日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年12月7日(二十四節気の大雪、旧暦では2023年10月25日)

今季はなかなか安定して見られないカンムリワシの幼鳥が農耕地にいました。数日前から滞在のチョウセンチョウゲンボウは牧草地が気に入ったようで落ち着いた様子で狩りをしていました。

ジャワアカガシラサギは長逗留中ですが、夏羽に変わる前の3月ごろにいなくなるのが近年の傾向です。

ソリハシセイタカシギは4カ所で6羽が滞在中。こちらは、いつまでいるでしょうか。

カンムリワシ

カンムリワシ幼鳥。鳴き声が聞こえてくるので探してみるといました。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウ幼鳥。数日前から滞在中。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウは翼下面の斑も薄く見えます。

チョウゲンボウ

チョウゲンボウのオス第1回冬羽。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

自宅近くの田んぼにソリハシセイタカシギ。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

別の田んぼにもソリハシセイタカシギ。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

こちらも別の田んぼ。3羽のソリハシセイタカシギがいました。

ジャワアカガシラサギ

長期滞在中のジャワアカガシラサギ。

リュウキュウヨシゴイ

山の中で邂逅したリュウキュウヨシゴイのオス。どうして、こんなところにいるんだろうか?

アオアシシギ

アオアシシギ冬羽。

タカブシギ

タカブシギ(右)とクサシギ。

ハシビロガモ

ハシビロガモのオス幼鳥。奥はコガモ。

ヒドリガモ

ヒドリガモのメス成鳥。右足を痛めているようでした。

ハクセキレイ

ハクセキレイのオス冬羽。

Category:野鳥
2023年12月8日(旧暦では2023年10月26日)

オオバギやリュウキュウガキ、クロヨナの根に寄生するリュウキュウツチトリモチの開花がピークを迎えています。この群集はリュウキュウガキの周りに生えていました。

リュウキュウツチトリモチ

薄暗い林床から顔をのぞかせるリュウキュウツチトリモチ。

Category:植物
2023年12月8日(旧暦では2023年10月26日)

サバクヒタキが現れました。沖縄本島や与那国島では記録がありましたが、その間の島々では記録がなかった鳥です。聞いたことのない鳴き声が聞こえたので周囲を見回していると民家から1羽の鳥が飛び出しました。

道路を挟んだコンクリートの屋根に止まった瞬間、サバクヒタキと確信。カバンに入っていたカメラを取り出して慌てて撮影しました。完全に油断していました。

数カット撮影するとサバクヒタキはどこかへ飛んでいってしまいました。越冬することを期待して機会があればまた探してみたいと思います。

サバクヒタキ

いきなり現れたサバクヒタキ。慌てて撮影しました。

サバクヒタキ

サバクヒタキはオスの第1回冬羽と思われます。ツグミと小競り合いをして、屋根のてっぺんに止まるとどこかへ姿を消しました。

Category:野鳥
2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)

ソリハシセイタカシギは複数箇所で7羽ほどが滞在中。島内の田んぼの水が少なくシギは少なめです。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギ第1回冬羽。

ズグロミゾゴイ

ズグロミゾゴイ成鳥。観光地のなれた個体。

ムラサキサギ

ムラサキサギ幼鳥。ヤエヤマイシガメの幼体を捕まえた。

アカアシシギ

アカアシシギの小さな群れ。寒そうにしていました。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギ第1回冬羽。

ユリカモメ

先月から滞在中のユリカモメ。第2回冬羽。今季は2羽と少ないです。

Category:野鳥
2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)

オオヒシクイとともに小さなヒシクイが2羽。ロシアヒシクイとかヒメヒシクイとかの亜種と思われますが、識別は困難ですね。

小さな沈砂池にはオシドリやキンクロハジロ、ヒドリガモなどが滞在中。正体不明なカモもいましたが、雑種にしては親の想像がつかず、家禽が混じっているのかもしれません。

オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ

オオヒシクイと小型のヒシクイとヒメヒシクイと思われる個体。

ヒシクイ / ヒメヒシクイ

小型の2羽。右はヒシクイですが、左の個体は顔の色が濃くて顔つきも異なります。

オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ

ヒメヒシクイと見られる個体の翼下面。

オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ

こちらは上から。ヒシクイとの違いはよく分かりません。

オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ

警戒して首を伸ばすを大きさの違いが顕著です。

雑種

正体不明のカモ。家禽の血が入っているのでしょうか?

オシドリ

オシドリのオス。生殖羽。

オシドリ

オシドリのメス成鳥。

ヒドリガモ

ヒドリガモの幼鳥メス。

キンクロハジロ

キンクロハジロ幼鳥メス。くちばし先端の黒い部分がないように見える個体。

キンクロハジロ

キンクロハジロのオス。エクリプスから生殖羽へ。

オオバン

オオバン成鳥。今季は今のところ少なめです。

Category:野鳥
2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)

オオノスリやシベリアハヤブサ、チュウヒ、サシバ、チョウゲンボウ、コミミズクなど石垣島で越冬する猛禽類がそろってきました。

獲物となるカモやオオバン、小鳥たちは猛禽が現れるとピリピリしています。

オオノスリ

オオノスリ幼鳥。毎年、現れますがこの個体は警戒心も弱く、観察撮影がしやすいです。

オオノスリ

オオノスリの特徴の茶色いももひきが目立ちます。

オオノスリ

ヤエヤマヤシを背景に飛ぶオオノスリ。石垣島ならではの光景。^^

オオノスリ

急降下するオオノスリ。

オオノスリ

初列風切の白いパッチもばっちり。

オオノスリ

田んぼの低空を飛行。

オオノスリ

食べ残したアマサギに戻ってきたオオノスリ。

シベリアハヤブサ

シベリアハヤブサのオス成鳥。

シベリアハヤブサ

上の個体とペアのメス。

コミミズク

毎年、現れるコミミズク。昨年は同じ田んぼに3羽でしたが、今年は1羽だけ。写真では見えませんが、ネズミを食っている最中。

リュウキュウアオバズク

上のコミミズクのすぐそばにいたアオバズク。お互い干渉はせず。

ハイイロチュウヒ

田んぼに降りたハイイロチュウヒ。

チョウゲンボウ

小鳥を狙うチョウゲンボウ。

ノビタキ

チョウゲンボウに警戒するノビタキのメス。

タヒバリ

タヒバリの群れもチョウゲンボウが来るとパニック。チョウゲンボウがシャッフルするのでタヒバリの群れに入っていたマキバタヒバリの写真は撮れず…。^^;

サシバ

越冬サシバ幼鳥。 昨年までは5年連続で暗色型サシバ が越冬していたエリア。

カンムリワシ

北風が強く、南国育ちのカンムリワシは寒そう。

シマアカモズ

シマアカモズの第1回冬羽。

Category:野鳥