2017年10月24日(旧暦では2017年9月5日)
キバラガラ2羽が沖縄本島にやってきました。本島初記録で国内でも数例目だそうです。いつもジシギ識別のアドバイスをもらっているマスターが第一発見者です!! 23日に情報をもらっていたのですが、台風21号の影響で1日伸びた衆院選の開票があり、身動き取れず。翌日の24日、珍しく早起きして行ってきました。^^
今年は、ナンヨウショウビンといいキバラガラといい沖縄本島初記録の珍鳥が続きますねー。ちなみに最近、ナンヨウショウビンは姿を見せていません。まだどこかにいてくれると期待しています。^^;
キバラガラは、松ぼっくりに嘴を差し込み、松の実を取り出して器用に足に挟んで食ったり、小さな虫を捕まえては食っていました。木の上の方から降りてこないのとちょこちょこと素早く動くのでなかなか写真に収めにくい鳥です。キバラガラのサイズは、メジロより一回り小さいようです。
キバラガラ キバラガラの幼鳥。思った以上に黄色かった。成鳥ならもっと鮮やかなのだろうか。
キバラガラ キバラガラ こちらの個体の方が頭の色など灰色の部分が若干濃く見えた。
キバラガラ キバラガラ2羽。奥にぼんやり写っているのが、上写真の個体。
キバラガラ ロクヨンと三脚でじっくり撮りたいんですが、キバラガラは、行動範囲が広くて見つけるのが大変なので機動性のある100-400で撮りました。
2017年10月24日(旧暦では2017年9月5日)
アトリとマヒワの群れが公園に入っていました。アトリの群れは毎年、冬になると観察できますが、マヒワは沖縄では初めて見ました。
両者とも数十羽の群れをそれぞれつくり、早朝、公園にやってくると松の実やアコウの実を食っていました。餌は豊富にあるので越冬してくれると楽しみが増えるのですが…。
公園の芝生には、部分白化したキジバトがいました。最初見たときは木漏れ日が当たっているのかと思いましたが、よく見てみると部分白化個体でした。キジバトの部分白化は度々目にしますね。
アトリ アトリ 松ぼっくりから実を取り出すアトリのメス。数十羽のアトリが一斉に松の実を食うと、実を覆う薄皮が粉雪のようにひらひらと舞っていました。
マヒワ マヒワのオス。こちらも松の実を食っているようでした。
マヒワ マヒワは、群れでやってくると木の高いところであたりを見回していました。
リュウキュウキジバト 2017年10月24日(旧暦では2017年9月5日)
八重山を含めて沖縄県内で初めてヒバリを見ました。本島でも数年に1度ぐらいの頻度でしか見られない珍鳥です。
赤土の農耕地で1羽でいました。地面を歩き回りながら小さな虫をとったり、草の種を食ったりしていました。落ち着かない感じでしたので長くは止まらなそうな予感。
冠羽をよく立てていたのでオスだと思われます。
ヒバリ この日は最高気温が30度近くに達し、夏のような一日でした。ヒバリも口を開けて暑そうにしていた。
ヒバリ スズメがよく食っている草の種をヒバリもついばんでいました。ヒバリって種子も食うんですねー。
2017年10月24日(旧暦では2017年9月5日)
オニアジサシを探しに干潟に行く400メートルほど離れた対岸にアジサシの姿が見えます。今年もオニアジサシやってきたなと思ったのですが、よく見てみるとどうもしっくりこない。カメラで撮影して拡大してみるとハシブトアジサシでした。昨年も同じ場所でハシブトアジサシが現れて翌日ぐらいにオニアジサシがやってきました。今年も間も無くオニアジサシがやってくるのを期待です。
アカエリヒレアシシギは、水面をくるくる回りながら餌探し。水浴びする姿も観察できたのですが、やはりこの姿も独特。小さくて地味なシギですがなかなかの存在感を放っていました。
ダイシャクシギも1羽いました。今年は、大型のシギは天気が良すぎたせいか沖縄で休憩せずにノンストップで渡っていったような感じですが、ここにきてやっと大型シギが見られました。^^
アカエリヒレアシシギ ハシブトアジサシ はるか遠く(400メートル以上)にいたハシブトアジサシ。なんとかハシブトアジサシと分かる距離。
ダイシャクシギ チュウシャクシギ ダイシャクシギから少し離れてチュウシャクシギがいました。
2017年10月24日(旧暦では2017年9月5日)
越冬のため沖縄にやってくるミサゴが増えてきました。海岸の防風林や干潟で獲物を食っているミサゴに出会えました。
ミサゴ ミサゴが強風にあおられながら獲物の魚を食っていた。
ミサゴ 干潟では大きなボラをつかんだミサゴが目の前に舞い降りました。
ミサゴ ミサゴは必ず魚の頭から食います。あそこが一番うまいのだろうか?