2019年11月21日(旧暦では2019年10月25日)
二十四節気は私の担当なので明日の「小雪」用の記事のために島内をぐるぐる。植物にするか、それとも「降霜」「立冬」と植物が続いたので鳥にするか、はたまた昆虫にするか…。
結局、バードウオッチングがてらカモにしました。被写体はキンクロハジロ。以前から上司が「カモ、カモ」言ってたのもあって…。
ついでと言ってはなんですが、今季14羽目となるカンムリワシの幼鳥を発見しました。個体識別は左右の顔写真を撮って行っています。私自身が見たのは3個体目。昨年に続き今年も少なくて心配。
田んぼには、相変わらずツメナガセキレイが大量にいて、その中にタヒバリが数羽とハクセキレイが1羽だけ交じっていました。
久しぶりにチュウジシギにも会えました。タシギ数羽と餌をとっていた。
雨が降ってたので写真撮らなかったけど、ノスリ、オニアジサシ、ヘラサギ、アカガシラサギなどもいました。ほかはいつものメンバー。
カンムリワシ 今季14羽目となったカンムリワシの幼鳥。カンムリワシの幼鳥の数を調査している師匠に即電話。
カンムリワシ 風で冠が立った。もっと近づいて撮りたいんだけど、ここの田んぼの畔は島の鳥屋とレンタカーが車を合わせて4回も田んぼに落としたらしく家の人が怒っていて入れません。^^; 旅行者の方はお気をつけください。知らずに入るとこわーい八重山方言でめっちゃ怒られますよ。
チュウジシギ タヒバリ タヒバリが数羽、ツメナガセキレイの群れに入っていた。
タヒバリ ハクセキレイ ハクセキレイのメス第1回冬羽。今年はハクセキレイが少ない。
キンクロハジロ 2019年11月21日(旧暦では2019年10月25日)
警戒心の強いアオシギですが、気配を消して待っていたら長いことかかりましたが、近くまで来てくれました!! 強風が吹いて雨も降っていたのが警戒心を解くのに良かったと思われます。しかし、シャッターを切ったら音を警戒して遠ざかってしまった…。やっぱりジシギはいいですねー。
アオシギはまだ滞在2日目ですが、すでに越冬を期待しています。^^
アオシギ アオシギ ふくらんだと思ったらブルブルっと体を震わせました。しかし、アオシギはなんて美しい鳥なんだろう。
アオシギ アオシギ この写真はアオシギと少し距離がある。普通の体型はこんな感じ。
アオシギ 最初はこんな感じで、草の隙間から見ててもめちゃくちゃ警戒姿勢。
タシギ タシギもいい鳥なんだけど、アオシギの美しさの前では…。
リュウキュウヨシゴイ 2019年11月21日(旧暦では2019年10月25日)
ツメナガセキレイの大群の中にキガシラセキレイが少なくとも5羽。あまりに数が多く、群れがとなりあった田んぼ2枚に分かれてしまっているので、鳥友と手分けして確認しました。その結果、友人が3羽、私が2羽撮影できました。
全て第1回冬羽なのですが、ちょっと違和感があります。今まで見てきたキガシラセキレイの第1回冬羽はもっと抜けた灰色で今回はわずかながら褐色が入っているような気がします。
キガシラセキレイの亜種は世界に2亜種(もしくは3亜種)おり、いつものキガシラセキレイより西に分布する亜種がこれに近いそうです。
キガシラセキレイ キガシラセキレイ第1回冬羽。肩に1枚オリーブ色がかった羽が出ています。
キガシラセキレイ 上と同個体。後ろから見ていると数枚のオリーブ色がかった羽が見えます。尾羽の付け根の上尾筒、下尾筒もうっすらとオリーブ色がかっています。
キガシラセキレイ 別個体のキガシラセキレイ。こちらも第1回冬羽。こちらの上尾筒、下尾筒には色がついていません。
キガシラセキレイ