秋の渡り、アカハラダカ、サシバ、ヒシクイ、エゾビタキ
今日は、二十四節気の寒露です。冬鳥たちがやってくる季節ですね。
今朝は、午前5時半に起床し、午前7時半には名護岳の天上展望台に到着しました。到着後、1時間ぐらいは何も飛びませんでしたが、午前8時半ごろから北の方角からアカハラダカの群れがやってきました。今日最大のタカ柱は100羽ほどでかなり迫力がありました。
午前9時までも観察で250羽ほどが南へ渡って行きました。
また、サシバも十数羽がアカハラダカの群に混じって南に渡って行きました。石垣島では、アカハラダカは早朝にサシバは午後15時以降に飛ぶので両者が同じタカ柱をつくることはなかったのですが、名護岳では、アカハラダカとサシバの交ざったタカ柱が観察でき得した気分!!
エゾビタキも小さな群れがいくつも南に飛び去って行きました。田んぼには、ヒシクイが5羽やってきていました。季節の移ろいを感じさせます。
10月10日追記: この日は、最終的にアカハラダカ500オーバー、サシバ40ほどが飛んだそうです。
アカハラダカのメス。今年は、秋の渡りが遅れているそうです。
アカハラダカの幼鳥。
こちらもアカハラダカの幼鳥。幼鳥が多い一日でした。
こちらはアカハラダカの成鳥メス。
タカ柱が何本も立ち上がりましたが、遠くてカウントが難しかった…。
アカハラダカの群れに混じって時折、サシバも割ったって行きました。
曇り空で残念なサシバの渡り。
エゾビタキもたくさん渡ってきているようでした。名護岳の天上展望台から十数羽の群れが渡り、合計百数十羽以上が南へ飛び去る様子が観察できました。
田んぼにはヒシクイが5羽佇んでいました。少し疲れているのか水たまりで長いこと休んでいました。ずいぶん南まで来てしまったものです。