日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Aug. 11, 2025

やっと石垣島にハリオシギとチュウジシギが到着しました。これから幼鳥も入りだし、8月下旬から9月上旬にかけてのピークに向けて、個体数がどんどん増えていくと思われます。楽しみですね。

第5回石垣島ジシギ合宿は現在、1人が参加予定。あと1人か2人は参加できますので、苦行に耐えたい方はお問合せください。^^ 以前の 石垣島ジシギ合宿の様子 もご覧ください。

ジシギ3個体の中にハリオシギの成鳥を発見。車を近くにつけて時間が経ち警戒心がゆるんだところで観察開始。

Aug. 7, 2025

遠征ジシギ合宿で愛知県を訪れました。名古屋駅から新幹線に乗り、豊橋市に到着。初日は地元の強力な助っ人2人にサポートいただき、念願のオオジシギを成鳥、幼鳥ともに観察することがかないました!!

2日目は一人で愛西市を訪れ、オオジシギ探し。レンコン畑は葉が茂り探しにくそうだったので、近くの水田地帯を回りました。4羽見つけたうち、1羽はしっかり観察することができました。3日目も同所を訪れ、1羽を撮影しました。

タカブシギやタマシギ、コチドリもいましたが、個体数は石垣島のが圧倒的に多いようでした。

石垣島でオオジシギに巡り合う万が一の機会に備えることができました。^^

オオジシギ成鳥。比較的近くでしっかり観察できました。

July 30, 2025

石垣島では、シギの秋の渡りが日を追うごとに活発になり、種類数とも増えてきています。

田んぼでは、今季初となるサルハマシギやハマシギ、ヒバリシギを確認。コチドリは幼鳥もやってきました。タカブシギは数十羽の群れを各地の水田地帯で見ることができます。アオアシシギも多く通過中です。クロハラアジサシも今季初で4羽が飛来していました。

今季初のサルハマシギ。

July 25, 2025

ジャワアカガシラサギが到着しました。石垣島や沖縄本島では、ここ10年ほどで珍しくなくなりました。ジャワアカガシラサギの後にアカガシラサギがやってくるのが、近年の定番の渡りの動きとなっています。

単独で現れたジャワアカガシラサギ。田んぼでオタマジャクシや昆虫を捕まえていました。

July 19, 2025

キンバトも繁殖の終盤にさしかかり、遭遇する機会が増えてきました。アオバズク、リュウキュウコノハズク、アカショウビンはどんどん巣立ちが進んでいます。

今季初のリュウキュウヨシゴイやムラサキサギ、コサギの幼鳥を確認しました。

自宅近くでキンバト。幼羽が少し残っています。2歴年目のメスでしょうか。

July 19, 2025

石垣島ではシギやチドリの渡りが始まりました。海岸ではキアシシギやソリハシシギ、チュウシャクシギ、オオメダイチドリなどが姿を現し、田んぼにはアオアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、コチドリなどが到着しました。これから、どんどん数、種類ともに増えて来ます。そして、8月下旬には待ちに待ったジシギたちもやってくることでしょう。

満潮に近くなると海岸の岩礁には、キアシシギとソリハシシギが集まりました。

June 28, 2025

ツバメチドリのコロニーが耕されてしまいましたが、すでに飛べる個体などはかろうじて難を逃れたようです。数ペアはまだヒナに餌を運んでいました。

リュウキュウツミも繁殖は順調でヒナが確認できた巣もありました。キンバトもおそらく順調に進んでいることでしょう。近所のアカショウビンは大きなセミをくわえていたので、ヒナが大きく成長しているのかと思ったら、自ら食ってしまいました。すでにヒナがかえった巣もあり、暑くなると顔をのぞかせたりしています。

まだ飛べないツバメチドリのヒナ。親鳥から給餌を受けていました。

June 17, 2025

先日とは違うエリアの石垣島で繁殖するリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウアカショウビン、エリグロアジサシの見回り。順調に進んでいるようです。

メスは抱卵中、オスは見張りのリュウキュウコノハズク。昨年、アオバズクが営巣していた樹洞を乗っ取りました…。^^;

June 11, 2025

渡り鳥たちの姿がすっかり見えなくなってしまった石垣島ですが、リュウキュウアカショウビンやリュウキュウアオバズク、ツバメチドリなどの繁殖は順調に進んでいるようです。エリグロアジサシも到着し、岩礁でコロニーを形成し始めました。

毎年、台風の影響が気になりますが、繁殖が成功することを期待します。^^

牧場内の木陰にいたアカショウビン。餌をとると、私の頭の上を越えて森の中に飛んでいきました。

June 9, 2025

琉球大学公開講座の昆虫標本づくりに参加するため、家族で西表島に1泊2日で行って来ました。

この時季、オオバギの実が熟して落果するので、道路脇にキンバトが出現します。西表島は特に数が多く、県道を少し走るだけで10羽ほど見ることができました。電柱に止まるカンムリワシやサンコウチョウ、リュウキュウキビタキの鳴き声も多く聞けました。

