2025年8月7日(二十四節気の立秋、旧暦では2025年閏6月14日)
遠征ジシギ合宿で愛知県を訪れました。名古屋駅から新幹線に乗り、豊橋市に到着。初日は地元の強力な助っ人2人にサポートいただき、念願のオオジシギを成鳥、幼鳥ともに観察することがかないました!!
2日目は一人で愛西市を訪れ、オオジシギ探し。レンコン畑は葉が茂り探しにくそうだったので、近くの水田地帯を回りました。4羽見つけたうち、1羽はしっかり観察することができました。3日目も同所を訪れ、1羽を撮影しました。
タカブシギやタマシギ、コチドリもいましたが、個体数は石垣島のが圧倒的に多いようでした。
石垣島でオオジシギに巡り合う万が一の機会に備えることができました。^^
オオジシギ
オオジシギ成鳥。比較的近くでしっかり観察できました。
オオジシギ
オオジシギ
オオジシギ
オオジシギ
オオジシギ
オオジシギ
オオジシギ
岡崎市で見たオオジシギの幼鳥。今回の合宿で唯一の幼鳥でした。ゆっくり観察したかったのですが、発見が近すぎてすぐに飛んでしまいました。
オオジシギ
今回のジシギ合宿で最初に見たオオジシギ成鳥。遠かったけどうれしかった!!
オオジシギ
タマシギ
クサシギ
ケリ
コチドリ
くちばしの先が湾曲したコチドリを発見。たまに見ますね。
セグロセキレイ
セグロセキレイを鳴き声で発見。しばらく待つと、草むらからちらちらと姿を現しました。
ヒバリ
カワラヒワ
2025年8月11日(旧暦では2025年閏6月18日)
やっと石垣島にハリオシギとチュウジシギが到着しました。これから幼鳥も入りだし、8月下旬から9月上旬にかけてのピークに向けて、個体数がどんどん増えていくと思われます。楽しみですね。
第5回石垣島ジシギ合宿は現在、1人が参加予定。あと1人か2人は参加できますので、苦行に耐えたい方はお問合せください。^^ 以前の 石垣島ジシギ合宿の様子 もご覧ください。
ハリオシギ
ジシギ3個体の中にハリオシギの成鳥を発見。車を近くにつけて時間が経ち警戒心がゆるんだところで観察開始。
ハリオシギ
ハリオシギ
水浴び後の羽ばたき。風切り羽の換羽はあまり進んでいないようです。
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
別個体のハリオシギ成鳥。赤みが強く美しい個体です。
ハリオシギ
上と同個体の尾羽。警戒心が強めで草むらの中で採餌することが多かったです。
チュウジシギ
チュウジシギ成鳥。ハリオシギを見ていたら対岸から飛んできました。
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
こちらもチュウジシギ成鳥。下の個体も合わせて、初認3日後の同じ田んぼの追加組。
チュウジシギ
チュウジシギ
2025年8月11日(旧暦では2025年閏6月18日)
ジャワアカガシラサギは数を増やして3カ所で4羽を確認。沖縄本島にもぞくぞくと入っているようで、すっかりこの時期の定番になりました。セイタカシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、コアオアシシギはそれぞれ幼鳥を今季初認しました。幼鳥は種類、数ともに日を追うごとに増えています。
ジャワアカガシラサギ
ジャワアカガシラサギ2羽。警戒心が弱く、観察しやすい個体です。
セイタカシギ
今季初となるセイタカシギの幼鳥。複数確認できました。
ヒバリシギ
こちらも今季初幼鳥。ヒバリシギは成鳥、幼鳥ともに多数飛来中。
タカブシギ
この時季、石垣島で一番多いのはタカブシギです。幼鳥もぞくぞくとやってきています。
コアオアシシギ
コアオアシシギ
アカアシシギ
タカブシギ
タカブシギ成鳥の群れ。多いエリアでは一枚の田んぼに数十羽が滞在。
ヒバリシギ
トウネン
ムナグロ
ムナグロはジシギを見ていたら11羽が目の前に舞い降りました。
2025年8月14日(旧暦では2025年閏6月21日)
