日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年4月28日(旧暦では2018年3月13日)

繁殖のため沖縄にやってくるリュウキュウサンコウチョウが今年も姿を見せてくれるようになりました。1羽のオスは、私の目の前で1時間半ほど餌取りやさえずりなどを見せてくれました。巣作りはまだのようです。

サンコウチョウの営巣ポイントを2カ所ほど回るとオス4羽、メス2羽が確認できました。オスたちは、縄張りに他の個体が入ってくると追いかけたり、メスがやってくると近づき、羽を見せつけたりしていました。

昨年、3ペアが子育てした南部の雑木林では、今年もオスが3羽やってきたので、巣作りが始まるころには賑やかになりそうです。

リュウキュウサンコウチョウ

シロガシラを追いかけて近くまで飛び出してきたサンコウチョウのオス。

リュウキュウサンコウチョウ

茂みの中で小さな虫を捕まえているのですが、時々、開けた場所まで出てきてくれました。

リュウキュウサンコウチョウ

頭から尾羽の先端まできれいに入りました。^^ いつもこれぐらいサービスがいいとありがたいんだけど…。^^;

リュウキュウサンコウチョウ

時折、餌の虫がいないような場所に飛び移り、巣を作る場所を物色しているかのような行動を見せていた。

リュウキュウサンコウチョウ

このサンコウチョウのオスは、この木がお気に入りの餌場のようで1時間半ほど滞在していました。尾羽の短いオスも同じ場所にいるのですが、そちらは撮影させてくれず。

リュウキュウサンコウチョウ

メスに求愛しに他の木に移りましたが、メスはまだその気にはなっていない模様ですぐに飛び去ってしまった。鳴き声は奥の藪から聞こえてくるのでこのオスのことを嫌いではないようです。

リュウキュウサンコウチョウ

オスだけど見返り美人。

リュウキュウサンコウチョウ

オスが圧倒的に多いようでしたが、メスは遅れて渡ってくるのだろうか。

リュウキュウヒヨドリ

ヒヨドリも巣を作っていた。

Category:野鳥
2018年4月28日(旧暦では2018年3月13日)

漫湖と三角池と米須にオグロシギが1羽ずつ、合わせて3羽入りました。3カ所同時に入るとは興味深い。

南部の畑を車で走っているとツバメチドリ8羽の群れが上空を旋回中。どこに降りるのか双眼鏡で見ていたら、目の前の畑に3羽が降りた。残りの5羽は少し離れた畑に降りて見失ってしまった。今まさに渡ってきた群れが降りたようで、どの個体も疲れた様子でした。

三角池には、オグロシギの他にヒバリシギやセイタカシギ、ウズラシギ 、タシギなどが数羽ずついました。

バンは抱卵中で、親鳥がいないときに双眼鏡で覗いて見ると卵を二つ温めていた。

沖縄のカモは、ほとんど繁殖地へ渡って行きましたが、米須海岸にヒドリガモが1羽だけ残っていた。沖縄こどもの国のキンクロハジロのように怪我でもしているのだろうか?

オグロシギ

米須のオグロシギ、冬羽からほぼ夏羽へ移行しています。翌日には抜けていた。

オグロシギ

胸のボーダーが夏らしくておしゃれなオグロシギ。

ツバメチドリ

畑にはツバメチドリが飛来。

オグロシギ

三角池のオグロシギはセイタカシギにいじめられていた。

オグロシギ

オグロシギ幼羽から第1回夏羽。

バン

バンは抱卵中。

ヒバリシギ

ヒバリシギは数羽が滞在中。

Category:野鳥