夜は、イリオモテヤマネコを探してドライブ。ヤシガニやサキシマアオヘビ、サキシママダラ、サキシマスジオ、リュウキュウイノシシなど観察して子どもたちも大喜び。イリオモテヤマネコもついに出会えてのですが、時刻はすでに午後11時。子どもたちは後部座席で寝落ちしていました…。

キンバトのオス。歩道上でオオバギの落果を食っていた。

May 4, 2025

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウサンコウチョウの琉球組の繁殖は順調に推移しています。今季の石垣島は気温が上がらず、昆虫たちの動きが活発でないので子育てに影響が出ないかが心配です。

雨の中、森の中でじっとしているリュウキュウコノハズクを発見しました。すぐそばにはアオバズクも抱卵中。争いは起こらないのでしょうかね。

May 24, 2025

今季初のエリグロアジサシが飛来しました。航路では先月から見ていますが、5月下旬ごろになると繁殖のため沿岸の岩礁などに現れます。ほとんどの個体がすでにペアリング済みです。

リュウキュウアカショウビンは今季は特に多いようです。巣作りはあちこちで始まっていますが、住宅難が心配ですね。

数羽のエリグロアジサシが飛来しました。航路では先月から見られており、すでにカップルは成立しているようでした。

May 13, 2025

例年、6月に飛来することが多いレンカクですが、今季は少し早めの確認となりました。カラスに対して警戒心の強い個体で、カラスが近くを通過するたびに飛んで逃げていました。

野球場のズグロミゾゴイは獲物を捕まえるたびに、カンムリワシの若い個体に横取りされていました。場所を変えればいいものの、餌場として執着しているようでズグロミゾゴイのカップルは高頻度で横取りされてもこりずに採餌していました。

カラスに驚いて飛び上がったレンカク。第1回夏羽の若い個体のようでした。

May 8, 2025

今季もゴールデンウイークに合わせてオウチュウがやって来ました。石垣島の春は、たいていこの時季に飛来します。枝先に止まり、トンボやアブを見つけると空中で捕まえていました。

アカショウビンやカンムリワシ、アカガシラサギなども観察しました。

細い枝先に止まって獲物を待ち構えるオウチュウ。

April 30, 2025

リュウキュウサンコウチョウが増えてきました。アカショウビンは巣作りに精を出すペアによく出会います。リュウキュウアオバズクも繁殖序盤でペアリングがすんでいる個体も見られました。カラノスリと見られる個体も発見。

ペアで行動をともにしていたサンコウチョウ。この付近で巣を作るのでしょう。

April 29, 2025

今季2個体目となるカラシラサギが河口に飛来。近くにはクロツラヘラサギ3羽も滞在しています。繁殖シーズン序盤で活発なリュウキュウヨシゴイは5羽確認しました。田んぼには北帰行に置いてきぼりのコガモとハシビロガモがいました。

今季2個体目のカラシラサギ。波打ち際で魚を追いかけるお馴染みの行動を見せていました。

April 29, 2025

シギが増えてきているので、この日は一日中、シギ・チドリ探しに当てました。その結果、シベリアオオハシシギをはじめアメリカウズラシギ、ヨーロッパトウネン、キリアイ、サルハマシギ、ハリオシギ、オオメダイチドリなどシギ・チドリだけで合計21種類を確認できました。一日でこれだけの種類が見られるのはこの時期の醍醐味ですね。^^

シギ探しの終盤に突如としてセイタカシギ、オグロシギとともに降ってきたシベリアオオハシシギ。夏羽でかっこいいですねぇ。

April 24, 2025

自宅近くにやってくるアカショウビンのペアが今年も繁殖のために渡ってきました。巣穴掘りも始まっていますので、今季も順調な子育てに期待したいです。昨年は3羽のヒナが無事に巣立っていきました。

リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴掘り作業でくちばしに木くずが付いています。

April 21, 2025

4月下旬になっても北へ帰らない冬鳥や渡りの途中で立ち寄った旅鳥、繁殖シーズンを迎えて活発な留鳥などが混在してにぎやかになっている石垣島です。

最近、特に目につくのが繁殖期を迎えたリュウキュウヨシゴイであちこちの田んぼで出会うことができます。北に帰るはずが、まだ残っているのはキンクロハジロやオオバン。ほとんどが北帰したのですが、数羽が残っているようです。渡り途中のジシギも確認しています。

リュウキュウヨシゴイのオス。活発に飛び回る姿をよく見ます。