日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年4月8日(旧暦では2018年2月23日)

沖縄市にある沖縄こどもの国の園内の池に毎年、キンクロハジロが数十羽やってきます。 今シーズンも昨年11月には数羽の群れを確認 し、年末には数十羽まで確認できました。そして、3月ごろには繁殖地へ旅立っていなくなってしまうのです。

こどもの国へ家族サービスで出かけると、1羽だけキンクロハジロが残っていました。羽ばたくシーンを見ると右の翼を骨折しているようでした。これでは飛べないので、仲間達が渡って行ってしまう中、1羽取り残されたのでしょう。渡れなかったキンクロハジロは、池にすむバンや飼育されているコクチョウに混ざって来場者のまく餌を食って元気にやっていました。

本来は、群れる動物なので心細いだろうなー。

4月9日追記

沖縄野鳥の会に連絡したところ、けがの状態などを確認の上、捕まえて保護するか施設と協議していただけるようです。

キンクロハジロ

たった1羽で池に残されたキンクロハジロ。

キンクロハジロ

右の翼が骨折しているようで飛べません。一生をこの池で過ごすことになるのでしょうね。

キンクロハジロ

来場者の投げ入れた鯉の餌を食うキンクロハジロ。

Category:野鳥
2018年4月8日(旧暦では2018年2月23日)

サシバはほとんど繁殖のため本土へ渡ってしまったのですが、わずかに幼鳥が残っています。繁殖には参加しないのでゆっくりなのでしょう。

シロハラも数は少なくなりましたが、こちらはまだまだ見る機会が多いです。

しばらく安定して暖かかった沖縄地方ですが、大陸からの寒気の擾乱により寒の戻りとなり、最高気温18.0度、最低気温15.0度と冬に逆戻りしたような寒い一日でした。明日以降は、だんだん暖かくなるそうでこのまま若夏に突入です。

サシバ

残りわずかとなったサシバ。未だ残っているのは繁殖に関係のない若い個体ばかり。

シロハラ

シロハラはまだまだ残っていますが、こちらも繁殖のため間も無くいなくなるでしょう。

イソヒヨドリ

寒の戻りで日中の最高気温18度と気温が上がらず、イソヒヨドリも寒そう。

Category:野鳥