ウズラシギを今季初認しました。3羽ほどで飛来。シギたちの秋の渡りの序盤が本格化し、田んぼにはタカブシギやアカアシシギ、ヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、アオアシシギ、コチドリなどが日替わりで通過していきます。
シギたちを観察していると緊張感が田んぼに走りました。上空を見てみるとカタグロトビの幼鳥が採餌に現れました。草むらに突っ込んだと思ったら、シロハラクイナのヒナをつかんで飛び出てきました。獲物が重いようで運ぶのに苦労しているようでした。
ウズラシギ
アカアシシギ
アカアシシギの幼鳥。例年、アカアシシギは幼鳥が先に到着します。この時季は成鳥より幼鳥の割合が多いです。
トウネン
トウネン夏羽。すれて白っぽくなった個体も多いです。
タマシギ
クロサギ / コサギ
中間型のクロサギ幼鳥(左)とコサギ幼鳥。なぜかこのクロサギは毎日、田んぼにいます。
カタグロトビ
シロハラクイナのヒナを捕まえたカタグロトビの幼鳥。
2025年8月15日(旧暦では2025年閏6月22日)
ハリオシギ、チュウジシギも少しずつ増えてきました。今年は両ジシギとも同じタイミングでの飛来となりました。個体数は今のところチュウジシギの方が多い状況です。
ハリオシギ
ハリオシギ
上と同個体。この後、シロハラクイナに脅されて尾羽も撮影することができました。
ハリオシギ
ハリオシギ成鳥。このタイプは識別がしやすいですね。
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
今季初となるチュウジシギ幼鳥。ハリオシギ幼鳥より先に到着しました。
2025年8月16日(旧暦では2025年閏6月23日)
ハリオシギ、チュウジシギは入れ替わりありませんが、今季2羽目のサルハマシギが飛来していました。ほかのシギはいつものメンバーが増減しながら滞在中。
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ成鳥。ハリオシギと間違えられやすいタイプですね。
サルハマシギ
ウズラシギ
アカアシシギ
アカアシシギの幼鳥は8羽ほどの集団で採餌していました。
ヒバリシギ
2025年8月18日(旧暦では2025年閏6月25日)
ジシギを見ていたらタマシギのメスが登場。翼をパタパタしだしたと思ったらオスが茂みから現れました。その後は行動をともにして水浴びしたりして過ごしていました。2回目の繁殖でしょうか。ジャワアカガシラサギは引き続き長期滞在中です。
タマシギ
タマシギ
タマシギのオス。メスに従えられて、天地返した田んぼを歩き回っていました。
タマシギ
タマシギ
ジャワアカガシラサギ
ジャワアカガシラサギは少し離れて2羽いました。こちらの個体は少し足を痛めているようでした。
2025年8月23日(二十四節気の処暑、旧暦では2025年7月1日)
今季初のツメナガセキレイを確認しました。幼鳥ですが、マミジロツメナガセキレイと思われます。警戒心ゼロのジャワアカガシラサギは長逗留中です。
タマシギは2回目の繁殖なのか、オスが枯葉を集めて巣を作っていました。ジシギが近づくと威嚇していました。
マミジロツメナガセキレイ
ジャワアカガシラサギ
散歩の人が横を通っても気にしないジャワアカガシラサギは観察しやすいです。
タマシギ
2025年8月23日(二十四節気の処暑、旧暦では2025年7月1日)
ハリオシギの幼鳥もやっと到着しました。チュウジシギも成鳥、幼鳥とも数を増やしています。今季はなぜか中部地方でもハリオシギが多く確認されているようです。ほとんどが幼鳥のようですね。
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽が進んでいます。
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
目の前にいたチュウジシギ幼鳥。お互いにフリーズしてしまった。
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
ハリオシギ