2023年11月1日(旧暦では2023年9月18日)
今季はなかなか数が伸びないベニバトですが、やっと複数羽で入りました。これで6羽目ぐらいの確認です。
カタグロトビは最近、成鳥2羽、幼鳥1羽と複数羽で現れます。この日は2羽が田んぼを乱舞。小鳥たちを蹴散らしていました。
カンムリワシは今年の幼鳥は少なめですが、成鳥との出会いはだんだん増えて来ました。自宅からも鳴き声がよく聞こえます。
農耕地には小鳥も飛来。ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイ、アトリなどを確認。アトリは今季初の撮影となりました。
ベニバト ベニバトのオス2羽。数日前にはメスも滞在していました。
ベニバト 猛禽類が何羽かいついており、ベニバト含めて落ち着かない様子でした。
カタグロトビ カタグロトビ成鳥。ペアと思われる2羽で電線に止まっていた。ここの個体は、車やバイクが通ったぐらいでは逃げないようになりました。
カンムリワシ アトリ 今季初撮影のアトリ。2羽がムネアカタヒバリなどと行動を共にしていました。
ムネアカタヒバリ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイとツメナガセキレイはごちゃ混ぜで滞在。幼鳥は識別が難しいです。
コサギ 2023年11月4日(旧暦では2023年9月21日)
仕事帰りにキセキレイ50羽とツメナガセキレイ20羽ほどの群れが、ねぐら入り前の大集合をしていたので、交じり物を探しているとイワミセキレイが1羽いました。ふつうは林道に生息するのですが、まさかサトウキビ畑でイワミセキレイに出会えるとは驚きです。
この日の翌日にも同じ場所でキセキレイの群れに交じっていたので、昼間はどこかの林道にいるものと思われます。同じ群れにハクセキレイ1羽もいました。このままキセキレイたちと越冬してくれるとうれしいですね。
ベニバトは2羽が滞在中ですが、カタグロトビやハイイロチュウヒ、ハイタカなのが毎日、やってくるので落ち着かない様子です。なぜかシマアカモズもベニバトやキジバトと行動していましたが、猛禽が恐ろしいからなのでしょうか。
イワミセキレイ サトウキビ畑でイワミセキレイに合うという貴重な体験ができました。ねぐらは他のセキレイととるようです。
イワミセキレイ 2日連続で同じ場所でねぐら入りしていたので越冬に期待。
ベニバト ベニバトのオス2羽はキジバトの群れに入っています。
シマアカモズ ベニバト、キジバトと行動するシマアカモズ。ほかの小鳥たちも猛禽が多くてピリピリしています。
タシギ 2023年11月11日(旧暦では2023年9月28日)
ベニバト2カ所で4羽、コムシクイはあちこちの茂み、ヨシゴイも昨年に続き好調で頻繁に見られます。ムクドリの群れは、多い順にカラムクドリ、ムクドリ、ホシムクドリ、インドハッカ。数日前まではギンムクドリとバライロムクドリも一緒にいましたが、分裂してしまったようです。ミドリカラスモドキも6羽交じっています。
ガン、カモもぼちぼち増えて来ました、数の多いコガモやハシビロガモ、ヒドリガモのほかにヨシガモやメジロガモ、シマアジ、マガン、カリガネなども確認されています。
オオバンも10月末に初認して以来、どんどん増えています。田んぼのシギは数を減らしてセイタカシギ、オジロトウネン、タシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、アカアシシギ、クサシギ、イソシギなど。
ベニバト ベニバト ベニバトのオス。この時期、キジバトの群れにはたいてい交じっていますので探してみてください。
ベニバト コムシクイ コムシクイはあちこちで鳴き声が聞こえます。メボソムシクイは少なめ。オオムシクイはまだ確認できず。
コムシクイ コムシクイ ヨシゴイ ヨシゴイ幼鳥。3羽が同時に出現していました。リュウキュウヨシゴイも遠くに確認。
カラムクドリ / ムクドリ カラムクドリ ホシムクドリ クロハラアジサシ シマアジ シマアジ2羽。気温が高くて大気のもやもやがひどいです。
コガモ オジロトウネン オジロトウネン オオバン カイツブリ
2023年11月15日(旧暦では2023年10月3日)
カリガネ、タヒバリ、タゲリ、ハイタカ、オニアジサシを一気に今季初撮影。ベニバトは引き続き、複数箇所で滞在中。
タシギは越冬モードの個体が増えています。ハマシギ、クサシギ、セイタカシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、アカアシシギなども数は少ないですが、島内の田んぼで越冬中。
