオシギの成鳥を発見。車を近くにつけて時間が経ち警戒心がゆるんだところで観察開始。

2025年8月7日

遠征ジシギ合宿で愛知県を訪れました。名古屋駅から新幹線に乗り、豊橋市に到着。初日は地元の強力な助っ人2人にサポートいただき、念願のオオジシギを成鳥、幼鳥ともに観察することがかないました!!

2日目は一人で愛西市を訪れ、オオジシギ探し。レンコン畑は葉が茂り探しにくそうだったので、近くの水田地帯を回りました。4羽見つけたうち、1羽はしっかり観察することができました。3日目も同所を訪れ、1羽を撮影しました。

タカブシギやタマシギ、コチドリもいましたが、個体数は石垣島のが圧倒的に多いようでした。

石垣島でオオジシギに巡り合う万が一の機会に備えることができました。^^

オオジシギ成鳥。比較的近くでしっかり観察できました。

2025年7月30日

石垣島では、シギの秋の渡りが日を追うごとに活発になり、種類数とも増えてきています。

田んぼでは、今季初となるサルハマシギやハマシギ、ヒバリシギを確認。コチドリは幼鳥もやってきました。タカブシギは数十羽の群れを各地の水田地帯で見ることができます。アオアシシギも多く通過中です。クロハラアジサシも今季初で4羽が飛来していました。

今季初のサルハマシギ。

2025年7月25日

ジャワアカガシラサギが到着しました。石垣島や沖縄本島では、ここ10年ほどで珍しくなくなりました。ジャワアカガシラサギの後にアカガシラサギがやってくるのが、近年の定番の渡りの動きとなっています。

単独で現れたジャワアカガシラサギ。田んぼでオタマジャクシや昆虫を捕まえていました。

2025年7月19日

キンバトも繁殖の終盤にさしかかり、遭遇する機会が増えてきました。アオバズク、リュウキュウコノハズク、アカショウビンはどんどん巣立ちが進んでいます。

今季初のリュウキュウヨシゴイやムラサキサギ、コサギの幼鳥を確認しました。

自宅近くでキンバト。幼羽が少し残っています。2歴年目のメスでしょうか。

2025年7月19日

石垣島ではシギやチドリの渡りが始まりました。海岸ではキアシシギやソリハシシギ、チュウシャクシギ、オオメダイチドリなどが姿を現し、田んぼにはアオアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、コチドリなどが到着しました。これから、どんどん数、種類ともに増えて来ます。そして、8月下旬には待ちに待ったジシギたちもやってくることでしょう。

満潮に近くなると海岸の岩礁には、キアシシギとソリハシシギが集まりました。

2025年6月28日

ツバメチドリのコロニーが耕されてしまいましたが、すでに飛べる個体などはかろうじて難を逃れたようです。数ペアはまだヒナに餌を運んでいました。

リュウキュウツミも繁殖は順調でヒナが確認できた巣もありました。キンバトもおそらく順調に進んでいることでしょう。近所のアカショウビンは大きなセミをくわえていたので、ヒナが大きく成長しているのかと思ったら、自ら食ってしまいました。すでにヒナがかえった巣もあり、暑くなると顔をのぞかせたりしています。

まだ飛べないツバメチドリのヒナ。親鳥から給餌を受けていました。

2025年6月17日

先日とは違うエリアの石垣島で繁殖するリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウアカショウビン、エリグロアジサシの見回り。順調に進んでいるようです。

メスは抱卵中、オスは見張りのリュウキュウコノハズク。昨年、アオバズクが営巣していた樹洞を乗っ取りました…。^^;

2025年6月11日

渡り鳥たちの姿がすっかり見えなくなってしまった石垣島ですが、リュウキュウアカショウビンやリュウキュウアオバズク、ツバメチドリなどの繁殖は順調に進んでいるようです。エリグロアジサシも到着し、岩礁でコロニーを形成し始めました。

毎年、台風の影響が気になりますが、繁殖が成功することを期待します。^^

牧場内の木陰にいたアカショウビン。餌をとると、私の頭の上を越えて森の中に飛んでいきました。

2025年6月9日

琉球大学公開講座の昆虫標本づくりに参加するため、家族で西表島に1泊2日で行って来ました。

この時季、オオバギの実が熟して落果するので、道路脇にキンバトが出現します。西表島は特に数が多く、県道を少し走るだけで10羽ほど見ることができました。電柱に止まるカンムリワシやサンコウチョウ、リュウキュウキビタキの鳴き声も多く聞けました。

夜は、イリオモテヤマネコを探してドライブ。ヤシガニやサキシマアオヘビ、サキシママダラ、サキシマスジオ、リュウキュウイノシシなど観察して子どもたちも大喜び。イリオモテヤマネコもついに出会えてのですが、時刻はすでに午後11時。子どもたちは後部座席で寝落ちしていました…。

キンバトのオス。歩道上でオオバギの落果を食っていた。

2025年5月4日

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウサンコウチョウの琉球組の繁殖は順調に推移しています。今季の石垣島は気温が上がらず、昆虫たちの動きが活発でないので子育てに影響が出ないかが心配です。

雨の中、森の中でじっとしているリュウキュウコノハズクを発見しました。すぐそばにはアオバズクも抱卵中。争いは起こらないのでしょうかね。

2025年5月24日

今季初のエリグロアジサシが飛来しました。航路では先月から見ていますが、5月下旬ごろになると繁殖のため沿岸の岩礁などに現れます。ほとんどの個体がすでにペアリング済みです。

リュウキュウアカショウビンは今季は特に多いようです。巣作りはあちこちで始まっていますが、住宅難が心配ですね。

数羽のエリグロアジサシが飛来しました。航路では先月から見られており、すでにカップルは成立しているようでした。