猛禽類はカンムリワシが見やすくなり、チョウゲンボウやサシバ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハヤブサなどが増えています。
ベニバト ベニバトのオス幼鳥。猛禽類に怯えて田んぼに降りて来ません。
カリガネ 今期初カリガネ。成鳥でした。マガンとともに行動しています。
タヒバリ ムネアカタヒバリの群れの中にタヒバリを1羽発見。遠いですが、今季初です。
ムネアカタヒバリ カンムリワシ クマネズミを捕まえたカンムリワシ。足の間にネズミの耳が見えています。
ハイタカ 今期初のハイタカ。ツメナガセキレイの群れを追いかけ回していました。
チョウゲンボウ チョウゲンボウのオス成鳥。ハイタカと同じ田んぼですが、こちらはバッタを狙っていました。
タゲリ タシギ タシギ第1回冬羽。10羽ほどの群れ。チュウジシギを探しますが、全てタシギです。
ハマシギ クサシギ セイタカシギ ムラサキサギ ハシビロガモ オニアジサシ オニアジサシ オニアジサシ オニアジサシは大きな体で目の前を飛ぶので迫力があります。
2023年11月20日(旧暦では2023年10月8日)
石垣島のヤツガシラ飛来。春に比べると少ないですが、今季も複数が確認されています。
今期初となるツグミも確認。シロハラの鳴き声も聞けましたが、姿は見えず。ジョウビタキやノビタキも増えて来ました。
カリガネやヒシクイ、マガンも滞在中です。ホシムクドリやムクドリ、カラムクドリ、ミドリカラスモドキ、ヒレンジャクなども逗留、飛来しています。
ヤツガシラ ツグミ ジョウビタキ ジョウビタキは1週間ほど前にメスを初認していますが、写真は今期初。きれいなオスでした。
ノビタキ ホシムクドリ / ムクドリ チョウゲンボウ カリガネ カリガネ カリガネ / ヒシクイ カリガネ(手前)とヒシクイ。両方とも成鳥。大きさがずいぶん違います。
2023年11月30日(旧暦では2023年10月18日)
キンクロハジロ、マガモ、オナガガモを今季初認。ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモは分散しながらも滞在中。カリガネ、ヒシクイ、マガンも長逗留。
キンクロハジロ キンクロハジロ マガモ オナガガモ ハシビロガモ ハシビロガモ ヒドリガモ 2023年11月30日(旧暦では2023年10月18日)
田んぼにはソリハシセイタカシギ、セイタカシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、クサシギ、タシギ、コチドリ、タゲリなど越冬中。タシギは数十羽滞在していますが、チュウジシギは見つからず…。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) ヒバリシギ コアオアシシギ アカアシシギ クサシギ タシギ タゲリ コチドリ 2023年11月30日(旧暦では2023年10月18日)
カシラダカが30羽ほどの群れで飛来。石垣島でこれほどの数が見られるのはかなり珍しいです。ヒレンジャクは4羽がカポックについています。ツグミも増えて来て、ノビタキは複数滞在。ツメナガセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイも増えています。
カシラダカ カシラダカ カシラダカ カシラダカは、収穫の終わった田んぼで米を食っていました。
ヒレンジャク ツグミ 牧場や田んぼにはツグミが増えて来ました。これから島内に分散していくと思われます。
ノビタキ ノビタキ ツメナガセキレイ ツメナガセキレイ第1回冬羽。やっとハクセキレイも増えて来ました。
2023年11月30日(旧暦では2023年10月18日)
ジャワアカガシラサギ、ズグロミゾゴイ、リュウキュウヨシゴイを確認。アカガシラサギやヨシゴイも滞在中。
ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギ ズグロミゾゴイ ズグロミゾゴイ リュウキュウヨシゴイ 2023年11月30日(旧暦では2023年10月18日)
今季は少ないカンムリワシ幼鳥。小さな田んぼに住み着いていますが、チョウゲンボウと争いが絶えません。
ベニバトは複数箇所で滞在。
カンムリワシ カンムリワシ 上の写真の前のコマ。チョウゲンボウ幼鳥からモビングされています。
カンムリワシ ベニバト ベニバトのオス。猛禽類に怯えて木から降りてこない。